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ゲンダイ
またも日大で不祥事《10年で4000万円をダマし取った》重量挙部監督の「ヤバすぎる素顔」…学費免除のスポーツ特待生から授業料などを「不正徴収」していた
日本大学体育会系の問題の深刻さは、あまりにも前から「不正」「腐敗」が浸潤していたので、誰もがそれを「不正」と思ってこなかったと言うところにある。

公式サイト 7月12日

重量挙部で発覚した金銭不祥事のお詫びと部員への被害回復に向けての手続き開始について

本学重量挙部において、昨年12月まで10年間毎年、同部に納入されるべき入部金の徴収と同時に、入学時の本学への納付金(入学金・授業料等)の全部又は一部を免除されている奨学生部員からも納付金全額を代理徴収するという違法行為があった事実が、本学の調査(同部関係者からの聴取と金融機関から開示された10年分の口座内容の精査等)により判明しました。

 同部幹部Aは部内に指示して、奨学金制度の対象である新入学・入部予定者の保護者に対し、同制度による納付金の免除は2年目からであるなどと虚偽の記載のある入学案内及び納付金の請求書を送付し、重量挙部の金融機関の口座に金員を振込ませます。その内、免除額に相当する金員を現金化して自己の管理下に置き、その多くを私的に使用していたことを認めています。
 なお、学内で保管していた現金はすでに本学に返還しています。


9月18日

現時点で確認できるかぎり少なくとも陸上競技部は10年間で、短距離部門6名、走幅跳等の跳躍部門14名、男子の円盤投などの投擲部門5名、スケート部は7年間でアイスホッケー部門29名の奨学生部員・保護者に対し、2競技部の幹部において、なんらの説明もしないままに、奨学生として免除された納付金の半額・全額ないし一部の当該競技部への振込を求めて徴収するという不適切な事例が幹部らの自らの申告又は幹部らからの聴取により判明しています。
  イ また、バスケットボール部については、現時点では、一部の保護者について徴収の適否を判断するうえで保護者の理解内容についてさらなる精密な調査検討の必要な状況にあります。


こういう悪事を働く輩は「共犯者」を作りたがる。重量挙部でやっていた「詐欺行為」を他の競技でもやりはじめたのは「こういうやり方で金を貯めるんだ」と重量挙部の幹部が、手口を他の競技部に教えて、広げていったのだろう。

さらにそれ以前の問題として、日本大学全体が、田中英壽という「闇の帝王」みたいな権力者によって掌握されていて、とりわけ体育会系は田中とその一派にとっては「何とでもなる」、宝の山のようなものになっていた。
そういう腐敗の温床が、永く続いてきて、ときおり「腐った花」が咲くと言うことだろう。

おどろくのは、ここまで腐りきっていながら、日大は「日大スポーツ」をブランドとして積極的にアピールしているということだ。真相究明などできていないのに「もう終わりました」として、爽やかイメージを売り出している。

そういう形で自分たちの利権を温存しながら、何とか切り抜けていこうと言う意図が見える。田中英壽は死んだが、日大の「田中的なるもの」は、ずっと続いているのではないか。

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