このお相撲さんは、大人たちの勝手な思惑に右往左往した挙句に28歳で引退してしまったと言う印象が強い。
他のお相撲さんと異なり、貴景勝は「芦屋のええとこの家」の生まれであり、貴信という名前は、父親が横綱貴乃花にあやかって名前を付けたと言う。
父親は身体を大きくするために、毎日高カロリーの食事を貴景勝に無理やり摂らせた。当時から青少年期の過度の栄養摂取は、子供の将来に深刻な影響を与えることは明らかだったはずだが、貴景勝は父親によって「無理やり太らされた」。
そのうえで埼玉栄高校で相撲のエリート教育を受けたうえで、貴乃花部屋に入門したわけだ。
しかし、貴景勝は175㎝から背が伸びなかった。これは少年期に過度の栄養を摂取したうえにハードなトレーニングをしたことが影響していると思われる。
そういう無理な「詰め込み」をすると「骨端線」が閉じるのが早くなり、身長が止まってしまう。
体格の不利をカバーするために、貴景勝はさらに体重をつけて、175㎝165㎏という異様な超あんこになってしまった。
この体型では廻しを引いての四つ相撲は取ることができない。貴景勝は、力士としての大成を目指すうえでは不利な「突き押し相撲」に徹することしかできなくなった。
それでもスピード出世をして初土俵から2年半で新入幕、2018年には小結まで上がる。
しかしこの時期に、師匠の貴乃花が相撲界を追われると言う大事件が起こる。
貴乃花自身は「八百長の根絶」を目指して協会と厳しく対立していた。それは良いが、その後の貴乃花の行状からして、相撲部屋をちゃんとマネジメントしていたかどうかは大いに疑問が残るところだ。
貴景勝は元小結隆三杉の千賀ノ浦部屋、さらに名称が変更になった常盤山部屋に所属。2019年には大関に昇進する。優勝は4回を数えるが、頚椎損傷と言う押し相撲としては致命的な故障をし、ダイエットも筋トレも中途半端なまま、故障、休場が多くなった。
今年に入ってからは引退やむなし、という状況になり、年寄株の取得を待つばかりとなっていた。
この体形は、アスリートの姿とは全く思えない。親をはじめ指導者に恵まれず、いびつな形で競技生活を終えた。
28歳、大谷翔平よりも2歳も若いアスリートの引退は、今の大相撲の病的な体質を象徴していると言えよう。
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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】
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しかし、貴景勝は175㎝から背が伸びなかった。これは少年期に過度の栄養を摂取したうえにハードなトレーニングをしたことが影響していると思われる。
そういう無理な「詰め込み」をすると「骨端線」が閉じるのが早くなり、身長が止まってしまう。
体格の不利をカバーするために、貴景勝はさらに体重をつけて、175㎝165㎏という異様な超あんこになってしまった。
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それでもスピード出世をして初土俵から2年半で新入幕、2018年には小結まで上がる。
しかしこの時期に、師匠の貴乃花が相撲界を追われると言う大事件が起こる。
貴乃花自身は「八百長の根絶」を目指して協会と厳しく対立していた。それは良いが、その後の貴乃花の行状からして、相撲部屋をちゃんとマネジメントしていたかどうかは大いに疑問が残るところだ。
貴景勝は元小結隆三杉の千賀ノ浦部屋、さらに名称が変更になった常盤山部屋に所属。2019年には大関に昇進する。優勝は4回を数えるが、頚椎損傷と言う押し相撲としては致命的な故障をし、ダイエットも筋トレも中途半端なまま、故障、休場が多くなった。
今年に入ってからは引退やむなし、という状況になり、年寄株の取得を待つばかりとなっていた。
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それにしても少年時代からの力士の「早期育成」なんて長い目で見れば百害あって一理なしって感じがしますね、ブログでも取り上げられている通り早い段階で背の伸びが止まってしまう、ちびっ子力士には丸々と肥え太ってる子供がいますが、そういう子の中には既に相撲以外のスポーツをまともにこなす事が出来ず、運動能力が養われない、何より小学生の段階で生活習慣病予備軍を作っているようなものですし、考え直さなくてはいけないのではないかと思いますね。
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