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デイリー
NPB フジテレビの日本Sパス没収問題に初言及 「信頼関係が毀損された」チェコ戦もパス発行せず 「一度、話し合いをしたい」
この取材で、少なくともNPBの井原事務局長が、自分たちとメディアの関係について「異様な認識」を持っていることが明らかになった。

井原事務局長はまず
「日本シリーズ」は、12球団を通して、日本シリーズというのはプロ野球にとって最大の価値があるもの。日本シリーズは一番上のものとして、ペナントレースも成立しているという位置づけ。
であるとの認識を示した。

それはその通りだろう。ただ一般社会から見て、日本シリーズが「ものすごく大事な大会なんだぞ」と言われても「知らんがな」ということになる。

確かにプロ野球は公共財であり、文部科学省、スポーツ庁の管轄下にある「公的存在」という一面を持つ。しかし同時に営利興行であり、国民、日本社会がこぞって賛仰しなければならないものではない。

そしてフジテレビが、日本シリーズの裏番組で、ワールドシリーズのダイジェストを放送したことについて
日本シリーズの地上波完全中継これはテレビ局さん、スポンサーさん、今はSMBCさんですね。テレビ各局、12球団すべてのプロ野球関係者、野球機構を含めて協力体制のもと行われている。その協力体制が損なわれる、危うくするような状況であった

と話した。これも「知らんがな」だ。
日本シリーズに新聞、テレビメディアが協力体制を取り、スポンサーがついているのは、あくまで「NPBさんの内部の事情」であり、別に公のものではない。
「これだけの協力体制が敷かれているのに、フジテレビはそれを裏切るのか」と言われても、これも「知らんがな」ではある。
プロ野球関係者にとっては、大事な話かもしれないが、一般国民の利益には何ら関係がない。

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民放テレビ局は、視聴率の高い番組、広告効果が見込める番組を作り、より多くのお金を出す広告主を集めて収益を得ている。公序良俗に反しない限り、民放は「市場原理」で動いている。

今季の日本シリーズの視聴率は、第6戦で関東地区で14.4%を記録したが、第2戦、第3戦は一桁だった。
どんなにこれまで強固な「協力体制」を作ってきたか知らないが、視聴率が上がらなければ、テレビ局は他のコンテンツを選択する自由があるし、協力体制を離脱する権利だってある。

「みんなで一緒に盛り上げてきたんだから、裏でライバルコンテンツを流すなんて許せない」と言われても、それは内輪の事情であり、それをあたかも「公益に反した」かのように言うのは、とんでもない「勘違い野郎」としか言えない。




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