大山悠輔は、自分の実力と巨人、阪神と言うチームの「体質」を勘案して、自重したのだろうが、誠に賢明だった。巨人は「FA移籍する球団」としては「最悪」だと言ってよい。
ここ10年、他球団から巨人にFAで移籍した選手は11人いる。これら選手の巨人での成績。
(スクショの馬鹿!)
相川は横浜からヤクルトにFA移籍、さらに巨人に2回目のFA移籍をした。巨人では控え捕手として3年間プレー。
金城は首位打者も取った強打者だったが巨人にFA移籍して1年で引退。
脇谷は2013年、片岡治大の人的補償で西武へ、そしてFA権を取得して巨人に戻ってきた。2年で引退。
山口はDeNAの先発投手。FAで移籍し3年目に最多勝を獲得するが、そのオフにポスティングでブルージェイズへ、通用せず1年で巨人に復帰し2年で引退した。
森福はホークスの「勝利の方程式」を担ったが、巨人移籍後は1年目に30試合投げたが、以後はほとんど投げず3年で引退。
陽岱鋼は、日ハムのスター外野手だったが、巨人に移籍後は一度も規定打席に載らず5年で退団した。
西武の先発投手の野上は巨人移籍1年目は4勝4敗。しかし以後登板数が減り3年で引退。
西武の正捕手炭谷は、森友哉の成長もありFA移籍。しかしポジションはなく控え捕手に甘んじ、3年目のシーズン中に楽天に移籍した。
広島の主力外野手だった丸はFA移籍した1年目から全試合出場。以後も外野手、中軸打者として活躍を続けている。
DeNAの快速外野手の梶谷はFA移籍1年目に死球、故障。以後も故障に悩まされ、4年間で169試合に出ただけで引退。
同じく井納は、移籍後全くの不振に陥り2年で引退。
そもそも巨人は、FA選手の「目利き」が悪い。怪我があったり問題がある選手でもダボハゼのように飛びつく。そして入団後の起用法にも問題がある。
巨人では、FA移籍選手が優遇されるのは、1年目の最初の内だけ、と言っても良い。そこで調子が上がらなければ「FA選手といっても特別扱いしない」となって、出場機会が限定され、いつの間にか忘れさられるのだ。
伝統的に、高額年俸の選手を塩漬けにしても「何とも思わない」巨人は、選手を本当に無駄遣いする。
他球団であれば、FA移籍選手は、少なくとも1年は故障しない限り、スタメン、ローテを保証する。
実力があっても、他の球団の水になれるには時間がかかるからだ。
2016年、西武から楽天にFA移籍した岸孝之は40歳になった今年もローテを維持している。
2017年、阪神からDeNAに移籍した大和は内野のユーティリティとして今年まで活躍した。
2018年、西武から楽天にFA移籍した浅村栄斗はずっとレギュラーの座をキープし、来季は2000本をクリアしそうだ。
同じ年、オリックスから阪神に移籍した西勇輝は今季もローテを維持した。
2019年ロッテから楽天にFA移籍した鈴木大地はポジションを代わりながらも一線で活躍している。
2021年、中日からソフトバンクにFA移籍した又吉克樹は、昨年まで勝利の方程式を担った。
2022年、西武からオリックスにFA移籍した森友哉は中軸打者、捕手として活躍。
同年、オリックスから日ハムにFA移籍した伏見寅威は、2番手捕手として存在感を示している。
同年、日本ハムからソフトバンクにFA移籍した近藤健介は、今季MVPを獲得。
2023年、広島からオリックスにFA移籍した西川龍馬は、数字的には物足りないが規定打席をクリア。
同年、オリックスから日本ハムにFA移籍した山﨑福也は元同僚の伏見とバッテリーを組み、日ハム2位浮上の原動力となる。
同年、トラブル含みで西武からソフトバンクに移籍した山川穂高は本塁打、打点の2冠。
巨人以外の球団へのFA移籍は、ほとんどモノになっている。この10年でダメだったのは、2019年、ソフトバンクからロッテにFA移籍した福田秀平くらいだ。
この前例を見ても「巨人へのFA移籍」はドツボ、だと言ってよい。
甲斐拓也はまだ結論を出していないが、相川亮二や炭谷銀仁朗みたいになっても良いのなら、FA移籍すればよいと思う。
昭和の時代、巨人は「よその主力選手でも、うちに来れば控えだよ」と豪語していた。そういう選手に対するリスペクトのない姿勢がまだ残っているのだろう。
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2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】
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金城は首位打者も取った強打者だったが巨人にFA移籍して1年で引退。
脇谷は2013年、片岡治大の人的補償で西武へ、そしてFA権を取得して巨人に戻ってきた。2年で引退。
山口はDeNAの先発投手。FAで移籍し3年目に最多勝を獲得するが、そのオフにポスティングでブルージェイズへ、通用せず1年で巨人に復帰し2年で引退した。
森福はホークスの「勝利の方程式」を担ったが、巨人移籍後は1年目に30試合投げたが、以後はほとんど投げず3年で引退。
陽岱鋼は、日ハムのスター外野手だったが、巨人に移籍後は一度も規定打席に載らず5年で退団した。
西武の先発投手の野上は巨人移籍1年目は4勝4敗。しかし以後登板数が減り3年で引退。
西武の正捕手炭谷は、森友哉の成長もありFA移籍。しかしポジションはなく控え捕手に甘んじ、3年目のシーズン中に楽天に移籍した。
広島の主力外野手だった丸はFA移籍した1年目から全試合出場。以後も外野手、中軸打者として活躍を続けている。
DeNAの快速外野手の梶谷はFA移籍1年目に死球、故障。以後も故障に悩まされ、4年間で169試合に出ただけで引退。
同じく井納は、移籍後全くの不振に陥り2年で引退。
そもそも巨人は、FA選手の「目利き」が悪い。怪我があったり問題がある選手でもダボハゼのように飛びつく。そして入団後の起用法にも問題がある。
巨人では、FA移籍選手が優遇されるのは、1年目の最初の内だけ、と言っても良い。そこで調子が上がらなければ「FA選手といっても特別扱いしない」となって、出場機会が限定され、いつの間にか忘れさられるのだ。
伝統的に、高額年俸の選手を塩漬けにしても「何とも思わない」巨人は、選手を本当に無駄遣いする。
他球団であれば、FA移籍選手は、少なくとも1年は故障しない限り、スタメン、ローテを保証する。
実力があっても、他の球団の水になれるには時間がかかるからだ。
2016年、西武から楽天にFA移籍した岸孝之は40歳になった今年もローテを維持している。
2017年、阪神からDeNAに移籍した大和は内野のユーティリティとして今年まで活躍した。
2018年、西武から楽天にFA移籍した浅村栄斗はずっとレギュラーの座をキープし、来季は2000本をクリアしそうだ。
同じ年、オリックスから阪神に移籍した西勇輝は今季もローテを維持した。
2019年ロッテから楽天にFA移籍した鈴木大地はポジションを代わりながらも一線で活躍している。
2021年、中日からソフトバンクにFA移籍した又吉克樹は、昨年まで勝利の方程式を担った。
2022年、西武からオリックスにFA移籍した森友哉は中軸打者、捕手として活躍。
同年、オリックスから日ハムにFA移籍した伏見寅威は、2番手捕手として存在感を示している。
同年、日本ハムからソフトバンクにFA移籍した近藤健介は、今季MVPを獲得。
2023年、広島からオリックスにFA移籍した西川龍馬は、数字的には物足りないが規定打席をクリア。
同年、オリックスから日本ハムにFA移籍した山﨑福也は元同僚の伏見とバッテリーを組み、日ハム2位浮上の原動力となる。
同年、トラブル含みで西武からソフトバンクに移籍した山川穂高は本塁打、打点の2冠。
巨人以外の球団へのFA移籍は、ほとんどモノになっている。この10年でダメだったのは、2019年、ソフトバンクからロッテにFA移籍した福田秀平くらいだ。
この前例を見ても「巨人へのFA移籍」はドツボ、だと言ってよい。
甲斐拓也はまだ結論を出していないが、相川亮二や炭谷銀仁朗みたいになっても良いのなら、FA移籍すればよいと思う。
昭和の時代、巨人は「よその主力選手でも、うちに来れば控えだよ」と豪語していた。そういう選手に対するリスペクトのない姿勢がまだ残っているのだろう。
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