
21世紀以降のシーズン最多敗記録は、1962年、加入1年目のニューヨーク・メッツの40勝120敗、勝率.250だった。昨年のホワイトソックスは41勝121敗、勝率は.253だったが最多敗記録を更新した。歴史的な弱さだったのだ。
23年と24年のチーム成績

2021年には地区優勝していたが、22年は81勝81敗で2位、23年は100敗して4位、24年は121敗と急坂を転げ落ちた。MLBはこういうこともあるのだ。
23年と24年チーム打撃成績の推移

前年からWARでは最下位だったが、さらに下落し、WARはついにマイナスに。年俸総額は6位の0.97億ドル越えだから、これは深刻だ。
23年と24年の打線

捕手のグランダル、遊撃手のアンダーソンが移籍、2000本安打のグランダルは引退。
代わってニッキー・ロペス、デヨング、ドミニク・フレッチャーが入団。ベテランのトミー・ファムも入ったが、前年ブレークしたルイス・ロベルトJr,が大きく成績を落とす。
ベニンテンディが20本塁打、一塁のボーンが19本塁打したが、フライボール革命全盛のMLBでは最弱の打線になってしまった。
最下位チームの常として、多くの選手をとっかえひっかえ使ったが、結局、負けが込むのを止めることができなかった。
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ベニンテンディが20本塁打、一塁のボーンが19本塁打したが、フライボール革命全盛のMLBでは最弱の打線になってしまった。
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