
週刊文春
「下着を脱がせ、両足を掴んでブラブラ揺さぶり…」《新鋭の強豪校》千葉学芸高校野球部“下級生イジメ”の悪質な実態 被害者は「動画を撮られた」と主張し、警察は立件を視野に調査中
文春が集中的に連載している。
千葉学芸高は2000年に千葉県大会に初めて出場した新興校だが、このところ4回戦、5回線まで進出している。
明らかに「甲子園に出て有名になりたい。生徒をたくさん集めたい」という意向で前のめりになっているのだろう。
最近になって高校野球を強化し始めた高校に多いのは「女子高からの転身」組だ。
「いまどき女子高でもないだろう」と経営陣が言い出して、男子生徒を募集する。しかし、長く女子しか行かなかった学校には、なかなか男子が来てくれない。
「だったら野球部だ、甲子園に行けばいっぺんに男子が集まってくる」
と、野球部を強化するのだ。
まずやるのは「実績のある指導者」。甲子園出場校でコーチをやっていたような指導者を連れてくる。千葉学芸の高倉伸介監督も、三重の強豪、三重高校のコーチ、監督経験者だ。
学校はこういう指導者に「選手の成長」とか「子供の未来」とか、きれいごとの目標を課さない。
「何年で甲子園に行くんだ?」と詰め寄って約束をさせる。
「その代わりにいい選手とってくださいよ」「もちろんだ」
となる。そういう選手を寮に住まわせて、ひたすらしごきまくって搾り上げ、試合に勝って強豪校になるのだ。
高島監督も2017年の春季千葉大会で優勝するなど「甲子園まであと一歩」になっていた。

しかしその陰で、選手、チームのストレスは高まる。いじめ、リンチはこんな中で起こった。
高校野球のリーグ戦、リーガ・アグレシーバは、こうした野球とは真逆で、選手の「未来」のために、スポーツマンシップにのっとった野球を行っているが、そのメンバーのある監督は、学校から「やってることが甘っちょろい」と解任された。そして新しく就任した監督は、スパルタで指導をしたが、就任早々に「暴言」「パワハラ」で、学生野球協会から謹慎処分を食らった。
世の中は変わっているのだ。いまどき「昭和の高校野球」をやれば、一発であうとになるのだ。
選手を育てず「野球だけ」しか教えない学校が、今後、生き残る余地はないということを思い知るべきだろう。
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と、野球部を強化するのだ。
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学校はこういう指導者に「選手の成長」とか「子供の未来」とか、きれいごとの目標を課さない。
「何年で甲子園に行くんだ?」と詰め寄って約束をさせる。
「その代わりにいい選手とってくださいよ」「もちろんだ」
となる。そういう選手を寮に住まわせて、ひたすらしごきまくって搾り上げ、試合に勝って強豪校になるのだ。
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