斎藤佑樹の記事で、NP/IP、NP/BFの数字が出たので、昨シーズンのNPB、MLBの先発投手の数字を見ておこう。いろいろ興味深いことがわかる。
昨年、規定投球回数に達したセパ両リーグの投手の先発登板の記録から。NP/GSは先発1登板当たりの投球数、IP/GS先発1登板当たりの投球回数。NP/IPは、1回あたりの投球数。NP/BFは打者一人当たりの投球数。それぞれ数字の意味が違うのでご注意を。

NPB。

NP-NPB-20120427




セリーグ。内海哲也は先発すると7.06回を投げ110球を費やす。そして1回あたり15.59球、1人当たり3.94球をなげるということだ。

中日の吉見一起、ヤクルトの館山昌平など、コントロールが良いとされる投手はNP/IPの数字が少ない。NP/BFはバリントンが一番良い。

パリーグは、セと違う次元の投球だったことが分かる。平均で110球以上を投げる投手が7人。ダルは9回半ばまで普通に投げていた。セリーグよりも先発投手が強力だったことはこれでもわかる。

この数字をMLBと比較する。長い表で恐縮。

NP-MLB-20120427


平均値を見ればアナ両リーグともに先発投手は6回100球が目安になっているということがわかる。

セリーグも似た数値になっているが、それは「100球以上投げる投手」と「100球持たない投手」の平均値がそうなっているだけだ。

もちろん、優秀な投手は100球を大きく越えている。ナリーグでは、リンスカム、ハラデー、クリフ・リー、アリーグではバーランダー、ウィーバー、ハーレン。

MLBのアリーグ、NPBのパリーグでより多くの投球数、投球回数を投げる投手がいるのは、指名打者制度があって、打順と交代機が無関係であることが大きいだろう。

MLBでは「並みの成績」の投手は6回、100球をめどに降ろされる。優秀な投手だけがそれを越えての登板が許されるということだ。

ダルビッシュは前回、119球を投げたが、この投球数を維持するような投球ができるだろうか。

この表、なかなか味わい深い。

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