2007年からの独立リーグの観客動員数の推移。関西独立リーグと女子野球。
新 プロ野球 観客動員 ランキング 速報 !というサイトを参照させていただいた。
2012年分は手計算。
関西独立リーグと1年だけ存在したジャパンフューチャーベースボールリーグ。

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1年目の開幕戦、大阪ドームでは1万1592人という独立リーグ最高の観客を動員した。私はこの試合を見るために、当時の事務所にチケットを買いに行ったが、イベントやセレモニーの準備に執心で、客そっちのけの印象だった。この段階ですでに勘違いしていたのかもしれない。

観客動員は急落。さらに野球とばくや詐欺などの犯罪、内紛がおこって関西独立リーグの信用は地に落ちた。
昨日も書いたが、NPBでも一番人気のある阪神とオリックスが存在する市場で、マイナーリーグが生きていくのは至難の業である。しっかりした戦略無くしては生きていけない。

選手は無給になり、入場料も取らない、しかしプロ野球である、との主張はすでに破たんしている。気の毒なのは選手と少数のファンだ。独立リーグ全体の印象も悪化しかねない。

NPBが救いの手を差し伸べることはできないだろう。このままフェイドアウトしてしまうのではないか。

女子プロ野球。

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今年は3球団になったが、公式サイトは入場者数をアナウンスしていない。
昨年までの2年間、2チームで試合をするだけだったが、独立リーグで一番多い観客数を集めた。

女子野球は底辺人口が増えつつあり、人気が高まっている。また話題性もある。「わかさ生活」という企業が全面的にバックアップしているのも大きい。

しかしながら、それだけではない。独立リーグはリーグ、各球団が公式サイトを持っているが、女子野球のサイトは、実に充実している。インフォメーションだけでなく、競技人口を増やすための努力もしている。選手をアイドルっぽい演出で紹介しているのも注目を集めるだろう。野球そのものも面白い。

興味半分で見に来る観客を贔屓にするために、一生懸命という感じだ。

このリーグはNPBのマイナーリーグではなく、女子のトップリーグである。存在意義が明確。NPBとは異なるマーケットもある。そしてマネージメントもしっかりしている。

前途多難は間違いないが、明るい展望もできそうだ。

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