松坂大輔は、ようやく形になってきた。
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速球系でストライクがとれるようになり、スライダーも決まり始めた。ここ2試合で往時の松坂に近い投球ができるようになった。被安打が2試合でわずか3本。球のキレも戻ってきているのだろう。

もう1、2試合見たいところだが、ボストン・レッドソックス=BOSには余裕がない。DL明期明けに上がってくるのではないか。初戦の1回の登板にすべてが凝縮されるだろう。

松坂の同僚、田澤純一

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BOSでは無失点の登板を続けていたが、敗戦処理や大差の試合が多かった。マイナーから打者をコールアップした時に落とされてAAA暮らし。落とされてからは、失点もしているしモチベーションが下がっている印象もある。次のチャンスのために、数字を残すべきだろう。

数奇な運命をたどる五十嵐亮太

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シーズン前はピッツバーグ・パイレーツだったが、トロント・ブルージェイズに移り、AAAで好成績を上げてメジャーに上がるも2試合連続で打ち込まれて戦力外に、すぐにニューヨーク・ヤンキース=NYYが拾い上げて、AAAスクラントンにいる。NYYは救援投手陣に赤信号がともっている。使えるものなら使いたいという感覚だ。

この投手はMLBでシーズン通して好成績を挙げたことがない。いいところを見せる最後のチャンスだろう。

早くも5/30に去年まで井川慶が在籍したスクラントンのユニフォームで登板した五十嵐は、1試合2回を投げてセーブを挙げている。

今月末にはこの3投手ともにMLBで姿を見ることが出来るのではないか。ただし、それは3人にとって、いずれも進退がかかる試練でもある。

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