過去の名前になりつつあった左腕が、ノーヒット・ノーラン。完全試合からは程遠い内容だったが、味わい深い投球だった。
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ジョー・マウアーが売り出すまで、ミネソタ・ツインズ=MINは、サンタナのチームだった。2003年から5年連続で二けた。2004年からの4年間は70勝42敗。サイヤング賞2回、最多奪三振3回、ERA1位2回。

まさにアリーグを代表する投手であり、MINの躍進の立役者だった。

争奪戦の果てに2008年からニューヨーク・メッツ=NYMにFA移籍。サンタナは1年目、期待にたがわぬ活躍をしたが、以後、左ひざ、左ひじ、左肩の故障に悩まされ2008から2010年まで3年連続で手術を受けた。昨年は全休、満を持しての今シーズンだった。

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先頭のファーカルに7球を費やすなど、立ち上がりは重たかった。2回には連続四球。4シームがそれほど速くなく、チェンジアップが生きていない感があった。

2回、アダムス、グリーンを連続三振。立ち直るかと思えたが、好調のセントルイス・カーディナルス=STLは、少なくとも安打はすぐに出ると思われた。

コントロールもそれほど良くなかったが、適度に荒れていることが良かったのかもしれない。

STLは良い当たりをいくつも飛ばした。8回にはきわどい(VTRではオンライン)ファウルもあったが、何とか9回に。最後の打者フリースを得意のチェンジアップでスイングアウトに切って取った。134球。1本でも安打が出ていたら、7回で降板していただろう。

いろんな意味で、このノー・ノーは長い期間苦労をしたサンタナへのご褒美だろう。

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