アトランタ・ブレーブス=ATLに移って3年、内容はともかくフル回転でチームを支えてきたデレク・ロー。彼が大きく負け越したことが、今季のATLを象徴している。
ATLの投手成績。昨年と今年。各STATSのナリーグ16球団での順位、各数値の昨年対比を入れた。
ローの今季の成績は四球こそ増えているがDIPSは向上している。投球回数も増えている。しかし勝敗は16勝12敗から9勝17敗へと急落している。その原因は、明らかに打線の援護が乏しかったことにある。投手陣が奮闘しても打線が点を取ってくれなかったのだ。
その傾向は昨年からあった。川上憲伸もその被害者と言えなくはないが、今年それがさらにはっきりしたのだ。
ジャージェンス、ビーチー、ハンソンという先発投手陣が交互にDL入りし、足並みがそろわなかったことも大きい。
救援陣には、クレイグ・キンブレルが登場。新人王を獲得する活躍。これは明るいニュースだ。ジョニー・ベンタース、エリック・オフラハティという抜群のセットアッパーもさらに磨きがかかった。
強豪チームだっただけにあまり有望な選手は多くないが、6月のデビューしたランドール・デルガドは9月にローテーション入り。来季の楽しみが増えた。
投手陣はしっかりしているのだ。課題は打線だ。ポストシーズンの枠が少し広くなりそうな来季だが、ワシントン・ナショナルズ=WASが勢いをつけそうなだけに、予断を許さないATLである。
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ローの今季の成績は四球こそ増えているがDIPSは向上している。投球回数も増えている。しかし勝敗は16勝12敗から9勝17敗へと急落している。その原因は、明らかに打線の援護が乏しかったことにある。投手陣が奮闘しても打線が点を取ってくれなかったのだ。
その傾向は昨年からあった。川上憲伸もその被害者と言えなくはないが、今年それがさらにはっきりしたのだ。
ジャージェンス、ビーチー、ハンソンという先発投手陣が交互にDL入りし、足並みがそろわなかったことも大きい。
救援陣には、クレイグ・キンブレルが登場。新人王を獲得する活躍。これは明るいニュースだ。ジョニー・ベンタース、エリック・オフラハティという抜群のセットアッパーもさらに磨きがかかった。
強豪チームだっただけにあまり有望な選手は多くないが、6月のデビューしたランドール・デルガドは9月にローテーション入り。来季の楽しみが増えた。
投手陣はしっかりしているのだ。課題は打線だ。ポストシーズンの枠が少し広くなりそうな来季だが、ワシントン・ナショナルズ=WASが勢いをつけそうなだけに、予断を許さないATLである。
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