野球の記録で話したい

Baseball Stats Lounge

記録庫2009

2010年1月、主な選手の異動(野手編)|記録庫2009

今年になってからも多くの選手が移籍した。めぼしい選手だけでも数十人になる。そのすべての記録を紹介したいのだが、一人ひとり記事にしていると、更新情報が多すぎて読みにくくなってしまう。でも、STATSを紹介したい。そのジレンマを解消すべく、「記録庫2009(シーズン開幕までは2009と言う考え方)」というカテゴリーを設け、過去の時間で記事を集中的にアップした。

で、以下にリストを作成した。すでに記事として紹介したものも含む。

リストのリンク先には記事とSTATSがあります。気になった選手のデータを参照してください。投手編も数日のうちに紹介します。

ミゲル・オリーボ KcからCOLへ。1月4日。 

トロイ・グラス STLからATLに。1月5日 

シェリー・ダンカン NYYからCLEへ。1月5日。

オースチン・カーンズ WASからCLEへ。1月5日。

ラス・アダムス TORからNYMへ 1月5日 

ホリデーは結局元のさや、STL。 1月5日 

ベルトレ、1年契約でBOSへ 1月5日  

ジャック・カスト OAKに残留。1月7日 

スコット・ポドセドニク CHWからKcに。1月8日 

コッチマン、SEAの1Bを守るか? 1月8日 

カリル・グリーン STLからTEXに。1月9日 

エリック・ヒンスキー NYYからATLに。1月12日  

マーク・グルゼラネク MINからCLEへ。1月12日 

Fグティエレス、SEAと4年契約 1月13日 

オーブリー・ハフ DETからSFへ。1月13日。 

へアストン兄弟、SDへ 1月16日、18日  

ケビン・クーズマノフ SDからOAKへ移籍 1月16日 

ジェレミー・リード、NYMからTORへ 1月19日  

ポール・ロデューカ、COLに復帰。1月22日 

ジェイ・ペイトン、COLへ 1月22日 

リック・アンキール、STLからKcへ 1月25日  

マット・ステアーズ、PHIからSDへ 1月26日  

ジム・トーミ、LADからMINに。 1月26日  

ミゲル・テハダ、HOUからBALに復帰 1月26日 

ミゲール・カイロ、PHIからCINに。1月27日 

ジム・エドモンズ、MILへ 1月28日 

ザビエル・ネイディー、NYYからCHCに。1月29日  

SEA、エリック・バーンズと1年契約 1月29日



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セス・マクラング、MILからFLAへ。2月6日|記録庫2009

速球派の先発兼セットアッパー。99年に5順目でTBに入団。速球派の投手として頭角を現した。MLB昇格直前の2003年にトミー・ジョン手術をするが、速球は衰えなかった。長身巨漢、投げおろしの威力ある球が武器だが、コントロールが悪く、先発投手としては目立った成績は残していない。若さと速球が魅力だ。マイナー契約。

 Seth McClung

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ギレルモ・モタ LADからSFへ。 2月2日|記録庫2009

ドミニカ出身のモタは、1990年NYMと契約。以後96年までSS、3Bとしてマイナーでプレーするが、三振が多く荒いバッティングの上にエラーが多かった。そこで強肩を活かして投手に転向。マイナーリーグからスタートし、優秀なSTATSを上げて99年にはMLBにデビューした。以後、毎年50試合を投げるセットアッパーとして息の長い活躍を続けてきた。37歳になるが、速球を中心に小気味よい投球をする。連打される癖があるが、まだ通用する投手である。マイナー契約。

 Guillermo Mota

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ジョシュ・フォッグCOLからNYMへ。1月29日|記録庫2009

大学、マイナーの時はクローザー、セットアッパーだったが先発に転向し、PITで3年連続10勝を挙げた、球威はなく微妙な球筋を投げ分けて、打たせて取るタイプ。またスタミナもないが、打たれながらも数字を残していくしたたかな投手だった。しかしここ2年は成績を落としていた。マイナー契約。NYMではセットアッパーとして起用すると思われる。

Josf Fogg

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ミゲル・バティスタ、SEAからWANへ。1月29日|記録庫2009

2007年に限ればSEAでエース級の活躍をしたバティスタだが、年々成績を落とし、2009年はセットアッパーに。それなりに好投したが、900万ドルと言う年俸に見合う働きとはとても言えなかった。城島との相性が良い数少ない投手の一人でもあったが。

腰に故障を抱えており、球威が落ちている。今年は39歳になるが、クレバーな投手でもあり、もうひと働きする可能性はあるだろう。マイナー契約。

 Miguel Batista

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ホゼ・コントレラス COLからPHILへ。1月28日|記録庫2009

キューバに対するMLBの認識を変えてしまった投手である。2003年、つまり松井が入団した年にBOSとの争奪戦の果てにNYYに入団。しかし、故障に加えて成績もぱっとせず、2年15勝でCHWに移籍。ここではローテーションの一角を守ったが、前評判の剛腕投手と言うより打たせて取る老獪な投球に代わっていた。2005年から翌年にかけては17連勝を記録した。しかし、以後は年々成績を下げている。

ことし39歳と言う年齢でもあり、どれだけ働けるかは不明だ。MLBは以後、キューバ選手の獲得はベテランではなく、若手に限定するようになった。1年150万ドル。

Jose Contreras

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ジョン・ガーランド、LADからSDへ。1月26日|記録庫2009

MLBで最も安定感のある投手の一人であるジョン・ガーランドはLADから同地区のSDへ移籍した。470万ドルの1年契約で翌年は双方にオプションが付いている。

Jon Garland
97年CHCの1順目で入団。以後先発投手として成長し、2002年からはローテーションの一角として毎年二桁の勝ち星を上げる。若いころは球数が多く四球を出す投手だったが、2005年ころから無駄球が減ってエース級の成績を上げるようになった。2007年FAでLAAに、2008年末にはARI、LADと移籍をするが、ローテーションを外れることはなかった。

これほどの投手でありながら評価がやや低いのは、被安打率が高く、防御率、WHIPが良くないからだと思われる。しかし、間違いなく計算のできる投手である。

 

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ベン・シーツ、MILからOAKへ。1月26日|記録庫2009

長くMILのエースとして活躍してきたシーツだが、2008年9月にひじを痛めて2009年はシーズンを棒に振った。1年空白があるのにもかかわらず、1000万ドル+出来高の1年契約。

Ben Sheets
シーツは99年1順目でMILに入団。先発投手として3年目にはMLBに昇進し、重たい速球と抜群の切れがあるカーブ、チェンジアップなどを駆使してエースとして君臨した。打線が弱いこともあって負け星が多い。また被安打数も多いが、スタミナ抜群の投手としてローテーションを守り続けた。

しかし、2005年から肩の故障をたびたび起こし、満足なシーズンを送れなくなる。2008年にようやく復活するも、今度はひじのけんを断裂、手術を行った。

資金不足のOAKが大枚をはたいて獲得。ビーンGMにとって勝算のある商売なのだろう。なお、広島、阪神で活躍したアンディ・シーツはいとこ。

 

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ホセ・アルレドンド、LAAからCINへ。1月22日|記録庫2009

ドミニカ出身。2008年に速球とスプリッターでセットアッパーながら10勝を挙げブレークした。三振の取れる投手であり、K-ROD二世とまで言われたが、一転打ちこまれ、通用しなくなった。球速が落ちたのが原因ではないかと思われる。春先のWBCでの登板の影響があったかもしれない。マイナー契約でCINへ。若いし、まだ充分可能性がある。

Jose Arredondo

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左腕リッチ・ヒル、BALからSTLへ。1月22日|記録庫2009

2007年1年だけながら、BALの先発投手として安定した成績を残したリッチ・ヒルは、2002年4順目でCHCに入団した。切れ味のある速球とチェンジアップで三振をバッタバッタととるタイプだが、安定感がなく、ときに四球を連発したり、連打を食らったりした。ここ2年はマイナーとMLBを往復。マイナー契約で、スプリングキャンプ招待選手として再起を目指すこととなった。

Rich Hill

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ダグ・デイビス、ARIからMILに。1月22日|記録庫2009

MLBの先発投手は31、2回登板するのが普通だが、この投手は34、5回は先発する。タフで故障の少ない投手。四球をたくさん出すがとにかく試合は作るというタイプだ。2008年の春に甲状腺がんが見つかるが初期であり、手術をしてシーズン後半には復帰。2009年は先発でシーズンを投げ通した。病気にもめげない投手だ。

古巣のMILに復帰。1年525万ドル+オプションだが、登板数によって1275万ドルまで年俸が上がる契約。

Doug Davis

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ジョエル・ピネイロ、STLからLAAへ。1月22日|記録庫2009

エースのジョン・ラッキーが抜けた穴を埋めるべくLAAが獲得したのは、ライバルSEAの元エース、ピネイロだった。2年契約で1600万ドル。

Joel Pineiro
ピネイロは1997年12順目と言う低い順位でSEAに入団。次第に実力をつけて2000年にMLBへ。コントロールが良く、無駄球を使わない経済的な投球で知られた。明らかに先発投手のタイプと思われたが、2007年移籍したBOSでは、先発転向を希望するパベルボンの代わりにクローザーとして起用されることになった。しかし、適性がないと判断されシーズン途中にSTLへ。先発に転向し、2009年は久々に好成績を残した。

普通に先発選手として使われていたら、通算100勝は軽くクリアしていただろう。ローテーションの一角として二桁は最低ノルマと言うところか。

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ホセ・バルベルデ、HOUからDETへ 1月19日|記録庫2009

HOUのクローザーであるバルベルデが2年1400万ドル+3年目はチームオプション900万ドルでDETと契約。ドミニカ出身。マイナー時代からクローザーとして起用されたが、本格的な活躍をしたのは2007年から。いわゆる動く速球の持ち主である。DETは、LAAに移籍したロドニーの後釜を確保した。

Jose Valverde

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ラス・オーティズ、HOUからCOLへ。1月17日|記録庫2009

一時はSF、ATLのエースとして君臨したオーティズがマイナー契約でCOL移籍である。95年4順目でSFに。NCAA、マイナー時代はセットアッパーだったがMLB昇格後に先発に転向し、速球主体の投球で頭角を現した。2003年には21勝を挙げたが、2005年ATLに移籍してからは故障がちとなり、十分な成績を上げられなかった。今年、36歳になるが再起を期す。

Russ Ortiz

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D.Jカラスコ、CHWからPITに。1月16日|記録庫2009

2006年、2年5億円と言う高額の契約を福岡ソフトバンクホークスと結びながら全く通用しなかったカラスコだが、2008年にCHWに復帰してからは手堅いセットアッパーとして数字を残している。マイナー契約だが、使える選手が限られているPITでは重宝されるのではないか。

D.J. Carrasco

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ホルヘ・ソーサ、WANからBOSに。1月15日|記録庫2009

ドミニカ出身。95年に外野手としてCOLに入団。強肩を見込まれて投手に転向。セットアッパーとして6球団を歩いた。2005年ATLでは先発投手陣が次々と呼称する中で、急きょ先発に起用され13勝を挙げたが、翌年以降成績が急落している。マイナー契約。BOSは使えれば幸いという感覚で獲得したのだろう。

Jorge Sosa

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ダニエル・カブレラ、ARIからCWSへ。1月14日|記録庫2009

ドミニカ出身。球威のある投手だが、コントロールが悪かった。原因は「視力が悪かった」から。メガネや視力矯正でコントロールは向上したが、今度は球威が落ちて被打率が上がり、2009年は先発投手としては通用していない。マイナー契約。

Daniel Cabrera

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ブレット・マイヤーズ PHIからHOUへ。1月12日|記録庫2009

PHIの先発の一角を担ったマイヤーズ。2009年は臀部の故障で4勝どまりだったが、万全な体調なら10勝は期待できる。99年PHIに1順目で入団。エリートコースを歩んできた。速球、スライダー、カーブも一級品。性格的には難があるが、ローテーションの一角を担える投手だ。1年510万ドル+2年目は双方オプションでHOUと契約。

Brett Myers

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マット・ハージェス、COLからKcへ。1月11日|記録庫2009

40歳を迎えるベテラン右腕。92年にドラフト外でLADに入団。足掛け8年をかけてMLBに入団している。一言でいえばかわすピッチング。2000年はセットアッパー中心で11勝を上げる。ひところは60試合以上も投げていたが最近は登板数は減っている。マイナー契約。コンディションさえよければ短いイニングは抑える力がある。

Matt Herges

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マット・キャップス、PITからWANへ。1月6日|記録庫2009

350万ドル+出来高42.5万ドルの1年契約。2002年PITに7順目で入団。がっちりした体格。当初はクローザーを期待されたが、セットアッパーに転向。速球とコントロールの良いチェンジアップを駆使し、毎年50試合以上を投げてきた。2009年は球威がやや衰え、打ちこまれた。WANではクローザーに戻る予定。

Matt Capps

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プロフィール
最近メディアからいろいろお話をブログにいただくようになりました。迂闊なことに、殆ど対応できていませんでした。ご連絡は下記までお願いいたします。

baseballstats2011@gmail.com

広尾晃と申します。

ライター稼業をして、かれこれ35年になります。

2009年1月に、SportsNaviで「MLBをだらだら愛す」というブログを開設、12月には「野球の記録で話したい」を開設。多くの皆様にご愛読いただきました。2011年11月、livedoorに引っ越し。基本的な考え方は変わりません。MLB、NPBの記録を中心に、野球界のことをあれこれ考えていきたいと思います。多くの皆様に読んでいただきたいと思いますが、記録や野球史に興味と尊敬の念を持っていただける方のサイトにしたいと思います。特定の球団のファンの方も大歓迎ですが、「ひいきの引き倒し」的な論調には与しません。

広尾晃はペンネーム。本名は手束卓です。ペンネームは、小学校時代から使っていました。手束仁という同業者がいるので、ややこしいのでこの名前で通しています。ちなみに手束仁はいとこです。顔もよく似ています。
私が本名を隠しているかと勘違いして、恐喝のようなコメントを送ってくる犯罪者まがいがいるので、あえて公表します。


2012年11月「クラシックSTATS鑑賞」を独立したサイトにしました。

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野球以外で書いている、兄弟ブログです。こちらもぜひどうぞ。↓

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常時参照させていただいているサイト

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