ニューヨーク・ヤンキース=NYYはアンディ・ペティットに続いてCCサバシアもDL入り。先発投手陣に絶対数が足りなくなったため、今日のシカゴ・ホワイトソックス戦は新人のアダム・ウォーレンが先発した(もう降板したが)。
にわかに風雲急を告げているように思えるが、激戦のアリーグ東地区では、先発投手の台所事情はここ1か月でずいぶん変化している。これを俯瞰しておきたい。
先発依存度は、先発勝ち星÷総勝利数。RSとERAを比較することで投手の置かれた状況がよく分かるはずだ。

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NYYは、黒田の内容が一番良いことが解る。相変わらずRSが少ないため勝敗は拮抗しているが、9勝を挙げているノヴァよりも内容は上。CCがいない間は黒田を軸に回るだろう。コマ数が足りないから今日のようにローテの谷間に若手を投げさせるが、DL期間が長期化するようならトレードを考えるだろう。シアトル・マリナーズ=SEAから獲得したマイケル・ピネダは5/1に右関節を手術。来年まで姿を見ることはない。

ボルチモア・オリオールズ=BALは先発陣に故障者がいない。もともと先発依存度が低く、めぼしい投手もいないが、チェンとハメルを中心にまずまずの陣容。今年に限れば、もう少し上位争いをするのではないか。

ボストン・レッドソックス=BOSは、松坂が復帰したがベケット、バクホルツがDL入り。他の投手陣も頼りない。昨日好投したフランクリン・モラエスに期待がかかる。

タンパベイ・レイズ=TBは、へリクソンとニーマンが戦線離脱。ただ、この球団は投手陣以上に打線が問題だった。ルーク・スコットが復帰したことで、松井秀喜の解雇は秒読みとなった。

トロント・ブルージェイズ=TORは、先発陣が壊滅状態。カイル・ドレイベックは今季絶望。TORは今5割だが、脱落する可能性が高い。

こうしてみると、NYYは確かにピンチだが、他球団の先発投手事情も厳しい。黒田博樹はものすごい投球はしないが、過去2年、ローテを一度も外れていない。この丈夫さが信頼感につながっている。

アリーグ東地区は、BALの動きに注目していきたい。

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