三度目の対戦で斎藤佑樹に3連勝した田中将大は、「2度あることは3度ある」と言った。ここに齋藤への気配りが感じられる。運が良くて勝ったようなニュアンスが感じられるコメントだが、実力差は誰が見ても明らかだった。


斎藤佑樹は、田中将大よりも球が遅いうえにコントロールが悪いのだ。勝てるはずがない。楽天の打線はまさに「今、リストラ中」と言う感じで、ちょうど3か月前の4月13日の対戦の時とは別物のようになっていた。お試し期間中の打者がたくさん並んでいたのだが、この打線に対しても齋藤はかわすピッチングしかできなかった。
速球は140km/hを超え、腕は振れていたのだろうが、体の軸がぶれているようで良いボールが続かない。
何より、ボールを打たせようと言う気持ちがありすぎる。
斎藤の投球は見ていくことが浸透している各打者は、そんな球には手を出さない。そのうちにストライクが入らなくなる。自滅だった。
田中将大は調子が良いとは思えなかった。直球の球速にばらつきがあったし、球が高い印象もあった。故障前に比べると、速球系の質が落ちている。三振13は、打たせて取ることができなかったからという部分もある。フォーク、スライダーのキレはあった。
しかしながら、要所を押さえる投球術はさすがだった。走者を背負えば、調子が悪くても勝負に勝つ球を投げることができる。大投手の貫録と言えよう。
齋藤は5勝7敗。スタミナがない感じだ。オールスターに選ばれているが、本当は休養が必要なのではないかと思われる。
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斎藤佑樹は、田中将大よりも球が遅いうえにコントロールが悪いのだ。勝てるはずがない。楽天の打線はまさに「今、リストラ中」と言う感じで、ちょうど3か月前の4月13日の対戦の時とは別物のようになっていた。お試し期間中の打者がたくさん並んでいたのだが、この打線に対しても齋藤はかわすピッチングしかできなかった。
速球は140km/hを超え、腕は振れていたのだろうが、体の軸がぶれているようで良いボールが続かない。
何より、ボールを打たせようと言う気持ちがありすぎる。
斎藤の投球は見ていくことが浸透している各打者は、そんな球には手を出さない。そのうちにストライクが入らなくなる。自滅だった。
田中将大は調子が良いとは思えなかった。直球の球速にばらつきがあったし、球が高い印象もあった。故障前に比べると、速球系の質が落ちている。三振13は、打たせて取ることができなかったからという部分もある。フォーク、スライダーのキレはあった。
しかしながら、要所を押さえる投球術はさすがだった。走者を背負えば、調子が悪くても勝負に勝つ球を投げることができる。大投手の貫録と言えよう。
齋藤は5勝7敗。スタミナがない感じだ。オールスターに選ばれているが、本当は休養が必要なのではないかと思われる。
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コメント
コメント一覧
おはようございます。
感じ方は人それぞれで面白いものですね。
>「2度あることは3度ある」と言った。ここに齋藤への気配りが感じられる。
私は逆で、あの発言は、このエントリのタイトルどおり「もはや斎藤はライバルではない」、同じまな板に乗せてくれるな、という訴えが込められているように感じました。ライバルではないと突き放すことが、斎藤への気配りだとしたら、同感です。
>直球の球速にばらつきがあったし、球が高い印象もあった。
私も同じ印象を抱いてます。今季の田中は総じて速球系の球が高い印象を受けます。それでも、他の投手より球威があるため、大怪我にはなってはいないのですが、少々気がかりではあります。
日本ハム打線から奪った空振りは19個、空振り率は17.3%、いずれも今季最多の数字、本調子ではなかったかもしれませんし、また、リミッターをはずして本気で投げる場面はなかったですよね。中盤から点差が開いたこともあって、余裕を残しながらのピッチングだったかと思います。
斎藤は、ラウンド1となった9/10だけでしょうかね、「らしさ」を感じさせてくれるピッチングだったのは。このときは結局8回4失点でしたが、球を低めに集めようとする意図は十分伺えるものでした。
田中はいずれメジャーに挑戦してそれなりの実績を上げ名球界入りもあると思うが、監督の器としてはどうなのか分からない。
決め付けるようだが、ひょっとしたら並の投手で終わった?斉藤の方が名監督になる可能性を秘めているかも知れない。
どちらが好きかは関係なく、投手としては95%田中の方が斉藤より上だろうが、監督としてはその逆になるのではないか?と勝手な想像をしています。斉藤が田中に勝つには投手としてはもう絶望的なので、25年後に指導者としての実績を積むことでしかないのでは?と思っています。生意気なことを書いてすいません。単なる勝手な想像です。
論評は的を得ていて言うことがありません!
この楽天打線に、この程度の投球の斎藤に対して、
チームが好調のため疲弊している中継ぎを休ませた田中。
特に田中は奪三振13に対して無四球というところに価値があると思います。
斎藤の起用法で不思議なのは、1試合あたりの球数が多いのに中5日使われることが多いところです。
武田勝、ウルフ、八木は100球未満で交代することがよくありますが、基本的には中6日。
チームで1試合あたりの球数が斎藤の次くらいに多そうな吉川は、ローテーションの関係上もあるのかもしれませんが、中7日や中8日の時もありました。
なぜ能力が劣り、球数も多い投手を短い休みで回そうとするのかが分かりません。
広尾さんのおっしゃるとおり、疲れもするでしょう。
2人とも野球エリートコースをここまで歩んできたのは間違いないですから、成功するとすれば、フロントのバックアップがしっかりした名門球団でしょうか。三原や王みたいに泥を啜って捲土重来を果たす手もありますが、どこかで地獄を見ないとダメですね。
高卒でプロ入りせず進学したのも己の分を弁えていたが故であり,
「4年間の回り道で差が付いた」との評が絶えませんが、的外れも甚だしいと思います。
ある意味最大の被害者は斎藤佑樹その人でしょう。
1軍昇格も儘ならず消えていく元ドラ1選手もザラにいる中、
ルーキーで6勝6敗、2年目の今季もここまで5勝7敗は十分“成功者”と呼べる物なのに、
「田中将大に比べれば大した事ない」と不当に貶められているのですから。
成績が悪いのは仕方がないにしても、あのレベルで開幕投手やオールスターに選ばれるのですから叩かれるのも必然だと思えます。
プロ入り前の経歴や成績を考えれば現状で成功しているとも思えません。セイバー指標の大半がワーストですからね。まあこれは個人の見方にもよりますが・・・。
2006年夏の甲子園は、最悪の体調だった田中と、絶好調だった斎藤が対戦して、あの結果になったわけです。
それが逆に、斎藤佑樹の過大評価になってしまったわけですね。
学部を選ばなければ全員が早稲田大学に進学出来る早稲田実業学校高等部だから、そもそも進学ありきだったのですが、高校日本代表のアメリカ遠征で、プロ入りに気持ちが揺らいだこともあったようです。
でも、大学同期の大石達也がやっと1勝したのを考えたら、よくやっていると思います。
斎藤への期待値は下げるべきです。
高田繁氏は高校から打者だったので。
くしくも、斎藤の早稲田実業学校高等部先輩、荒木大輔コーチも将来の候補です。
小川•荒木と、選手としては実績作れずとも、コーチとしての長年の功労が評価されているので、今から言葉で伝える能力を磨くと、将来の監督も無きにしも非ずです。
そういえば小川淳司監督は中央大学でも日本一、斎藤も高校大学で日本一は同じです。
他の皆さんも言っていますが、ライバルなんて思っているのはメディアだけでしょう。いや、何かと話題をつくりたがるメディアによって無理矢理ライバルにされてしまっていたと言ったほうが正しいかもしれません。斉藤はある意味被害者のようなものです。
>2006年夏の甲子園は、最悪の体調だった田中と、絶好調だった斎藤が対戦して、あの結果になったわけです。
もう1つ付け加えるならば、クソ暑い最中、再試合を含む2日連続の決勝戦という過酷な状況で、斉藤が疲労回復を促進するために、いわゆる「ベッカム・カプセル」(高濃度酸素カプセル)を使用していた話をよく憶えています。ケロッとした顔で2日間投げ続けられたのにはそういう理由もあるでしょう。同時に、当時のメディアはこの事実を美談にしてしまっていましたが、高校生がそこまでやらなければならないものかと思ったものです。
ニュアンスが強いように感じられました。
ある意味残酷というか。
一言で言えは、マスメディアが勝手に作り上げたものです。
当時からすれば甲子園のヒーローをマスコミが欲していた時に、祭り上げるのにちょうど良い人材だっただけ。
今では斎藤佑樹の事を「ハンカチ王子」とは誰も言わないし。
それと片方の田中将大はいつメジャーに移籍するのかと期待されてる器。
互角と思っているのはマスコミだけ。
自分は斎藤がプロで頑張っていると評価している。
今でも立派な成績だと思う。
1年間ローテーをケガなく守って、10勝して欲しい。応援している。
斎藤は時に生意気な事を言うので。
心の中で最強の24歳と思うのは勝手ですが声には出さないほうが
よかったかなと。
あと仲間はキミ以外も持ってるよ?
ライターならもっと作文を勉強しないといけません。
> ライターならもっと作文を勉強しないといけません。
島田さん、お恥ずかしい。ぜひ、具体的にご教示ください。お願いいたします。
>
しかしスポーツマスコミの立場にしてみれば、「じゃあ、日本に他にどんなライバル対決があるって言うのか?」という面もあるでしょう。
大物が上から順に渡米しているせいもあるでしょうが、客を呼べるライバル対決、というものが日本から失われて久しいです。
(諸兄、だれか候補が浮かびますか?)
人気・実力・因縁の3拍子そろったライバル対決はスポーツの醍醐味のひとつです。
他に候補も見当たりませんし、斎藤が一段階成長してライバル対決が成立する日が来るとよいなと思います。
確かに“ライバル対決”は興行を盛り上げる上で有効なギミックではありますが、
明らかに格が違う選手を無理やり祭り上げ、
挙句に「お前なんか器じゃねぇ」と叩き落とす事が健全とは思えません。
ちなみに個人的に思い付くのは
<a>坂本勇人vs田中将大 <b>坂本勇人vs前田健太 <c>中田翔vs唐川侑己
くらいでしょうか。
<a>は因縁は申し分ないものの別リーグなので交流戦限定なのがネック、
<b>と<c>は同学年なだけで因縁と呼ぶ程の物が無いのが弱い所ですが。
ダルビッシュが去った今、同学年の二人のどちらかが球界最高投手なわけですからね。
残念なことにまだ1度も直接対決がないのですが・・・
ライバル扱いされることで佑ちゃんが頑張れるならええのかなと思います。マー君にはええ迷惑かもしれませんが、そこは今やNPB最高の投手の一人なわけですし、興行、レベルアップの両方で球界を引っ張っていただければと
自分も圧倒的にマー君派ですが、最近あまりに可哀想なので佑ちゃんを応援してしまいます(笑
投手vs投手だと本人同士が直接やり合う訳ではありませんから、
より燃えるのは打者vs投手かなと思います。
17番で挙げたのもその点を意識したつもりです。
魅力的な「vs」をありがとうございます。
田中世代、中田世代ともにプレーにキャラの立ってる選手が多い印象があります。そういう選手の勝負はおもしろくなる。
坂本や中田がタイトル争いをするレベルに成長したときには、健全な名対決になっていそうです。