今日も松井のバットは火を噴かず。見逃しの三振だ。最近10試合の松井秀喜。


hideki-Matusi20120717


ずっと1割台の数字をキープ。今期はマイナーでも.197だったから、今の松井はそのくらいの選手なのか、とも思えてくる。

ここ3年間の松井秀喜は、打てなくなると非常に長い。最初にぽんぽんと景気よく花火を打ち上げた後、次第に元気がなくなって、安打が出なくなる。それも極端な貧打になるのだ。

数字を見ているからかもしれないが、今の松井は打ちそうな気がしない。

今日の試合は、タンパベイ・レイ=TBの最終打者となったのだが、松井は空振り、見逃し、見逃しボール、見逃しの三振。

昨日は5打席に立って1四球は選んだものの、2三振。フェアグランドへ飛んだ打球は4ゴロと右飛の二つだけ。ファウルを8つ打っている。好球を待ってのファウルならいいのだが、前へ飛ばないのではないかと思えてくる。
2試合とも最終打者になったのも印象が悪い。

アリーグ東地区は、ニューヨーク・ヤンキース=NYYが独走し、勝率6割台。後の4チームが1.5差内で争っている。下手をすると共倒れをしてワイルドカードが回ってこない可能性もあるが、各チームともになんとかこの団子レースから抜け出そうとあがいている。

TBは失点が375と東地区ではNYYについで少ないが、得点は374と最低である。打撃が最大のネックであるのは間違いない。柱と恃むエバン・ロンゴリア、そしてマット・ジョイスらがDL入りしているからだ。松井秀喜はその補強として獲得したのだ。

恐らく7月末のフラッグシップディール締め切りまでに、TBは何らかの手を打つのではないか。松井は福留のように守備で評価される選手ではないから、この時点でアウトになるだろう。

少し手遅れな感じがする。首はつながらないかもしれないが、松井秀喜は、何とか最後のひと花を咲かせてほしい。

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