昨年までナリーグ東地区で5連覇を果たしたフィラデルフィア・フィリーズ=PHIが、昨日時点で首位ワシントン・ナショナルズ=WASから13ゲーム差の最下位に沈んでいる。投打の故障が相次いだからだ。
PHIは、アリーグのニューヨーク・ヤンキース=NYYに比較される存在だった。強いだけでなく、スターが揃い、勝ちっぷりも横綱相撲だった。一昨年は、MLB最高の先発投手と言われるロイ・ハラデーが加入。昨年はハラデー、新加入のクリフ・リー、コール・ハメルズがそれぞれ200回を投げ3人で50勝23敗という充実ぶりだった。
それが今季、主砲ライアン・ハワード、チェーズ・アトリーが故障で長期離脱したうえに、先発投手陣が大きく数字を落として、最下位に沈んでしまった。
昨日時点のPHIの先発投手陣。

ハラデーは、故障者リストに入っていたが最近復帰。しかし昔日の面影はない。
さらに深刻なのが左腕クリフ・リーだ。数字としても良くないが、103.1回を投げて1勝6敗という信じられない成績。
4/7、開幕第2戦で先発して6回自責点1で降板して勝敗つかず。以後、7月4日のニューヨーク・メッツ戦まで投げても投げても勝てない状態が13試合も続いたのだ。3年前の川上憲伸を思い出す。QSは9。ここまで勝てないと、モチベーションが維持できず、数字も落ちてくる。6月は先発5試合で自責点が22もあった。
こうしたなかで左腕コール・ハメルズが一人好調を維持しているが、この投手は契約最終年であり、フラッグシップディールで他球団に放出される可能性が取りざたされている。
それはPHIというチームが今季をあきらめたことを意味するのだが、常勝軍団に慣れ切ったファンがそれを許すかどうか。
ベテラン選手で固めた強豪チームは、ベテランが揃って調子を落とすとともに一気に下位に沈むことがある。V9を逸した翌年に最下位に沈んだ巨人を思い出す。
それにしても、昨年まで無敵を誇ったチームが、今は解体の危機。MLBの動きの激しさには驚かされる。
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それが今季、主砲ライアン・ハワード、チェーズ・アトリーが故障で長期離脱したうえに、先発投手陣が大きく数字を落として、最下位に沈んでしまった。
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ハラデーは、故障者リストに入っていたが最近復帰。しかし昔日の面影はない。
さらに深刻なのが左腕クリフ・リーだ。数字としても良くないが、103.1回を投げて1勝6敗という信じられない成績。
4/7、開幕第2戦で先発して6回自責点1で降板して勝敗つかず。以後、7月4日のニューヨーク・メッツ戦まで投げても投げても勝てない状態が13試合も続いたのだ。3年前の川上憲伸を思い出す。QSは9。ここまで勝てないと、モチベーションが維持できず、数字も落ちてくる。6月は先発5試合で自責点が22もあった。
こうしたなかで左腕コール・ハメルズが一人好調を維持しているが、この投手は契約最終年であり、フラッグシップディールで他球団に放出される可能性が取りざたされている。
それはPHIというチームが今季をあきらめたことを意味するのだが、常勝軍団に慣れ切ったファンがそれを許すかどうか。
ベテラン選手で固めた強豪チームは、ベテランが揃って調子を落とすとともに一気に下位に沈むことがある。V9を逸した翌年に最下位に沈んだ巨人を思い出す。
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コメント
コメント一覧
去年揃って活躍したのでPHIのフロントも危機意識はあったと思いますが、難しいですね。
フィリーズの今年のロケット衰退ぶりを見ていると、(レンジャーズも3-4年後にはもしや・・・)といやーな予感がします。「ダルビッシュはあの時ほんとにいいチームで投げてたよなあ」と昔懐かしむ日が近い将来にあるような・・・
失礼、修整します。ありがとうございました。
打撃陣に冠しては、2010年くらいから選手の固定化による衰えが顕著だったのに、根本的な治療法をとりませんでした。ワースやイバニェスの移籍はいいとしても、若手が伸びてこなかった。むしろ、ピエールやウィギントンなどベテランで穴を埋めようとしている。まさに対処療法です。
「セイバーメトリクス・リポート1」の「年齢の変化と成績の関係」によれば、打者のピークは27歳、投手のピークは25歳。守備に至っては「若ければ若いほどいい」というデータがあります。
野球選手最大の価値基準は若さにあり、20代後半の選手との長期・高額契約は、アホウドリ化する率が高いということになります。以前はステロイド・エラの影響で、若さを重視しない風潮がありましたが今は違います。
現在のMLBフロントにはこういう考えが根付いてきて、PITに代表されるように、ドラフトには莫大な投資を行う一方で、ベテランやFA選手には冷淡です。PHIはこういったチーム作りのトレンド変化に乗り遅れているのです。
昨オフ、ゲレーロ、デーモン、松井が揃ってフリーになったという事実は、まさしく時代の転換点を象徴する出来事でした。彼らを敬遠したフロントの眼力の正しさは、その後の結果が証明しています。そしてトラウトとハーパーのブレイク。これによってMLBの潮流は確実に変わりました。
いつもためになる情報をいただき心から感謝いたしております
フィリーズですが、ただ単に、序盤はエンジンがかからなかっただけで、これから本領を発揮してワールドチャンピオンになると思います
今回、ハメルとの長期契約を結び、改めて今期の戦いを強めることが認識されたと思います