昨日の岩隈は何と13奪三振。ダルビッシュは4度11奪三振を記録しているが、それを上回る記録だ。まさに快投。
hisashi-Iwakuma20120730


1回、いきなりラジャイ・デービスに左翼に一発を喰らったが、岩隈の攻めの姿勢は全く変わらなかった。
とにかくストライク先行、何でもない速球に各打者は振り遅れたり、打ち損なったりした。タイミングを微妙に外しながら投げていたのだ。

速球と、同じ振りから微妙にシュート回転する球(MLBではシンカーと呼ぶ)の区別が打者にはつかない。150km/hいくかどうかの球だが、各打者はポイントが絞れなかった。

速球が生きてくれば、スライダーも使えるようになる。ポイントではスプリッターも効果的だった。岩隈の球種はこの3つにカーブがあるだけ。しかし、それで十分に通用するのだ。



109球を投げたが、球威は全く衰えず。2009年WBCでキューバ選手が「あの投手の顔も見たくない」と言った投球が完全によみがえった。

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