先発投手が6回以上を投げて自責点3以下で押さえるQSのランキング。NPBのセリーグを見ていこう。
規定投球回数内の投手に限ったので、漏れている投手がある可能性がある。QS%は先発登板数に占めるQSの比率。W/QSは、勝利数とQSの比率だ。



内海、杉内両左腕の安定感は抜群だ。極端な投高だけに、QSでも価値橋がつかないケースは結構あるが、杉内の90%はすごい。故障で登録を外れたが、巨人躍進の原動力だ。
続いて広島のエース前田とルーキー野村。この二人の登場で、広島は投手力が整備された感が強い。
阪神のメッセンジャーは16QSで6勝。見殺しの目にあっている。
中日の吉見は故障で戦線離脱した時期があるのでQS数は13だが、15先発によるもの。安定感は抜群だ。
ヤクルトの先発陣は、顔ぶれがそろって入るが、安定感で一歩劣っていることが分かる。
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内海、杉内両左腕の安定感は抜群だ。極端な投高だけに、QSでも価値橋がつかないケースは結構あるが、杉内の90%はすごい。故障で登録を外れたが、巨人躍進の原動力だ。
続いて広島のエース前田とルーキー野村。この二人の登場で、広島は投手力が整備された感が強い。
阪神のメッセンジャーは16QSで6勝。見殺しの目にあっている。
中日の吉見は故障で戦線離脱した時期があるのでQS数は13だが、15先発によるもの。安定感は抜群だ。
ヤクルトの先発陣は、顔ぶれがそろって入るが、安定感で一歩劣っていることが分かる。
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コメント
コメント一覧
援護率と絡めると、投手の打者に与える好悪の影響というのが見えてくるかもしれませんね。
規定投球回に達していませんが、
スタンリッジが13QS QS率68.4% QS勝5 QS勝率38.5%
で同僚メッセンジャーと同様、不遇をかこっていますね。
また、村中投手も10QS QS率62.5% QS勝4 QS勝率40
ですね。
チーム QS' QS
G 63.0% 66.7%
D 56.0% 62.4%
C 57.0% 62.0%
T 51.4% 63.3%
S 46.2% 54.3%
DB 34.3% 43.8%
(8/23時点)
するとQSでは上位に入るタイガースがQS'ではAクラスチームに比べてだいぶ遅れを取っているようです
貧打貧打と言われていますが、やはり投手陣にもそれなりの責任はあるように思います
この辺見誤って今オフに変なトレードをしないように気を付けた方がいいかもしれません
6回以上2自責点なのか、7回以上3自責点なのかわかりませんが、別の評価も知りたいところです。
左から球場名、点の入りやすさ(2012年)、本塁打の出やすさ(2011年)です(2012年の本塁打の出やすさが見つからなかったため)。
ヤクルト(神宮) 1.332 1.618
巨人(ドーム) 1.071 1.220
横浜(ハマスタ) 0.991 1.349
広島(マツダ) 0.804 0.985
中日(ナゴヤ) 0.775 0.372
阪神(甲子園) 0.742 0.800
こうして見ると、ヤクルト投手陣の数字はかなり嵩上げして考えないと可哀想という事になります。逆に定評のある中日の投手力は、相当割り引いて考えないといけないでしょう(ホーム失点率1.71、ビジター失点率3.71)。まあ中日の数字はかなり極端なので、「ホームを知り尽くしている」という戦略的勝利と言えるかも知れません。少なくとも昨年までは、打線がホームでかなり打ってましたので。
阪神の投手陣は、パークファクターの恩恵がありながらリーグ中〜低位に沈んでいる事を考えると、実態としてはかなり弱体なのだと推定できます。
それでも甲子園の球場特性からして、投手力・守備重視のチーム作りをしないと勝てない、という事が分かります。
正直なところ、他の方と同様に、私もNPBにおけるQSの評価は、MLBにおける評価の妥当性よりも低いと感じています。
MLBの場合は、基本的に5人で先発ローテーションを組み、先発投手は中4日で登板します。先発が投げる球数はおおよそ100球前後であり、その球数で投げる平均的なイニング数として6回という基準があるのだと思います。
NPBの場合は、基本的に6人で先発ローテーションを組み、先発投手は中6日で登板します。MLBと違って、先発投手、特にエース格やそれに準じる投手についてはより長いイニングと、100球以上の球数を投げることが要求されます。チームの主戦級の投手が6回で降板した場合は、むしろ失敗に近い扱いになります。
哲様も仰っていますが、QSに代わる、NPBの先発を評価するための新たな指標というものが必要かもしれませんね。
神宮球場のパークファクターは突出していますね。2008年から他の球場に合わせて両翼100mに変更したものの、広くなったのは両翼付近だけで右中間左中間までの距離は変わらないし、外野フェンスの低さもそのままです。
一方で、統一球導入前はパークファクターの数値がかなり高く、乱戦が多かった横浜スタジアムが、今は丁度平均値におさまっていますね。
中日投手陣の失点が、ホームとロードで倍以上違うというのは驚きですね。リーグ平均失点は3.2点なので、ホームではほぼ無敵なのが、ビジターでは一気にリーグ平均以下の弱体投手陣?に。
甲子園のパークファクターと統一球という条件で打撃のチームを作るのは、これは限りなく難しそうですね。
安定感のある投手なら,一試合あたりの投球回数は増えると思います.
救援投手の層がが厚いチームでは不利になる可能性もありますが.
防御率はセが2.63、パが2.46。規定に届かない先発投手も含めると、6.5イニングを自責点2点というのが平均的と言えそうです。
QSはイニング、自責点の双方を満たさなければならないため、イニング条件は7以上より6以上の方が適切でしょう。
自責点については、上記のとおり平均水準が2点ですので、現在の基準(3点以内)を2点以内に改めた方が良いように思います。
エース格(特にDH制のあるパ・リーグ)については、HQS(7回以上、自責点2以内)で見る方が適当かもしれません。
または、HQSを1.2ポイント、QSを0.8ポイントとして、二段階で評価するなど。
bunchousannさんのおっしゃる起用法が今のNPBの主流ですね。
私見では、先発が5~6人揃っている球団は少ない反面、極端にリリーバーの力が落ちる球団はほとんどなくなってきているので、先発は人数を絞って、中4日、中5日にシフトすべきだと思っています。
その反対に、ライオンズのように、先発は揃っているがリリーフは少ないという球団は今の起用法のままが妥当だと思います。
deneboraさんの案は、現在のローテーションのように全球団がほぼ一律にほとんど中6日で投げさせている現状では参考になる指標だと思います。でも、QSのように積み上げ型の方が望ましいのではないでしょうか。
タイガース投手陣は、哲さんの表で見ると分かりやすいですが、6回3失点は果たせるが、2失点には抑えられなかったケースが他球団に比べて多いですね。
シーズンのここまでのほとんどを両外国人、能見、岩田、久保、安藤の6人で回していることから分かるように、大崩れせずに責任回数をこなせるけど相応に失点する投手が多いです。
こういう球団は統一球時代のように、ハイスコアな試合展開が得意ですよね。もし統一球だったら、今の貧弱な打撃陣でも3位争いをリードするくらいの位置にはつけていたのではないでしょうか。
長文失礼しました。
ドラゴンズは吉見、カープは前田と、上位チームはしっかり軸が整ってます。
スワローズは故障者だらけ、2弱は投手陣からして論外なんでしょうね。