昨年、寺原隼人がオリックスに移籍したことで、横浜の投手陣は人材が払底した。
今季は、おそらく引き抜かれる人材さえいないだろう。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。

yokohama-2011-Pitch







以前にも述べたが、横浜は2年続きで活躍する投手がほとんどいない。昨年ロッテから移籍した清水は、1年目こそ10勝を挙げたが、今年は7試合に登板しただけ。

昨年新人ながら先発で活躍した加賀繁も中継ぎと併用されて、大きく成績を落とした。
エースの三浦は先発した18試合で12QS(6回以上投げて自責点3以下。先発投手の最低の仕事だったが、長期離脱があった。

結局、規定投球回数に達したのは5年目の高崎健太郎だけ。DIPS2.99と、他チームなら10勝投手の活躍だったが、援護がなくて5勝どまり。

二線級、三線球のどんぐりの背比べのような投手がたくさんいて、適性もあまり考えずに先発や救援に起用されていたという感じ。名投手コーチと言われた尾花監督も、やる気を失っていたのではないか。

率直に言えば、売り物がないから選手獲得も厳しい。新生DeNAの立て直しには、時間がかかると思う。

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