昨日はやや苦い勝利だったが、黒田博樹は、ポストオールスターゲームに限って言えば、アリーグ屈指の安定感を誇っている。
それを物語る数字がある。アリーグの後半戦、投球回数ランキング40傑。

黒田博樹は投球回数で1位。IP/GS(平均投球回数)でもフェリックス・ヘルナンデスに次いで2位。1試合平均で7回と少し投げている。
ここ2試合はQSを逸しているが、後半戦はそれまで9戦連続QS。6回以下で降板した試合はない。黒田が先発すれば、確実に7回までは投げてくれる。信頼感は抜群だ。少し息切れ気味なのが気になるが、残り5回程度の先発をこのペースでこなして、ポストシーズンに入ってほしい。
ニューヨーク・ヤンキースは昨日、ついにボルチモア・オリオールズ=BALにとらえられたが、これは黒田以外の先発陣が、責任を果たせていないからだ。
シアトル・マリナーズは後半戦、31勝19敗と好調だが、その原動力は投手陣だ。7勝1敗のフェリックス・ヘルナンデス、6勝2敗のジェイソン・バルガスに加えて、5勝2敗の岩隈久志が加わったことが大きい。2勝6敗のケビン・ミルウッドの穴を埋めている。
ダルビッシュは後半戦、明らかに苦戦している。前半戦は10勝5敗ERA3.59だったのだ。立ち直りつつはあるが、首脳陣の信頼感はやや薄らいでいることだろう。テキサス・レンジャーズ=TEXも先発投手は苦しいところだ。
アリーグの台風の目となっているBALは、中日から移ったチェンがのっているだけ。つないでつないで勝利を手繰り寄せていることが分かる。
あと1か月足らず、これからのスパートがチームと選手の評価を決定する。日本人投手には頑張ってもらいたい。
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