村田修一が、巨人の勝利に貢献していないのなら、そして他の選手を起用する方が良いと判断するなら、指揮官は何の躊躇もなく替えればよいのである。そのことを私は事上げているわけではない。
問題は、その替え方だと言っているのだ。ことさら試合途中に家に帰らせる必要がどこにあるのか。懲罰人事とは、そのことを言っている。10年選手であり、タイトルホルダーである村田修一に、なぜそういう仕打ちをするのか。
試合途中で交代させられたら、村田はその時点で「なぜ自分はそうなったか」を十分に理解できるはずだ。それがプロと言うものだ。そこに追い打ちをかける必要はないと言っているのだ。
村田は昨日、インタビューに答えて「気にしていない。やる気になっている」と答えた。これは当然のことだ。彼にもプライドがある。「いやな気分だ」とは絶対に言わない。しかし、だからといって彼がうきうき楽しい気分でいるはずもないことは、大人なら誰にだってわかるはずだ。
村田修一は、これまで立派な成績を残してきた。だからこそ巨人は彼を獲得したのである。残念ながら成績不振に陥っているが、彼のキャリアを考えれば、首脳陣は村田を信じる以外の方法論はないのだ。わざわざ信頼感を損ねるようなことを指導者がする必要はどこにもない。
残念ながら、日本の社会はこういうやり方でやってきた。成績が悪いもの、調子が悪いものをことさら屈辱的な目にあわせて、それを「愛の鞭」だと言ってきた。社会のあらゆる面で、こうした陰湿な懲罰が行われてきた。「根性」とはそういう逆境から這い上がることだと思ってきた。今もそれが当然だと思っている人は多い。
近年、こういうやり方が、成績を向上させるうえで、ほとんどの場合、逆効果であり、良いやり方ではないことが、明らかになってきた。20年ほど前、オリンピックで日本人選手がなぜ、金メダルを獲得できないか、大舞台でなぜ弱いかが研究される中で、スポーツにおけるメンタル面の指導の重要性が見直されてきたのだ。


成績が悪い選手、伸び悩んでいる選手に必要なことは、何をおいてもその選手を信頼してやることだ。不安を取り除き、萎縮した気持ちを解きほぐしてやることで、選手は本来の力を発揮できるのだ。
そういう観点から、新しい指導法(コーチング)が開発されている。アメリカのプロスポーツの多くで導入されているし、日本でもJリーグやパリーグの球団で導入が進んでいる。そういうチームでは、選手を頭ごなしに怒鳴ったりはしない。悩みがあれば、選手とともに原因を見つけて解決する。
それは、成績が上がらない選手を甘やかすこととは全く違う。逆にドラスティックな選手起用をするためにも、レギュラーを外される選手のフォロー、モチベーション維持が必要なのだ。
MLBでいうと、タンパベイ・レイズ=TBのマツドン監督などは明らかにその考え方で指導をしている。
マツドンは松井秀喜を34試合起用したが、不振の時も声高にけなすことはなかった。慎重に言葉を選んでいた。先発を外すときも、マツドンは松井を呼んできちんと説明をしていた。
それは松井が実績十分な選手であり、彼を活かすためには信頼するしかなかったからだ。松井はその期待に応えられなかったが、最後までマツドンは松井に敬意を表していた。また松井も解雇されてもチームやマツドンを恨むことはなかった。
戦力が乏しい中で、TBが優勝戦線に常に残っているのは、マツドンが選手を完全に掌握しているからだ。信頼関係を築いているからだ。
反対にボストン・レッドソックス=BOSのボビー・バレンタインは、選手との間に軋轢を起し、選手から反発を喰らってチーム崩壊を招いた。MLBでもコーチングを理解していない指導者はいるにはいるのだ。
セリーグには、こうした新しい指導法を学ぶ機運はないようだ。阪神では、マット・マートンと首脳陣が軋轢を生み、DeNAでは中村紀洋が懲罰的に2軍に落ち、巨人では村田修一が恥をかかされた。中日でも監督が選手を人のいる場所で叱責している。
一方的に指導者が悪いわけではなく、選手にも原因はある。しかし、指導者と選手の信頼感を醸成するところからチーム作りをするという観点から考えれば、こうした球団のやり方は正しいとは言えないと思う。軍隊以来の厳罰主義、上下関係による強制的な指導が、今も続いていると思う。
今の選手は、昔の兵隊のように絶対服従を受け入れない。また、そういう指導者の言いなりになるだけの選手では、勝てなくなっている。
なかなかご理解いただけないとは思うが、私はこうした観点から、ずっと意見を述べてきた。NPBの野球はもっと変わっていかないとダメだと思っている。
選手の力を伸ばすには、新しい指導法が必要なのだ。昔のやり方がこれからも通用するわけではないのだ。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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試合途中で交代させられたら、村田はその時点で「なぜ自分はそうなったか」を十分に理解できるはずだ。それがプロと言うものだ。そこに追い打ちをかける必要はないと言っているのだ。
村田は昨日、インタビューに答えて「気にしていない。やる気になっている」と答えた。これは当然のことだ。彼にもプライドがある。「いやな気分だ」とは絶対に言わない。しかし、だからといって彼がうきうき楽しい気分でいるはずもないことは、大人なら誰にだってわかるはずだ。
村田修一は、これまで立派な成績を残してきた。だからこそ巨人は彼を獲得したのである。残念ながら成績不振に陥っているが、彼のキャリアを考えれば、首脳陣は村田を信じる以外の方法論はないのだ。わざわざ信頼感を損ねるようなことを指導者がする必要はどこにもない。
残念ながら、日本の社会はこういうやり方でやってきた。成績が悪いもの、調子が悪いものをことさら屈辱的な目にあわせて、それを「愛の鞭」だと言ってきた。社会のあらゆる面で、こうした陰湿な懲罰が行われてきた。「根性」とはそういう逆境から這い上がることだと思ってきた。今もそれが当然だと思っている人は多い。
近年、こういうやり方が、成績を向上させるうえで、ほとんどの場合、逆効果であり、良いやり方ではないことが、明らかになってきた。20年ほど前、オリンピックで日本人選手がなぜ、金メダルを獲得できないか、大舞台でなぜ弱いかが研究される中で、スポーツにおけるメンタル面の指導の重要性が見直されてきたのだ。
成績が悪い選手、伸び悩んでいる選手に必要なことは、何をおいてもその選手を信頼してやることだ。不安を取り除き、萎縮した気持ちを解きほぐしてやることで、選手は本来の力を発揮できるのだ。
そういう観点から、新しい指導法(コーチング)が開発されている。アメリカのプロスポーツの多くで導入されているし、日本でもJリーグやパリーグの球団で導入が進んでいる。そういうチームでは、選手を頭ごなしに怒鳴ったりはしない。悩みがあれば、選手とともに原因を見つけて解決する。
それは、成績が上がらない選手を甘やかすこととは全く違う。逆にドラスティックな選手起用をするためにも、レギュラーを外される選手のフォロー、モチベーション維持が必要なのだ。
MLBでいうと、タンパベイ・レイズ=TBのマツドン監督などは明らかにその考え方で指導をしている。
マツドンは松井秀喜を34試合起用したが、不振の時も声高にけなすことはなかった。慎重に言葉を選んでいた。先発を外すときも、マツドンは松井を呼んできちんと説明をしていた。
それは松井が実績十分な選手であり、彼を活かすためには信頼するしかなかったからだ。松井はその期待に応えられなかったが、最後までマツドンは松井に敬意を表していた。また松井も解雇されてもチームやマツドンを恨むことはなかった。
戦力が乏しい中で、TBが優勝戦線に常に残っているのは、マツドンが選手を完全に掌握しているからだ。信頼関係を築いているからだ。
反対にボストン・レッドソックス=BOSのボビー・バレンタインは、選手との間に軋轢を起し、選手から反発を喰らってチーム崩壊を招いた。MLBでもコーチングを理解していない指導者はいるにはいるのだ。
セリーグには、こうした新しい指導法を学ぶ機運はないようだ。阪神では、マット・マートンと首脳陣が軋轢を生み、DeNAでは中村紀洋が懲罰的に2軍に落ち、巨人では村田修一が恥をかかされた。中日でも監督が選手を人のいる場所で叱責している。
一方的に指導者が悪いわけではなく、選手にも原因はある。しかし、指導者と選手の信頼感を醸成するところからチーム作りをするという観点から考えれば、こうした球団のやり方は正しいとは言えないと思う。軍隊以来の厳罰主義、上下関係による強制的な指導が、今も続いていると思う。
今の選手は、昔の兵隊のように絶対服従を受け入れない。また、そういう指導者の言いなりになるだけの選手では、勝てなくなっている。
なかなかご理解いただけないとは思うが、私はこうした観点から、ずっと意見を述べてきた。NPBの野球はもっと変わっていかないとダメだと思っている。
選手の力を伸ばすには、新しい指導法が必要なのだ。昔のやり方がこれからも通用するわけではないのだ。
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コメント
コメント一覧
そういう報道もあります。真相はわかりませんが、彼の方からが「家に帰らせてくれ」と言ったとすれば、球団は許さなかったと思います。
一般的にはこういうことになっています。
原辰徳監督(54)があの手この手の策を繰り出している。不振の村田修一内野手(31)に“試合中強制帰宅令”を発令したのに続き、9日のヤクルト戦(新潟)ではチャンスで代打を送る非情采配。
ところで、私生活がお忙しかったんじゃないの?
後、チームが許可しない根拠は?
首位チームの余裕があれば普通に許可出すと思うんですが
ソースは産経新聞、ニッカンやスポニチなどは原監督の「また明日会おう」というコメントになっていますね。
ごめん、もういいんじゃない。またしつこいの始まりそうだし。お忙しいんでしょ。悪いけど、これ以上付き合いません。
私の文意と関係ないところで、どんどん穴ぐらに入っていくようですし。
そういう小っちゃい話じゃなくて、私の文章を読んでどう思うか、知りたいです。(ちっちゃくない!ていうんでしょうが)
広尾さんの文章見て思うのは根拠がないなってことですかね。
原采配的中して首位独走してるのに、その采配に文句つけるなら、その根拠くらい教えてくださいよ。
まぁ、答えてくれないんでしょうけど。
と
「懲罰」
ですか。
懲罰の事実が分からないから判断のしようがないですねぇ。
A
「村田から帰宅を願い出て許可してもらった」
B
「帰っていいよと無理やり帰された」
AとBではそもそも懲罰という前提自体が違ってきます。
>>彼の方からが「家に帰らせてくれ」と言ったとすれば、球団は許さなかったと思います。
いや、原監督なら涼しい顔で「分かった、帰っていいよ」と言う可能性が高いと思います。
マッドン監督と松井の関係を好例に上げておられますが、アレはちょっと違うんじゃないかと…。
マッドン監督は粛々と50・100打席契約を全うしただけで、ファンからしたら「もう出さないでくれ」レベルの起用法でした。
>>DeNAでは中村紀洋が懲罰的に2軍に落ち
いや、確実に懲罰でしょ。
選手起用・采配にまで口を出したんだから。
パイレーツで高橋も落とされてませんでしたっけ?
このあやふやな村田の一例だけで
『軍隊以来の厳罰主義、上下関係による強制的な指導が、今も続いていると思う。』
を巨人にNPBに重ね合わせるのはイマイチ、ピンときませんねぇ。
原監督のやり方がいいのかどうかってのは私も疑問は感じますよ。
まだ、過去の監督さんたちよりましな部分もあるでしょうけど。
私は原監督の監督としての資質に疑問を感じています。
あの巨大戦力では優勝して当たり前。
勝つ監督が有能だという見方もあるでしょうが、選手を育てるやる気にさせるという部分ではどうなのかな?
巨人の監督は勝てばいいんでしょうけどね。(それでも育成選手が育ったりしてるからまだましだと思うようにしましたけど)
これ、別に巨人の監督に限ったことではなく、日本中の管理職に当てはまることだと思うんだよなぁ...
そういう意味で記事を見てるし、広尾さんもそういう意識で書かれているんじゃないかなと思うんだけどな。
人の見方はそれぞれだから、いいけど。
自分の気に入らないブログだからってやたら噛み付いてくる人たちの神経が私にはわからん。無視しとけばいいのに。
しかし、バレンタイン監督には失望しましたね。
松坂ももうちょっと、あと一ヶ月くらい準備の時間があれば、まだ違った結果が出た可能性もあるかなと思います。
ソースはないですが、スポーツ理学療法士の先生とさっき雑談してきたことですがね。
(7以降の方のことではないです、念のため)
原采配に文句なんかつけてないったら。ふきのとうさんだけじゃないけど、選手交代の問題を論じているわけではないのに、なぜここまで誤解されるのか。
あ、そうか、俺の文章がまずいか。こりゃまた失礼。
自分はルール守らず留任してるのにね
前回にも書きましたが、お山の大将の鼻が折れただけです。
原監督がタイガースの監督で、本当に追い返したらなら、英雄ですよ。
金本に至っては、ランニングホームランをやらかした日に、試合中逃亡してますけど。
>じゃがさんへ
松坂もそう、ダルビッシュもそう、日本の本格派はMLBでは成功しにくいってことです。
野茂だって真っ向から投げているじゃないかと言われそうですが、彼はある意味超変則派です。
むしろ黒田や岩隈のような本格技巧派のほうが成功するような気がします。
渡辺俊介や牧田のようなアンダースローが成功するか見てみたいですが。
20代の若輩者の身分でこんな事言うのは憚りすべきことのような気がしますが、この考えこそ古いモノのように感じられます。
"昔はスゴかったから"と今現在の能力を度外視し、無条件で重要な仕事に就かさせる、年功序列型思考に縛られているようなものに。
交代後の帰宅についても、"帰った"のか"帰らせたのか"は置いて考えてもベストの選択のように思えます。
居たくないでしょう。元タイトルホルダーで高年俸でFA移籍してきた選手なのに、懲罰交代された後にカメラに映されるベンチになんて。他の選手もどう扱っていいかわかりませんし、若手にも悪影響です。
それならば家に帰って少し時間的猶予を頂いてゆっくり考えを整理して、翌日からしっかり働いたほうが良いと。
ベンチに残される方が随分日本的な悪しき習慣が具現化されているのではないでしょうか。
プロジェクトで大失敗をして、やることなす事 (野球選手で言えば打席も守備もといったことでしょうか) 裏目に出る状況に陥ったときでも、「社会人だから」「仕事だから」と終業時間まで働かされてモチベーションが酷いことになるような。
そのような時に「今日はもういいから家に帰ってアタマ冷やせ。上にはオレから言っておくから。だけど明日からはまたしっかりと頼むぞ。」と声をかける上司のほうが、一見冷たそうに見えますが柔軟な思考を持ってると感じます。
先の項でコメントさせて頂いたようにプロ野球と一般企業を同一視するのはあまり好きではありませんが、日米の社会比較をしておられるので。
長文乱文失礼しました。
こんなタイミングで言うのもおかしいかと思いますが、いつも楽しく読ませて頂き、様々な意見をぶつけられる素晴らしい場を提供して頂けることに感謝しております。
ありがとうございます。大事なポイントですね。これを懲罰とみるか、リラクシングと見るか。確かにそれで評価は変わります。私には村田は「恥をかかされた」としか思えないのですが、見方を変えれば彼は「フォローされた」と見えるかもしれない。
こういう議論は有意義だと思います。
途中で選手交代したことは問題ない、でも途中で帰宅させたことは問題だ。
記事の要旨からすると、「選手交代」の時には監督からのフォローがある、でも「途中帰宅」の場合は監督からのフォローはない??
これはさすがに論理がおかしいでしょう。
村田本人は、100%は納得出来ない部分あったにせよ、少なくとも監督の思いと、巨人という人気・常勝チームの厳しさを感じた、というような報道もされてますよね(スポニチ・産経)。
私自身、白井一幸氏の「怒らず 教えず やらせず」
・怒れば怒るほど、相手は委縮する。
・教えれば教えるほど、相手は自分の頭でものを考えなくなる。
・やらせればやらせるほど、相手はサボることを考えるようになる。
このポリシーに感銘を受けた者です。
しかし、このやり方を万人に通用する万能な方法論にしてはならないと思います。
これはあくまで「コーチング」であり、「チームマネジメント」という部分です。
9割褒めて、1割叱る、位で考えないと、大人数を束ねていくことなんて出来ないのではないでしょうか。
最近人が増えたからか論点が拡散する方向にありますが、本件は「帰宅した」という事実のみでどう感じるかというのが主旨だと思います。采配云々とか帰宅が本人希望なのか監督命令なのかは本件の論点ではないのではないかと・・・
自分なら本人が帰りたいと言ったら「そんなこと言わずに最後までベンチにおってくれ」と思うしこっちから「帰っていい」とは絶対言わないですが、Ginさんのご意見には感服しました
と言いながら采配的な話もしたくなるのが野球馬鹿というものでw
自分が監督なら途中で代打出すくらいなら最初から使わないですねぇ・・・名采配とか言われてますがバタバタした結果由伸が控えにいたからラッキー、てだけのようにも思います。だってもしタイガースに由伸がいたら最初から粗いさんや金本なんか使わないですもの!!
まぁ、最初から二打席ダメだったら交代と決めてたという可能性もありますが・・・
村田自身この時のことをどう思ったのか、いつか正直な気持ちを話してほしいですね
それで何の問題があるというのでしょうか?密着しないと記事が書けないというのなら、そもそもこんなブログは成立しません。すでにオープンになった情報で十分に議論は成り立つと思います。
私は一応取材のプロですが、その部分はわかっているつもりです。
自分がもし村田の立場なら「それでもここにいたい」と思いそうなんですが、周囲の人間で「いるの辛い、帰りたい」と思いそうな人、確かにいるなと気付きました
人間関係の勉強になるええ事件ですねぇw
それを言い出したら、NPB自体終わっちゃいます。
まぁ、一度日本の野球ムラは潰したほうがいいかもしれません。
これなら仕方ないのでは。もしも代打に出たのが同じ右打者の矢野だったり、左打者の石井義人だったり、松本哲也だったりしたらショックでしょうけど、高橋ならばまぁ分かります。監督は選手を駒としていかに勝利を産むかというのが仕事でもありますからね。
メジャーでもこんなの結構ありますよ。
ケングリフィージュニアはレッズ時代に新人の右打者を代打に出されたこともありました。
原は打点王取ってますし、選球もできたので村田より実は打力があったというデータもあります。
村田はXRWINは原のちょうど半分ほど。衰えの見える村田がこれからこれまでの9年間と同じように打てれば原に並ぶ計算で非現実的です。
http://www16.plala.or.jp/dousaku/hara.html
http://www16.plala.or.jp/dousaku/muratasyuuiti.html
個人的には村田は27歳だったピークの2008年は立派で凄いと思いますが、それ以外は本塁打が多いが選球眼が悪い印象でした。
巨人に来たときは29歳から明確に衰えが見えていた村田はそこまで大きな期待はされてませんでした。
それは首脳陣も同じでしょう。
それよりも勝つための駒として貢献してほしいという感じだったと思います。決して村田主体のチーム作りなんて考えられてませんでした。
昔の巨人は打たれて降板した投手を、絶対にベンチに座らせていました。これはなかなか見上げた心がけだと思いました。MLBでもその部分は、大事にしているようです。
主力選手が途中で「帰る」というのは、普通で考えればあり得ない状況だと思います。それだけにその心理が気になるところです。
だから、代打を出されたことに問題があるとは言っていません。MLBでもそんな例は枚挙にいとまがありません。そのあとのフォローがあったのかどうかです。
監督は選手を駒としていかに勝利を産むかというのが仕事でもありますからね。
その考え方に、大いに異議申し立てをしたいと思っています。
今日の試合で満塁のチャンスで内野ゴロ打ってた村田ですが、解説の江川さんは試合でるレベルじゃないって酷評してました。
こんな状況でも試合に出してるんだから、十分チャンスあげてると思います。
それは、本質的なことではない。そういうことを問題視しているわけではないことをご理解いただきたい。
コーチングは、対象者全員に適用しなければ意味がないですよ。アプローチ方法は様々でしょうが。
それからコーチングは褒めることではない。承認することです。叱ることも含まれます。
もういいです。全然本質じゃないです。ごめん。
それは、何の責任もない個人のブログだからですよ。
これが商用目的のものなら、こんなブログは間違いなく成り立ちません。
>すでにオープンになった情報で十分に議論は成り立つと思います。
それが事実であるという前提でしょうが、取捨選択されて、フィルターにかけられ、大量に拡散された情報ですからね。もしかしたら真実は真逆かも...?
私には良くわからないです。
村田選手が気にしてないなら問題ないと思いますけど。
だったら、なぜ来られているのですか。よくわからない。
それから、こうしたブログでも、商用目的で十分に成立しますよ。
むしろ、ジャーナリスムの補完として、私のブログのようなアウトサイドからのブログが重要視されている。フォースメディアという言葉があります。フェースブックがマーケティング的に有用となっているのもそうですが、ブログメディアは「個」からの発信だからこそ意義がある。
二次的な情報に対する批判、評価が今非常に重要視されています。
逆に言えば、現場のジャーナリズムに今、おおきな?が呈されているのです。
ま、私がその代表でござい!というほど大したことはしてませんけど。
もはや二つ目のブログは、村田と原監督のお話をしているわけではないですよ。
岡崎ヘッドは悪くないですが、監督と村田の間でどんな相互承認があったかを解明しないと、論点がずれると思います。
タイトルどおり、野球の「記録」で話したいからですよ、当たり前じゃないですか~
>ブログメディアは「個」からの発信だからこそ意義がある。
>二次的な情報に対する批判
その批判の対象である二次的な情報を引用するのもどうかと思いますが。
いろいろ気に入らないこともあるでしょうが、お付き合いを。
野球の記録も本当に期待していますよ!
正当後継者だそうですから古臭いという批判が出るのも
当然かもしれません
著作の中では根性野球に対して幾分肯定的にも書かれていましたが
NPBのみならずアマチュア野球界を含む日本野球全体の問題だと思って読んでいましたが、これはちょっと…。管理人さんのパ・リーグびいきによる蛇足かな。
ごく最近でも東北楽天とオリックスがこっぴどく打ち込まれた投手を見せしめのように懲罰続投?させていますね。一部をもって全体とする癖はお気をつけになられた方が良いように思います。ご自身がきちんとした仕事をされていると自負しているのならば。
間接的にパリーグの球団がコーチングを導入していることを知っているもので。担当者も知っていますし、そのカリキュラムも見たことがあります。
セでは導入した球団はないようですね。楽天とオリックスは導入していません。
原にとっては成績落ちたらフォローも擁護もないのが当たり前なのです。
苦境から立ち直るには自分自身の力しかあてにならないという思想の持ち主と言っていいでしょう。
時代遅れかもしれませんが、それが原の送ってきた人生なのですから仕方ありません。
現在の巨人は、清武の遺産である戦略コーチの導入で、隙あらば直観で動きがちな原の采配にある程度ブレーキをかけています。
もし広尾さんの言うようなことを実現すべきと巨人上層部が判断すれば、そのためのコーチを配属することはあるかもしれませんし、それが理想的だと思います。ただそれを原に求めても無駄な話です。
卓見ですね。
(此方は真相は当事者以外分かるはずも無く、「多分、そうだと思う」が前提になる為、論争が起るのは必至)
↓
2.こういった理不尽な指揮官がいるのも、そもそもNPBに問題があり、本当に批判したいのはNPB自体の体質である。
↓
3.私が議論したいのは『2』であり、『1』はどうでも良い。
これでは噛み合わないのは仕方ないかもですねぇ。
采配云々の方が人によって受け取り方が千差万別でしょうし、一言申したい人が多くなるのは不可避。
『選手の力を伸ばすには、新しい指導法が必要なのだ。』
=MLBのやり方
ではないと思います。
レッドソックスを例にとれば、チームの崩壊自体はバレンタイン個人の問題ではなく、フランコーナ終盤には既に崩壊していたと認識しています。
MLBでも人それぞれと言うしかありません。
MLBが何でも成功しているとは夢にも思っていません。
日本の野球には(野球だけではないかもしれませんが)選手への適切なフォローアップが足りないということには同感です。そうした意味では原監督も何ら新しさはなく、それはチーム力アップに繋がっていないということを問題視されているのですね。
今回の村田内野手の例でも、監督の「労り」「配慮」が欠けていると仰りたいのだと思います。それがあれば、交代そのものは問題なしだと。確かに5位争いのまっただ中にチーム最高のバッターを2軍に落とすチームもありますし、プロ野球界の歴史に残る生涯成績を残し読売移籍後も功多かった小笠原内野手の扱いについても少々疑問があったりもします。とても良い問題提起だと思いますので、特定のチームや人物への非難にとどまらないような議論の展開を望みます。
こころがけます。ただ、個人名を上げないと注目度は上がらないというジレンマもあります。
A.すべては選手の受け取り方次第。それで選手が奮起するなら成功、めげてしまうなら失敗。
ただ、指導者と選手の世代ギャップ(受けてきた教育、育ってきた社会環境)を考慮すると、指導者が「自分はこうやって指導されてきたのだ」と思っていてもそれが選手に通じる確率は低下していると思う。
Q.懲罰的采配(愛の鞭)は見ていて気持ちのよいものか?
A.観客・ファンの受け取り方次第。
私は大嫌い。それは、もともと体育会的指導法が嫌いだし、そうでない手法の存在を知っているから。
けれど、例えば、若かりしころ体育会的なやり方にもまれ、それが苦しくも懐かしき大切な思い出となっているような方がいた場合、私とは違う感想を持つだろう。それは、私がどうこう言うことの出来るものではない。
突然日本の社会が出てくるのは謎
「俺はこうした方が良かったと思う」と書けばいい話
我々第三者があれは愛の鞭だ!!村田は奮起せよ!!というのは傲慢で思い上がったものでしかないと思います。
ほんともう少し、選手に配慮した起用できなかったのかなあ。これじゃあ、長島と一緒。草葉の陰で藤田さん泣いてるよ・・・。
わかりやすくいうと
打ててない村田を交代させる→議題じゃない
打ててない村田をあたかも懲罰的な意味合いで交代させる→議題である
このような陰湿的なことが愛の鞭としてまかり通ってしまうNPBの体質について異議を挟んだんでしょ。
つまり、村田選手を試合に出したことが問題ってこと?
精度の高い分析ですね。
おっしゃる通りです。
マジですか?
まるこさんのがおっしゃる通りなら話は簡単。
成績不振の選手を試合で起用して、二度のチャンスをダメにする。
代えないほうがおかしいでしょ?
その後の対応も村田選手を見る限り懲罰ではない。
本当に問題なのは金本選手ではないですかね?
「このような陰湿的なことが愛の鞭としてまかり通ってしまうNPBの体質について異議を挟んだ」の部分ですよ、重要なのは。
その場の現象面だけしか念頭にないみたいだけど、その現象から抽象されることについて論じているわけです。
個別の事例ではなく、巨人、NPBの指導のスタンス、姿勢について言っているわけです。
代えた代えないとか、は重要ではないわけです。
私自身、村田の一件については、大した関心もなく、前回の記事では非常におざなりなコメントをしてしまいました。
ですが、中日ファンとして、現在の自軍の監督のこととなるとかなり深刻に憂慮せざるを得ません。ウチの選手は前監督の在任時に入団した選手が過半数を占めていますが、公の場では絶対に個人をやり玉には挙げなかったやり方に慣れすぎており、今後、クライマックスシリーズに向けて団結しなければならないときに、ささいなことでヒビが入らないか、非常に危惧しております。
前時代的なやり方がまかり通る理由としては、おそらくプロ野球が長い間ドメスティックなスポーツであり続けたからでしょう。そして、その状態でそれなりに成功もしてきた。
そのことが、新しい考え方を導入する妨げになっているのでしょう。
原監督個人の経歴を挙げている方もおりますが、読売という最も伝統があり、最も成功体験の多いチームだからこそ、このような体質がまかり通るのではないか、と思います。まさにドメスティック野球の象徴ですからね。
ドメスティックではなくなった、選手の育ってきた環境も変わった、という時代の変化も重要です。昔はそれでもよかったわけです。
私がずっと言い続けているのは、今回の一件は陰湿な部分がないということなんですがまだわからないんですか?
どこが陰湿にみえるんでしょうか?
成績不振の選手にビックチャンスを二回も与えて、チャンス潰す姿を晒したこと?
あなたの見解はそうだということでしょう。これ以上不毛だと思いますが。陰湿か陰湿でないかは、人によって受け取り方が違うでしょう。議論の仕様がない部分です。もし陰湿でないと思われるのなら、「私はそう思いません」で終わりじゃないですか。
それよりも、なぜもっと大きな課題に言及しないのかが不思議です。
新潟で村田はまた凡退を繰り返し満塁で代打高橋を出されました。それについてのコメントは
「それは予想してなかった」
でした。これは複数新聞でも同じことがあったので事実と見てよいかと思われます。ここが指揮官たる原にとって許しがたい、それ以前に理解できない部分だったのだと思われます。原は生え抜きだろうとFA加入の選手だろうと分け隔てなくチャンスは与える監督です。逆に言えば、多少東海大系列の選手に甘い部分はありますが、「聖域」は作らず、長野も不調ならスタメンからはずしますし阿部にバントのサインを出すことも躊躇いません。確かに原自身は日本一批判されたNPB選手という過去を持っていることは確かですが、それは自身の能力が足りなかったことによるものだと飲み込む器量を持った人物であったこともまた確かでしょう。ポジションをたらい回しにされ、打順も6番にまで下げられたりしたりと枚挙に暇がありませんでしたが、それでもフテ腐れるような姿勢は(少なくともファンには)見せない選手でした。しかし村田はこの時、高橋の走者一掃タイムリーで生還した選手を出迎えませんでした。
ベイスターズファンなら周知の事実ですが、自称「男村田」の割には恐ろしくプレッシャーに弱く、特にWBCでの負傷以降は選手としてのスキルは下降線の一途をたどる惨状でした。そのくせ徒党を組むことを好み、チームのがん細胞と化していましたがそれもまだ成績を残しているうちは容認されていました(近鉄時代のノリのようなものです)。私自身、そのタイプの選手が巨人に入ればさすがに改心するものと思っていましたが、まさかここまで甘ちゃんが抜けないとは想定外でしたね。
そういう村田の至らない部分は確かにあったとは思います。それは横浜育ちの選手によくみられるところです。彼らの試合ぶりからは、いつも集中力が欠如したような空気が漂っています。そのご指摘は重要です。
議論になるかは広尾さんが私の質問に答えるか次第ですよ。
どこが陰湿にみえるんでしょうか?
答えたってわからないじゃないですか。あなたは。プロトコルが違う。で、この話は重要ではない。そしてこのサイトは私が管理者だということです。
質問を変えましょう。
村田選手を試合に出したことを陰湿だと思ってるんですか?
それとも村田選手を交代させたことを問題だと思ってるんですか?
それとも懲罰交代と報道されてるのが問題だと思ってるんですか?
もういいです。全部外れています。私の書いたものから答えが読み取れないのなら、どうしようもないじゃないですか。不毛!
ちゃんと論点をハッキリさせてから、説明したいんですよ。
その確認をさせてください。
別にあなたの説明を聞きたくないです。全く筋違いだし。凄く自信をお持ちのようですが、ぜんぜんわかってらっしゃらない。おひきとりを。
広尾さん自信が記事内で替え方の問題だっておっしゃったんですよ。
後、広尾さんがおっしゃるJのクラブってどこでしょうか?
日本代表ですら、公開説教や懲罰交代があるっていうのに、Jにはないとおっしゃるんですね。
私の知ってるJのクラブに広尾さんのいうJクラブは見当たらないんですが。
ごめんなさい、もう答えません。意味ないもん。揚げ足ばかり取って。
フロントは反対したが原が強く獲得を望んだこと。
もう1つは、それ以外のサードが村田より悪いのしかいないこと。
特に後者は「巨人のサード」がこれでは世間体も相当に悪いはずです。それでも消去法的に村田しかいないから使われ続けたわけですが、それに胡坐をかいているような姿勢がうかがえたからこそ原は熱いお灸を据えたのでしょうね。もちろん数字を残していれば違ったのでしょうが。
村田がいなくなった横浜が、去年よりも最後まで諦めない戦いをしているのはなんとも皮肉です。
開幕前から村田は得点圏打率が低いなど、評価は引くかったのは事実ですね。
毎度大変ですね、管理人様。
「懲罰人事」についての捉え方は、人によって
大分異なる「主観的」な部分と思いますので、
なかなか議論が難しいのではないか?と思います。
絶対評価出来ない部分ですし。
「コーチング」についての管理人様のご意見には、
私は70%ぐらい賛成です。
確かに、MLBの考え方に近いものが
近年では日本にも入ってきていますし、
選手をモティベートし、リスペクトすることで
コンディションを良好なものにさせていく方が
「望ましい」と言われているのが事実です。
ですが、必ずしもそれが最良の結果を生む訳ではない、
という側面も否定できません。
私が好きなスポーツマンガの作中で、理知的で合理的な
考え方をする選手が、理不尽なほどの体育会系の
部活に入ったことで、精神的に一皮むけるシーンが
あり、「ロジカルな指導」と「昔ながらの精神論」の
両者に、甲乙付けない描写があり、感心したことがあります。
NPB選手は既にプロフェッショナルであり、
精神論や懲罰人事は「非近代的」ではあるかもしれませんが、
そのアプローチが結果的に、選手に好成績を
もたらすきっかけになるのであれば、その方法論を
一概に否定できないのでは?と考えますが、
いかがでしょうか。
最後に脱線、ご容赦ください。
上記の点から考えても、私は、
阪神球団のマートンに対する接し方の方が、
ずっと罪が重い、と感じています。
ええい、いい加減に学べよ!と
1人憤っている、阪神ファンであります。
適切なご意見ありがとうございます。教育やコミュニケーションの問題は100%正解はありません。ただ、リスペクトすべき対象への配慮は必要だと思います。
パリーグも広尾さん曰く「前時代」なことをしてますし、Jリーグも普通にやってる。
更、誰が見ても阪神のほうが酷い。
これは内容に関係ない話ですか?
たぶん、あんまり大事な話じゃない。
このブログの良さは広尾さんがコメントに反応して熱くなって応えてくれたりするところですよ!
良い意味も悪い意味も含めて!
コール&レスポンスはとっても重要な事です(^O^)
なんだかんだで村田がヘボい成績だからダメなんですよw
三億貰っていい成績ではないですね。
村田のおかげで勝ったという試合も3試合程度ですか?
この程度なら1億5000万がいいところですねw
やっぱり、最下位常連から獲っちゃダメ。
プッレシャーを楽しんでないもんwww
やばいゼ!
ええ役どころやなあ。
浮き沈みのあるところが
なんか人間らしくて好きですよ。
やばいくらいにwww
ただ今回は扱う素材が悪かった。
僕はバリバリアンチ巨人ですが、
『現在』結果を出してる選手『だけ』はリスペクトします。
ただ、『過去』の結果が良かったから今もリスペクトしろというのは嫌です!
私は人生は「キャリアSTATS]だと思っています。だから、これまでの実績もリスペクトします。
先日の田原の一件で個人的な原監督の評価は下がり、阿部のことはちょっと好きになった。
今回の村田選手への対応は一概に悪いとは言えませんが、交代のさせ方、監督の選手への対応やコメントのあり方について考えるいい機会ではと思います。
素敵過ぎて、惚れそうです(笑)
過去の実績が優れていた選手に対する
リスペクトは、これまた評価が難しいところですね…。
そうなると、金本の現在の状況は、
球団が最大限のリスペクトを払っている結果、
とも言えますし。
タンパベイのジョー・マドン監督と、松井選手の
エピソードは、MLBだからという切り口もありますが、
「松井だから」という側面もあると思います。
MLBの方が、NPBの常識では考えられない、
ぶっ飛んだことをしでかす選手が沢山いますからねぇ…。
ドーピング検査がイヤで一旦引退した
マニー・ラミレス、監督・コーチとケンカして
そのまま帰宅・失踪したカルロス・ザンブラノ…。
彼らが、松井が受けたリスぺクションと
同種のリスペクトを受けていたとは、
ちょっと思い難いです。
ここでは2例だけ記述します。
①1992年:ホセ・カンセコ(オークランド・アスレチックス)
1991年は44本塁打でリーグ本塁打王、「ブッシュ・ブラザーズ」として、あのマクガイアと共に2枚大砲だったカンセコだが、当時の妻へのDVや、歌手マドンナとの不倫といったプライベートの問題に加え、わがままが過ぎてチーム内でも浮いた存在となる。
ついに夏のある試合のネクストバッターズサークル内で、代打を告げられ、そのままテキサス・レンジャーズとの1対3のトレードで放出される。
②2003年:ホアン・アセベド(ニューヨーク・ヤンキース)
2002年シーズンは、デトロイトタイガースのクローザーとして大活躍だったアセベド、ヤンキースに移籍し、セットアッパーとしての活躍を期待されていたが、ロジャー・クレメンスを救援した試合で同点ホームランを被弾し、クレメンスの勝ち星をフイにしてしまった。
即座に交代の上で解雇、トロント・ブルージェイズへの移籍を余儀なくされる。
しかも、その後は全く活躍出来ないまま、第一線を退く。
私は、メジャーリーグだから選手のプライドを守る、尊厳を大事にする、というのは一概に言えないと思います。
MLB賛美のNPB卑下の論調だけは、自虐的で見苦しくなるので、避けて欲しいです。
ですが、選手はプロで指示を実行すれば評価される訳ですから、あまり意に介していないかもしれませんが…。
村田選手の件です。
途中帰宅の真相は当事者の他には知り得ない事ですが、自発的に帰宅を申し出るという事は常識的に考えられず、万が一その様な事が起こったとすれば、それこそ2軍降格等の懲罰が適用されて然るべきです。
ですから、監督サイドの指示で帰宅したと想像しますが、これはある種、温情というべきだと自分は思います。
他のご意見にもありましたが、それまで実績を積み重ねた選手が、未経験の形で途中交代という処遇を受けて、ベンチに座っているのは居た堪れないものであると想像に難くありません。
監督の処置は理想的ではないものの、最悪でもないと思います。
現在の村田選手は2割6分、魅力であった本塁打も10本強しか記録していない選手です。
代打の件にしろ、原監督は彼の実力に応じた起用をしているのではないでしょうか?
結論を申しますと、村田選手が過去の実績に敬意を払った処遇を求めるのならば、ベイスターズを出るべきでは無かった。選りにもよってジャイアンツなどに移籍するべきではなかったと思います。
ただ、ジャイアンツ側もチーム打撃をする村田選手が欲しくて獲得した訳じゃないと思うんですよねえ。ここら辺は誰かが「『打つ事だけ』は今まで通りでいいんやで」と言ってやればいいのに、外様は難しいんでしょうかね?
P.S.
全く関係ないのですが…、よく拝見していますが、サイトがかなり重いです。表示されるまでに一服出来そうwなんですが、自分のPCが悪いのかな?
やっぱり、こうなってしまいましたね。
残念です。
しかしこういった形式で問題提起すると今後もあると思います。
「タイムリーな話題を上げる」
↓
「その話題を絡めて問題提起する」
これだとタイムリーな話題に食いつく人もいるし(まぁそれが管理人さんの狙いでしょうが)、提起した問題を語りたい人もいる。
これでは落ち着かない展開になるのは仕方ないかもですねぇ。
(もちろん、「実績のある選手に代打を送る事」はそれに当たらない)。
・・・というだけの話だと思うのですが、
人に伝えるというのはなかなか大変ですね。
それこそ、『59'S』の方で書かれている、
「記号(■、●)を使って、見出しを作る」という手法を
ここでの記事内でも行ってみても良いのかもしれません。
記事の内容には大変同意しております。
応援しています。
スポーツ選手が大舞台で力を出せるかうんぬんより
一般人としての常識があるのか議論しなきゃいけないレベルですよ
悲しいです・・
通算378本塁打の実績を誇る中村の新加入にナインは早くも歓迎の意を示した。今季から全力疾走をテーマにチームをけん引する主将・村田は「まずは有無を言わさず全力疾走してもらいましょうか」と注文を付けた上で「村田とノリさんが全力疾走すればチームが変わる。実績がある方だし優勝も経験している。いろんな風が吹いてくる」と話した。中村は三浦と同じ1973年生まれのチーム最年長選手となるが、遠慮せず全力疾走を求める考えだ。かつて金髪など派手な風貌も話題になったが「そういう時は丸刈りにしてもらいます」と続けた。
2011年5月24日 06:00 スポニチ
多分、記事は準備してらっしゃるでしょうが、触れない訳にはいかないでしょう。
これが中村GMの初仕事だとしたら、救世主かも。
正直こういった、どうしようもない意見やコメントが他者のブログなどにも溢れてて野球界自体フォローしようもないモノが蔓延してるように思えます。NPBは特に。これが普通なことに疑問を感じます。
これからもぶれる事なく突っ込んだ話をしてくれることを期待してます。
願わくばNPBがもう少しまともになるように。
ありがとうございます。なかなか難しいものです。
象徴的な出来事でしたね。明日書きます。
あの時も広尾さんの主観だけで決め付けて書いた記事と、それに対するコメントのやりとり。
記事は別だけれどコメントの内容は似通ってます。広尾さんがキレ気味になったりするところも。
アンチ広尾としても楽しめます。これからもこういうのお願いします。
日本ではこのようなことが頻繁に起こっている。問題ではないか。」
B「HさんとBさんの間では万引きとの認識はないのではないか」
A「うるさい、だまれ、日本で万引きがいっぱい起きていることについて議論したいのだ」
A(俺の中ではHは犯罪者で確定しているしな)
横で聞いてたHさんファンは現在はらわたが煮えくり返る思いです。
個人的にはあの代打交代ができることが今の巨人の強さだと思っています。
ここ25年くらいの巨人のなか(5人しかいませんが)では監督の求心力はもっとも高く、名のある選手の多いチームでは采配・戦術・戦略よりも必要なものを持っている監督だと思っています。だからできたのでしょう。
あくまで個人的意見で断言はしませんが。
議論をしたいのなら議論の邪魔になるようなことは控えては?と思わずにいられません。
炎上マーケティングであればまんまと乗せられましたが。
広尾さんのコメントの対応ぶり、真似できません。
もちろん記事も、良かったり悪かったりはしますけど
正々堂々な感じで、かっこいいですね。
確かに変な、というかしつこいコメントもありますが
頑張ってください。
やばいゼ!
一つ村田を擁護するとすれば、
新しい時代の野球(統一球)に対応できてないのに。
横浜時代にはほとんど無かった
エース、二番手、三番手、そして初もんを、
ぶつけられる事は滅多になかったでしょう!
横浜の時は我が愛するヤクルトでも裏ローテションでしたから。
(巨人、中日にぶつけるため)
繋ぎ役に徹しようかとスイングをコンパクトにしたら
HRを撃つためにきたんだろう!
っと解説、マスコミに非難される始末。
不運が重なったけど!
やばいゼ!
昔の実績云々で調子が悪い選手を起用し続けるのも
良くないだろ、それこそいつまでも○本に見切りをつけなかった
虎と一緒だよ(引退宣言したけど)。
結局「過去の実績」だけに目を囚われてるから、
今回の交代劇を懲罰的と見えるんじゃないのかな?
私は原監督のことが基本的には好きですが、こういう懲罰采配を繰り返すのは悪い病気だと思っています。
ある人物を批判しておいて、それに対する反論は議題じゃないと言う。
これが不快でなくて何なのか。
懲罰してくれたおかげでコメントも100に到着。
最近はプロ野球界が元気がないし、
優等生気取りな選手が多いから、
こういうネタを提供してくれる監督、選手、記者の皆様に感謝します!
やっぱり、なんかこういった誰かを叩く問題がないとツマんないよね。
特に期待されて入団で、このザマじゃw
もし村田の件が当事者にとって懲罰的でなかったならば、広尾さんの議論の前提が崩れるわけですから、この記事には説得力がないと思う人が出てくるのは当たり前だと思います。
しかし筆者の広尾さんは、そこを指摘すると、「本質ではない」「揚げ足取り」「しつこい」などと、批判的な読者を再三貶めています。自分に賛同する意見以外は聞く耳持たないならば、コメント欄など閉じればいいのです。
「プロ」を自任されるのであれば、言いたいことが伝わらないのを読者のせいにするのではなく、自分の表現やデータ選択を省みるべきでしょう。今回の記事については、事実認定において見方の分かれる村田のケースを根拠にしたことが軽率だったと思います。
原監督は先発投手を5回2アウト、あと一人打ち取れば勝利投手の権利が得られるのに交代させたり、昨日活躍したのに翌日スタメンから外したりと、あたかも野球ゲームで選手カードを入れ替えるような起用をします。またそれとは逆に余計な我慢をして、選手を起用し続ける(ボウカー、昨シーズンの藤村等)時もある。結構支離滅裂だと思います。まるで長嶋監督と同じです。
恐らく広尾さんは“選手は機械じゃないよ。精神を持った人なんだ”っておっしゃりたいのではないでしょうか?違ったらごめんなさい。自分はそう思います。
そういうことですね!
よかった。 これからちょくちょくコメントさせていただきます。
よろしくお願いします。
しかし、皆さん思慮深くてレベルが高い。
精神論を否定しながら信頼関係を重視し、しかもその信頼関係の破綻理由を首脳陣にばかり求めるところも秀逸です。
これからも時折、面白い投稿を拝見させていただきます。
ようこそ。
でも批判するにしても、もう少し気の利いたコメントをすべきかと。批判にも「芸」が必要でしょう。あなたのコメントが、面白くないとね。
いくら実績があろうと結果が出ていないのに特別扱いしていては組織として成り立たないのではないでしょうか。
奮起を促す為に懲罰を与える事は(個人的には懲罰では無くリフレッシュさせる為だと思っていますが)効果的だと思いますしそれができる監督
・組織が構築されている事を評価したいと思いますが。
村田選手自信も今のままの成績で優勝したとしても心から満足できないのではないのでしょうか?
(このエントリにコメントが多くついているのはそれが一因でしょう)
このエントリの問題は94や101の方が指摘しているとおり、
本題よりもコメント欄で広尾さんが見せた
「本題が有意義であればつかみの真偽はどうでもいい」
という態度ではないでしょうか。
架空の話であるならともかく、実在の人物を出している以上
事実関係の確認が不完全な状態で批判的な記述をすれば、多かれ少なかれ反感を買うのは仕方ないと思います。
広尾さんにとっては村田への懲罰の有無はどうでもいいことなのかもしれませんが、
名指しされた巨人・村田・原監督のファン(の一部)にとってはそこが重要で、
「どうでもいいなら引き合いに出すな」という反発も出るでしょう。
本題の日本プロ野球界の問題そのものは多くの人が賛同すると思います。
上にもあるとおり、マートンの件などもありますし。
まあ、究極的には「個人ブログなんだから勝手だ。自己責任だ。」ということなのでしょうが。(法に触れない限り)
今後も興味深い記事を楽しみにしております。
このコメントを読んで思ってしまった。
北京五輪の後、4位という結果に日本の野球ファンから、夢を語ることを否定されバッシングを受けたら、「若者が夢を持てなくなる」なんて社会論に切り替えた某H監督がいたなぁ。
監督の起用と選手交代に伴う一件への意見を少なからずの人に否定されたら、これをNPBの文化に問題がありという野球文化論に切り替えた、この理由って、そういうことだったのか。
だから筆者は、原辰徳は散々批判できても、星野仙一は批判できないわけか。
そういうくだらない好悪で書いていないですよ。2008年、星野仙一が大嫌いになってブログを書いています。読み方浅い。見る目のレベルが低いと思うけど。
http://khiroott.iza.ne.jp/blog/entry/694519/
http://khiroott.iza.ne.jp/blog/entry/693749/
ありがとうございます。事実関係としても大きな間違いはなかったように思います。トリビアにひっかかって果てしない議論をする余裕はありませんので、特定の方に限り、そういう対応をしました。
そういう部分は確かにあります。
原監督から
「今夜はもう自宅に帰っていい」「明日新潟で元気な姿で会おう」
と言われたようです。
それに対し村田は帰宅後
「頭を丸刈りにしていったら東京駅で受けが取れるかな」
と考えて実行したそうです。
(重い雰囲気にしないように、見たいな事も言ってたような気がします。)
>「今夜はもう自宅に帰っていい」と強制的に帰宅させた。
この部分の事実関係は間違いではありませんでしたね。
しかし発言の一部にのみ反応したのかと思ってしまいます。
>村田はチームメイトの面前で「お前は信頼していない」「いらない」と指揮官に明言されたのだ。
の部分に皆が反応したのだと思いますがこの部分は今でも「事実」だと思っていますでしょうか?
>事実関係としても大きな間違いはなかったように思います。
との発言に対し引っかかりがあったのでこちらにコメントしてしまいました。(本当は1個前のエントリーの話題かとも思ったのですが。)
本来の議題についても発言しないと申し訳ないのでそちらについても。
日本式の指導は高校野球的だなと思いますが、
「チームが勝つ」ことに重きを置いた指導と
「個人が派手な活躍をする(ヒーローをつくる)」に重きをおいた指導であれば、
私は前者をチームスポーツである野球には望みます。
その結果ヒーローになりたい選手はMLBに行きたくなるのもしょうがないかと思います。
私の中では日米の違いをそのように受け止めています。
商業的に成功するのは後者で日本でも一部そちらに向かっていくことを止められないと思いますが。