統一球の影響がなくても弱小な打線だった。打率も本塁打も中位以下。しかし四球はリーグ1位。出塁率が高いことが、1安打あたりの生産性を高めた。森野、和田の前によく走者が出たのだ。今年はさらにその傾向が強まった。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。



和田一浩の凋落が目立った。極端なオープンスタンスから少しフォームが変わったが、打球が飛ばなくなった。森野もシーズンを通して不調。ただ2人ともに四球はよく選んではいた。
本塁打はブランコの16本塁打、打点は和田の54、打率は荒木の.263。中軸はなかったに等しい。
落合監督は今年、新人野手を使わなかった。目先の勝利にこだわっていたのだろう。
光明は平田良介が一本立ちしそうな気配が見えたこと。ただし落合は、世代交代の道筋を明確に決める前に解任が発表されたため、具体的な後任人事は行わなかった。
高木守道監督になって、最初に獲得したのが山崎武司だったことに、不安を抱いたファンも多かったのではないか。人情よりも来季構想を明確に打ち出すべきだった。内外野ともに不可避に迫っている世代交代をどう円滑に進めてくのか、が見えない中日である。
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和田一浩の凋落が目立った。極端なオープンスタンスから少しフォームが変わったが、打球が飛ばなくなった。森野もシーズンを通して不調。ただ2人ともに四球はよく選んではいた。
本塁打はブランコの16本塁打、打点は和田の54、打率は荒木の.263。中軸はなかったに等しい。
落合監督は今年、新人野手を使わなかった。目先の勝利にこだわっていたのだろう。
光明は平田良介が一本立ちしそうな気配が見えたこと。ただし落合は、世代交代の道筋を明確に決める前に解任が発表されたため、具体的な後任人事は行わなかった。
高木守道監督になって、最初に獲得したのが山崎武司だったことに、不安を抱いたファンも多かったのではないか。人情よりも来季構想を明確に打ち出すべきだった。内外野ともに不可避に迫っている世代交代をどう円滑に進めてくのか、が見えない中日である。
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コメント
コメント一覧
ベンチ入り候補を一人減らす事になります。
監督交代は味を変える意味で良しとしますが、これで本当に勝つ球団作りとは思えません。
何処ぞの球団と同じように恩讐絡みと思えてきます。
四球が多いのはさすがですが、守備走塁のプラスが見込めないのですから、これだけ打てないのは給料的にも痛すぎる。
日本のライトな野球ファンは球団よりも選手のファンって人も多いですから、かつての人気選手を獲得してくるのは、営業的にわからないでもないです。
ただ、人気だけではもたないのも確かなのですから、早急に立て直しが必要でしょうね。
簡単ですが以上が山崎選手(43)の2011年度成績です。パリーグを知らない方にはだいたい金本選手と似通った成績だと思ってもらえればわかりやすいと思います。
今回の山崎選手の中日移籍に関してのブログを色々読ませてもらいましたが、「OBだから」「将来性がない」など、どこの論調でも否定的な見解ばかりでしたので、いち楽天ファンとして物申したく書き込みさせていただきました。
山崎選手は6月の初旬に右手薬指を剥離骨折をしております。記録で語ろうということなので怪我前と怪我後の成績を載せてみると
試合 打席 打率 本塁打 打点
怪我前 46 162 .277 7 24
怪我後 56 200 .190 4 24
と明らかな差が見られます。
四球13→15 三振40→49と日割りで計算するとほぼ差が無く、1割近く打率を落とした原因は極度の不調ではなく怪我である事は事実でしょう。
開幕そうそう4月の月間打率.302と統一球に対応していた楽天唯一の選手でありました。
43歳ということもあり指名打者での出場予定でしたがファーストを守るルイーズ選手の打撃守備両方での不振でDHを譲り、連日出場し続けた結果の骨折でした。
今年の楽天の試合はほぼ全試合見てきましたが、オールスター2試合前の19日に急遽復帰戦を果たしますが、お腹周りが細くなり、手の骨折後という事もあって腰の入ったいつものスイングができていませんでした。
つづく
ここからは推測でしかありませんが、怪我をおしてのAS出場を果たしたかったのではないかと思います。
AS不出場となれば2週間登録不可のペナルティがかかりますし、それ以上に山崎武司を知る人であれば1度や2度ではない震災以後の活動を見ていれば、東北の人達のためにも怪我をおしてのAS出場で活躍することで野球人としての使命を果たしたのであろうということは想像に難くありません。
しかし皮肉にもASどころか楽天寿命をも短くしてしまった結果になってしまいました。
中日のトップ打率が.263の荒木、和田は131試合での54打点、チーム打率は言うまでもありませんこのチームが2億5千万であった山崎選手を3000万で獲得する事に何の文句があるのか改めて考えてみてください。
ファン寄りの目線にしか見えないかもしれませんが文章を読んだ素直な感想です。
プロですから一番上に書いた成績が実績であるのは本人も百も承知でしょう。
もし2012年度に良い成績がでましたら山崎選手の記事を書いてもらえたら幸いです。
長くてすみません。いつも楽しみに読ませて貰っています。
山崎が現役を永らえることに不満があるわけではありません。
チーム補強のいの一番に彼を獲得することがひつようだったのかどうか。
来季戦力になる保証が少ない選手をとるよりも先にすべきことがあった
のではないかということです。
たとえば谷繁のバックアップは十分なのか、二遊間はどうするのか?
そして外野。
あくまで山崎は保険であり、付け足しでしょう。
これからもお付き合いください。
立浪の引退後,代打の一番手がいません.堂上剛裕は雰囲気はあるのですが,いかんせん調子の波が激しい.
ブランコ離脱時の一塁手にも困っていました.
外野は和田,平田,大島.ここに野本,堂上剛,藤井が割って入るか.
捕手は補強ポイントですが,若い有望株はどこも出しませんし,中途半端な選手を獲るのならで小田で良いでしょう.
今年の貧打は,和田,森野,ブランコら主軸の不調や怪我によるものなので,補強をするのなら相当に打てる野手を獲らなければならない.
山﨑以外では,FAの村田か,福留あたりの日本復帰を狙うくらいしかないと思います.
結局は,若手に期待,ということでしょうね.
選手のポジション欄が「UT」の選手は去年のセサルだけですね.他に内外野守ったのはグスマンくらいでしょうか.
落合監督の方針として,選手の役割を決め,やるべきことをはっきりさせる,ということがあったのかな,と思います.
なんだかんだ言いつつ、攻撃面の貢献度では和田がトップになっていますね。飛ばない統一球の影響は、和田や小笠原みたいに左右に長打を打ち分けて好成績を残してきた選手に、最も影響が大きかったようにも見えます。
外野は若手選手がそれなりに試合に出ているけど、内野は現レギュラーの信頼性が高く、実際のところ、他の選手のつけいる隙がなかったですね。一斉に勤続疲労が起きるリスクはあるけど、無理にいじってチームを混乱させる必要はないという、落合監督の合理主義を感じます。
しかし、谷繁が中日に移籍して、更に10年もレギュラーで活躍するなんて、想像もしなかったですね。