サイ・ヤング賞同様、NPBの澤村賞も予測しよう。STATSから10の部門をピックアップして、そのランキングポイントをつけてみた。セリーグ。
sawamura-20120919-CL




規定投球回数以上の投手について、勝利、敗北、防御率、DIPS、QS(6回以上投げて3自責点以下の試合数)、投球回数、1登板当たりの投球回数、奪三振、WHIP(1回あたりの安打、四死球による出塁数)、DIPS(四死球、三振、被本塁打だけで見た投手の実力値)のリーグランキングを出し、1位に10ポイント、2位に9ポイントという風に得点を与え、その集計をPTSとした。
で、100点満点でランキングした。

一般的な印象の通り、セで取るとすれば前田健太が2年ぶりに受賞する可能性が高い。10項目すべて3位以内。4月にはノーヒットノーランも記録し、大エースの風格だ。

故障のために投球回数は少ないが、杉内のクオリティも高い。DIPS2.33は、凄い記録だ。吉見もクオリティは高いが、投球回数が少なすぎる。

投票では内海にも票が集まると予想されるが、投球内容では前田にはかなり劣る。勝敗以外のすべてのSTATSで前田よりも下なのだ。

三浦大輔は先発登板すれば7回以上投げている。援護が少ないために勝ち星には恵まれないが、良い投球をしていると言えよう。

阪神の能見、メッセンジャーは援護の少ない中で健闘している。

巨人の優勝がほぼ確定する中、ご褒美で内海が取りそうな予感がするが、記録的にはセでは前田健太が有力だと思う。

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