NPBの澤村賞予測。STATSから10の部門をピックアップして、そのランキングポイントをつけてみた。パリーグ。
sawamura-20120919-PL




規定投球回数以上の投手について、勝利、敗北、防御率、DIPS、QS(6回以上投げて3自責点以下の試合数)、投球回数、1登板当たりの投球回数、奪三振、WHIP(1回あたりの安打、四死球による出塁数)、DIPS(四死球、三振、被本塁打だけで見た投手の実力値)のリーグランキングを出し、1位に10ポイント、2位に9ポイントという風に得点を与え、その集計をPTSとした。
で、100点満点でランキングした。

澤村賞の有力な基準、15勝をクリアしているのは今のところ両リーグ通じて攝津しかいない。その点では当確といえる。

攝津は投球回数でも1位、QSも1位、量的にも質的にも抜きん出ている。

ダルビッシュの穴を埋めたのは斎藤佑樹ではなく吉川光夫だった。クオリティは高いが、投球回数が足りない。
田中将大のDIPSは2年連続で2.0を切っているが故障があって投球回数が少ないうえに、援護も乏しく数字的には大きく落としている。

今季、規定投球回数に達したのは6球団でわずか13人。これはダルビッシュ、杉内、ホールトン、和田とローテーションの柱となる投手が抜けたうえに、若手の起用が相次いでローテの3番手以降が不安定だったのだ。ある意味、過渡期だろう。

前述のように澤村賞候補筆頭は攝津だが、印象がいまいち薄い。でなければ広島の前田健太が取るべきだが、選考委員が投票しそうなのは内海だろう。

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