NPBの澤村賞予測。STATSから10の部門をピックアップして、そのランキングポイントをつけてみた。パリーグ。

規定投球回数以上の投手について、勝利、敗北、防御率、DIPS、QS(6回以上投げて3自責点以下の試合数)、投球回数、1登板当たりの投球回数、奪三振、WHIP(1回あたりの安打、四死球による出塁数)、DIPS(四死球、三振、被本塁打だけで見た投手の実力値)のリーグランキングを出し、1位に10ポイント、2位に9ポイントという風に得点を与え、その集計をPTSとした。
で、100点満点でランキングした。
澤村賞の有力な基準、15勝をクリアしているのは今のところ両リーグ通じて攝津しかいない。その点では当確といえる。
攝津は投球回数でも1位、QSも1位、量的にも質的にも抜きん出ている。
ダルビッシュの穴を埋めたのは斎藤佑樹ではなく吉川光夫だった。クオリティは高いが、投球回数が足りない。
田中将大のDIPSは2年連続で2.0を切っているが故障があって投球回数が少ないうえに、援護も乏しく数字的には大きく落としている。
今季、規定投球回数に達したのは6球団でわずか13人。これはダルビッシュ、杉内、ホールトン、和田とローテーションの柱となる投手が抜けたうえに、若手の起用が相次いでローテの3番手以降が不安定だったのだ。ある意味、過渡期だろう。
前述のように澤村賞候補筆頭は攝津だが、印象がいまいち薄い。でなければ広島の前田健太が取るべきだが、選考委員が投票しそうなのは内海だろう。
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コメント
コメント一覧
確かに俺ら一般人なんかが見ても内海が何だかんだで怪我せず、一番安定している印象がある!!!
(俺はアンチ巨人だが成績を現在残せる選手は嫌いでもリスペクトする。
内海は人間的には嫌いなだがな!!!)
それに優勝チームから出すべきだと俺は思う。
それも一理あるぜ!
ホークスファンとして、この一ヶ月の攝津は確かに勝ってるんだけど、何処かで必ず点を取られる印象があって…それでも相手より取られないという投球はできてるんだけど…確かに勝ってるし沢村賞に適格ではないとは言わないけど…
昨年の杉内(勝てなかったけど点は取られなかった)や和田に比べるとまだ信頼感に乏しく…
比べると大隣の方が安定してるんですよね。一ヶ月出遅れたからIP少ないけど。先日吉川と投げ合った試合、あれ去年の杉内を思い出しました。援護がなくても取られない(最後に取られたけど)。負けはしたけど信頼感がないというわけではなく…
大隣はIP少なく勝ち星がまだ基準を見たしてないから対象とは思わないけどね。今年はマエケンか杉内あたりかな…セリーグからじゃないかなと…
あと、極端な投高打低の今のNPBに6回3失点以内というQSの判断基準が先発投手の能力を図るのに妥当なラインかというとそうも思えません。今のNPBでは基準を少し高く設定するなどしない限り、あまり意味のない指標のように感じます。
修正しました。じゃがさんのことですか?ありがとうございました。
「記者が投票しそうなのは内海だろう。」
これらの一節には
『どうせ巨人が取るんでしょ』
という、恣意が読み取れるのですが、歴代受賞者の顔ぶれを見てもそう思われる根拠が見当たりません。
予想に対するエクスキューズにしても、少々的外れな気がします。
>>やばいぜ!長嶋 さん
「それに優勝チームから出すべきだと俺は思う」
それには反対。
沢村賞に関しては、単純に投手個人の成績を評価するべきだと思う。
例えば
Q.今年の巨人と横浜で同じ様な成績を上げたとして、その二人の投手の評価は同じなのか?
A.私の考えでは同じでは無い。
優勝チームよりも最下位チームの方が投手(の成績)にとって、マイナスの要素が多い。
逆に優勝チームの投手なら割り引いて考えても良いと思う。
今年の沢村賞は『前田健太』一択。
沢村賞の性質からすると「18勝」とか「20勝」という言葉の響きに弱そうですし。
>6
どこのバック(打撃陣)で投げてるとか色々よく言われますが!
最下位のチ-ムと優勝チ-ムとじゃ~ぁ、背負ってるモノが違いますからね。
エース同士の対決も最下位のチ-ムじゃ・・・注目低いし。
俺は内海の『人としては全否定!!!』だけど投手としては、
つねに注目度に晒され投球が悪いと、批判がマエケンの5倍以上はされる(当社比で)
マエケンのチ-ムじゃ、よく見積もってもCS進出でしょ。
プレシャーも何も無いじゃん。
だったら内海より3勝多く、防御率は0.3(これは満たした)しないと。
もうちょっと中日が背っていれば「にんにく注射」でもいいけど。
やばいゼ!
でも・・・。
成績は全くともなってないが何時の日か館山に沢村賞を取って欲しい!
ヤクルトFANなのでwww
マエケンのほうが責任は重いでしょう。
沢村賞は記者投票ではありません、選考委員5人による話し合い及び多数決です。
また過去の受賞例を見る限りMVPとは異なり、所属チームが優勝したか否かは大して影響していません。
その選考ですが、昨年は田中将(3票)ダルビッシュ(2票)と割れたようです。
広尾さんもご指摘されていたように両者の投球内容は
つぶさに見ていけば数字の上でも甲乙つけがたいものでしたが
勝利数・勝率・防御率・完投数と、わかりやすい選考基準項目でトップだった田中が
満場一致で受賞するものと予想していたので意外でした。
(個人的には両者受賞を推していたので残念)
沢村賞の選考も、色々と意識が変わってきているのかもしれません。
さて翻って今年ですが、現状前田健太と摂津の一騎打ちでしょう。
印象度ではマエケンですが、何と言っても3勝差は大きい。
また歴代の受賞者で勝利数の基準項目を満たさずに選ばれたのは88年大野豊(13勝)だけです。
摂津が失速せずに最終的に17~18勝程度挙げると仮定するならば
「15勝以上勝って最優秀防御率も獲る、その上で摂津と2勝差以内」
上記を満たせばマエケン、それ以外ならば摂津と予想します。
あれ?沢村賞って記者投票でしたっけ?
選考委員の選出だったと思ったのですが…
確かめずに書いてはいけません。修正しました。有難うございました。
沢村賞の仕組み、現状、解説ありがとうございます。
IPの少ないことが不利に働いている吉川ですが、
日本ハム自体が斎藤以外の先発投手の球数制限が厳格なことが大きいですね。(それだけブルペンに自信があるとも言えます。)
そういう目線で見ると、同じ日本ハムでは武田勝のIPの多さが気になりますが、彼は日本随一の打たせてとる投手で、1回あたりの球数が少ないので参考外ですね。
↓
>選考委員が投票しそうなのは内海だろう。
修正してこれですか。
記事2本使って結局は内海を貶めたかっただけですか?
あと前の記事にも記者投票云々の記述が残ってますよ。
これだけ読んでくださっていて、なぜそう取られるのか心外です。
記録的に見て、内海が前田を上回っているものはほとんどないじゃないですか。
>これだけ読んでくださっていて、なぜそう取られるのか心外です。
今の段階で、内海が受賞するのを前提に、どうせ云々と言っている所ですよ。
あらゆる数値で前田健太が上回っているのは、言われずとも解ります。
仮に内海が実際に受賞する段になったら「選考委員は何を考えているのか」と
ブチ上げれば良い事でしょう。
前述しましたが私もこの沢村賞関連の2つのエントリーには同じ感想を持っています。
そもそも
「記者投票で決められる」
を前提にして書かれた文章と
「選考委員が選ぶ」
を前提に書かれた文章では本質がまるで異なると思うのですが…。
※シーズンMVPの投票をイメージして書かれた文章にしか見えません。
沢村賞選考委員会の委員は
土橋正幸(委員長)
堀内恒夫
平松政次
村田兆治
北別府学
です。
本当に内海に「ご褒美」で投票する委員達だと思われてますか?
心外というのは
『内海へ投票するであろう記者への当てこすり』を読み取れなかった事なんでしょうか?
ずさんな記事を書きまして、誠に申し訳ありません。深くお詫び申し上げます。
それにしても、今年の沢村賞争いは盛り上がらないですねえ。
去年あれだけハイレベルな争いを演じたダルが海を渡り、一方の田中マー君は春先の調整不足に腰痛が響いて蚊帳の外。
・・・と感じてしまうのは、私がイーグルスファンだからです(苦笑)
去年だったか、セとパで完投の選考基準を変える検討云々という報道があったように記憶していますが、その後、どうなっているんでしょう?
確かに、今年の役者は顔ぶれが地味ですね。
前のコメントで指摘されてますが、
『澤村賞』、ではなくて『沢村賞』(沢の字が違う)ですよ。
記事の見出しだと某巨人の投手になってしまいます。
(あ、沢村栄治も某巨人か)
現状で選考委員の支持が内海に集中するなど考えられません。
なぜそこまで「内海は成績不相応に票を集めるだろう」と主張されたいのか
わかりかねます。
記者投票であるセの最優秀投手も、大差で前田健太じゃないですかね。
杉内と内海は二者間の差がそれほどなく、人によって評価が逆転して
巨人票やチーム成績重視票を食い合いそうです。
そもそも総合成績はマエケンのが明らかに上ですし。
パ・リーグは勝率一位の投手が自動的に受賞しますが(現時点では吉川)
セ・パで選出法が違うのだから、無理に名称を揃えず「最高勝率投手」で
いいじゃないかと毎回思ってしまいます(笑)
ついでにセのMVPに関しては阿部でしょうが、2位3位が誰になるかで
各記者が今季の野球のどの部分を重視しているか垣間見えそうで注目しています。
今年もタイトル予想の時期になりましたか。
沢村賞は攝津投手かな、と思います。あとどれくらい投げる機会があるのか分かりませんが、投球回数も奪三振数も稼ぎたいですね。
内海投手も素晴らしい成績だとは思いますが…さすがに難しいのではないでしょうか。
受賞の可能性で言えば、同僚の杉内投手の方が高いと思います。抜群の勝率に投球回数以上の奪三振数が印象的です。とはいえ、登板試合数と投球回数の項目も設けられていますからね。
22番のミヨキチ様が挙げられている「最優秀投手」の受賞者は私も気になっています。
今年度はどうなるのか分かりませんが、受賞者の発表時期はベストナインよりも沢村賞の方が早いですよね。
前田投手が沢村賞を受賞したら、記者投票で選出されるセ・リーグのベストナインの投手部門(同時に最優秀投手として表彰)でも選ばれると思いますが…沢村賞を逃しても選出されますかね。
もし逃した場合は、ベストナインの方では杉内投手が有力かな、と思っています。ジャイアンツのリーグ優勝は間違いないでしょうし、杉内投手の活躍が非常に優れたチームの勝率・防御率の象徴だと思うので。
実際には杉内投手と内海投手の間で票が割れてしまうのかもしれませんが…
giabbits8さんの憤慨に対してはスルーされています。
私も数字の上で前田に劣る内海の名前を出して「選考委員が投票しそうなのは内海だろう。」で結ばれてる理由を聞かせていただきたいです。
選考委員(記事を書かれた当初は記者だったわけですが)が内海を選ぶであろう何がしかの理由が広尾さんは有ると思われたんですよね?
やはり巨人ブランドでしょうか?
お二人のご指摘に対して平謝したつもりでしたが、至らなかったようですので、
もう一度謝っておきます。KAさま、Giabbit8さま、誠に申し訳ございません。
内海については夏ごろからスポーツ紙でそういう噂を何度も見たものですから。
もう、このテーマは今後扱わないようにいたします。
ただ、謝罪を求めて質問をした訳ではないのでこそばゆいです。
沢村賞の選考予想の記事に何故「内海」の名前が上がるのか不思議だっただけです。
「夏ごろからスポーツ紙でそういう噂を何度も見た」
こういった根拠があったと教えていただけて頷けました。