秋風とともにこういう話題が増えてくる。今期は、名の通った前主がキャリアを終えるケースが増えそうだ。

小林宏は、春日部共栄高校から96年ドラフト4位でロッテに入団。以後4シーズンはほぼマイナー暮らしだったが、2001年に頭角を現した。当時は先発を試されながらも中継ぎが多かったが2005年にローテーションに定着、以後5シーズンで4度二けた勝利を挙げた。球速は普通だが、変化球のコマンドが良く、安定感のある投手だった。
しかし2008年から成績が落ち始め、2010年に再びクローザーに転向、一流とは言えないが、まずまずの成績を残した。
シーズン終了後海外FA権を行使してMLB移籍を画策したが、MLBからのメジャー契約でのオファーはなかった。
2011年は2年契約で阪神に移籍、酷使が続いていた阪神救援陣にこの投手が入ることで、負担軽減することが期待されたが、しばしば逆転打を喫するなど期待に十分に応えることはできなかった。
そして、契約最終年の今年は今まで1軍登板機会がないまま戦力外となった。ファームでは24試合52.1回を投げ2勝4敗2SV、ERA3.44だった。
2010年終了時点でMLBからメジャー契約のオファーがなかったのは、成績が明らかに下り坂だったことと、この投手には、自己管理がやや緩いという評価があったからではないかと思われる。
阪神は通算成績を評価して2年4億円の契約を結んだが、フロントの失敗に終わった。

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コメント
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挙句、人的補償で高浜を取られたとファンは嘆くのですが、ま、胡椒グセがあり、一軍で使えるか疑問な選手なんですが。
トレードするにも、交換相手が無く、国内FAは人的補償を持っていかれるというわけで、今後は、人的補償のない、日本人3A選手が狙い目なんでしょう。
城島で大やけどをした教訓は、ここには存在しないようです。1年でも使えたのでOKとでも思っているのでしょう。
偶然にも同日に、元ロッテの主力投手が2人そろってそれぞれの球団で戦力外通告というニュースを耳にすることになりましたね。
あくまで結果論になりますが、ロッテは2人とも上手いタイミングでリリースしたということになるんでしょうか。
このオフからそのお家芸の体現者と言って過言ではない中村勝広GMがその極みを見せてくださるんでしょうね(涙
ロッテとかソフトバンクとか日本ハムとか良いタイミングで劣化選手を手放すな!!!
それに引き換え阪神はwww
やばいゼ!
次のターゲットは福留、西岡、五十嵐(´;ω;`)だろ!
多分、相当劣化してるからな。
前例が酷いから2000万プラス出来高でいいんじゃね?
それならFANもダメでも納得するよ。
こういう結果になると、責任者出てこいみたいな話ですね。
ロッテも親会社の経費削減方針の要求が強いこともあって、生え抜きやベテラン選手に対してもドライな対応や放出が割と目立ちますね。まあ、若手にとってはチャンスだけど、他の選手たちのモチベーションの影響はどうなんだろうとも思います。
思い出深いのは2002年。
開幕週だけ先発をして、残りはロングリリーフ+ワンポイントというスクランブル登板ばかりをこなす姿を見ていると、応援する気にさせられてしまいました。
落ち目なのは確かですが、環境を一変させたことが急激な悪化につながっているとも言えますので、どこかの球団でもうワンチャンス与えてもらいたいものです。