小林宏は、優秀なクローザーとは言い難かった。彼が阪神に移籍したのは痛かったが、決定的なダメージではなかった。むしろ、中堅、若手の伸び悩みこそ問題だった。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。



(この本は名著です)
長く千葉ロッテを引っ張ってきた渡辺俊介にやや陰りが見える中、今季は唐川がシーズンを通してローテを守った。成瀬とともに規定投球回数に入ったが、もう2枚はほしい先発投手が頼りなかった。
マーフィーは昨年後半から出ては打たれる傾向があったが、今季は5月から長期戦線離脱。7月に上がってきた上野も秋口には尻すぼみ。あとは大谷、小野、吉見らが中継ぎの合間に先発をする始末。これでは勝てない。チームのERAやWHIPは上がってはいるが、他チームほどではなく、相対的に下位となった。統一球をうまく使えなかった感が強い。
なかで、救援陣には見るべきものがあった。ドミニカ出身のカルロス・ロサが安定した成績。さらに伊藤も好調。薮田につなぐパターンができていた。
ロッテに必要なのは、先発の柱だろう。大谷、大嶺、新人の小林敦、さらに今季のドラ1藤岡貴裕らに期待をかけたいところだ。
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長く千葉ロッテを引っ張ってきた渡辺俊介にやや陰りが見える中、今季は唐川がシーズンを通してローテを守った。成瀬とともに規定投球回数に入ったが、もう2枚はほしい先発投手が頼りなかった。
マーフィーは昨年後半から出ては打たれる傾向があったが、今季は5月から長期戦線離脱。7月に上がってきた上野も秋口には尻すぼみ。あとは大谷、小野、吉見らが中継ぎの合間に先発をする始末。これでは勝てない。チームのERAやWHIPは上がってはいるが、他チームほどではなく、相対的に下位となった。統一球をうまく使えなかった感が強い。
なかで、救援陣には見るべきものがあった。ドミニカ出身のカルロス・ロサが安定した成績。さらに伊藤も好調。薮田につなぐパターンができていた。
ロッテに必要なのは、先発の柱だろう。大谷、大嶺、新人の小林敦、さらに今季のドラ1藤岡貴裕らに期待をかけたいところだ。
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コメント
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8月に井口が長期スランプに陥ったとはいえ、原因は特に投手にあったのではないでしょうか。
その8月以降の投手陣は、成瀬が不調で、小野・大谷はローテから外れて中継ぎをやったり、マーフィー・ペンがラストチャンスを与えられたりしている不安定な状況でした。
投手の成績が落ちてくる夏場に先発不足が響いた格好になりました。
また、リリーフ伊藤もこの時期に1ヶ月半2軍に落ちていましたね。
薮田は確かにテンポのいい投球で堅実な成績を残しましたが、8月以降に出番が減って疲労がたまらなかった影響もあるかと思います。