沢村賞を獲得し、NPBで図抜けた投手になりつつある田中将大。しかしそれでもポストシーズンに進出できなかった。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。

rakuten-2011-Pitch







昨年、MLBへの移籍に失敗した岩隈は、楽天と契約したが、故障がちでモチベーションも上がらなかった。こういうケースでは他チームに行く方が良いのかもしれない。

永井、井坂、川井などローテーション維持が期待された投手も、期待を裏切った。

結果として田中が投げるときとそれ以外では、別のチームの様だった。

田中の成績を抜くと、チームの防御率は2.85から3.19へ、WHIPは1.19から1.35へと大きく下落する。

なかで、新人の塩見貴洋がシーズンを通して活躍。球速もあり、技術も高い投手なので、来季は田中との2本柱も期待できよう。

このチームの救援投手陣は、レベルが高いとは言えない。ラズナーのクローザーはいかにも急増という感じだ。青山、小山、片山というセットアッパーも他球団に見劣りする。

先発も、救援も使える投手の枚数が不足しているというのが、率直なところだ。

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