統一球の影響で、多くの打者が成績を大きく落とす中で、それを上回る成長曲線でのし上がってきたのが、中田翔だ。彼や陽 岱鋼など新しい力の台頭が、日本ハムの希望である。
各STATSのセリーグ6球団での順位、各数値の昨対を入れた。
Nipponhamu-2011-Bat






中田は5月、6月に.290、8本塁打35打点。打点王をうかがう勢いだった。7月以降は2割そこそこ打率だったが、相変わらず勝負どころでは強かった。今年の91打点は価値が高い。曲折はあろうが、清原の若いころのような伸び方をするのではないだろうか。

陽岱鋼も今季、成長した。三振が凄まじく多く、荒っぽいが、守備範囲の広さ、肩の強さなど身体能力の高さがきわだった。この二人と今や攻守でトップクラスとなった糸井がひっぱっていくのだろう。

稲葉は統一球にも適応していたようだが、小谷野は故障もあったが打てなくなった。適者生存が進むのではないだろうか。

右手の指の骨折から復帰した田中賢介も、来季は期待できる。今浪隆博、鵜久森淳志なども飛躍の可能性があろう。

どのチームも同じだが、これに使える新外国人が加われば言うことはない。

傑出した中心打者はいないが、出塁数の多い打線が、弱体化が予想される投手陣を引っ張ることになるのではないか。

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