ナショナルリーグのポストシーズンの総括。ナリーグの方が投手起用は大胆だった。
投手成績を先発と救援に分けた。両方の役割をした投手は、2度名前が出てくる。

ナリーグでも、多くの球団は投手陣が機能し、成績は概ね良かった。
しかしシンシナティ・レッズ=CINは、レイトス、リークという先発投手が失敗。リカバリーができなかった。
セントルイス・カーディナルス=STLはローシー、カーペンターの2人で3敗。成績は悪くなかったが、味方の援護がなかった。
ワシントン・ナショナルズ=WASは、唯一投手陣が崩壊状態だった。先発陣ではデトワイラーが機能したのみ。救援陣も軒並み炎上した。これを打線がカバーした形。温存したストラスバーグが投げていたら、という感が強い。
アトランタ・ブレーブス=ATLは、ワイルドカードゲームで自責点2だが6失点している。
さて、ワールドチャンピオンのサンフランシスコ・ジャイアンツ=SFは、ボーゲルソン、ジト、ケインが好投した。これに加えて、昨年までの大エースでシーズン中は不振だったリンスカムを、1試合だけ先発したあとは救援に回した。リンスカムは5試合に登板して2~3回を投げて失点は1だけ。強力なロングリリーバーになった。
ワールドシリーズでも、先発投手の後から、大スターのリンスカムがマウンドに上がると、デトロイト・タイガースにはあきらめムードが漂った。


シーズン中は考えられない起用法だが、この奇策が、SFを王座につけたと言っても良いだろう。この起用によって、リンスカムも自信を取り戻したように思えた。
やはり短期決戦には、レギュラーシーズンと異なる戦い方があるのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください! ↓

ナリーグでも、多くの球団は投手陣が機能し、成績は概ね良かった。
しかしシンシナティ・レッズ=CINは、レイトス、リークという先発投手が失敗。リカバリーができなかった。
セントルイス・カーディナルス=STLはローシー、カーペンターの2人で3敗。成績は悪くなかったが、味方の援護がなかった。
ワシントン・ナショナルズ=WASは、唯一投手陣が崩壊状態だった。先発陣ではデトワイラーが機能したのみ。救援陣も軒並み炎上した。これを打線がカバーした形。温存したストラスバーグが投げていたら、という感が強い。
アトランタ・ブレーブス=ATLは、ワイルドカードゲームで自責点2だが6失点している。
さて、ワールドチャンピオンのサンフランシスコ・ジャイアンツ=SFは、ボーゲルソン、ジト、ケインが好投した。これに加えて、昨年までの大エースでシーズン中は不振だったリンスカムを、1試合だけ先発したあとは救援に回した。リンスカムは5試合に登板して2~3回を投げて失点は1だけ。強力なロングリリーバーになった。
ワールドシリーズでも、先発投手の後から、大スターのリンスカムがマウンドに上がると、デトロイト・タイガースにはあきらめムードが漂った。
シーズン中は考えられない起用法だが、この奇策が、SFを王座につけたと言っても良いだろう。この起用によって、リンスカムも自信を取り戻したように思えた。
やはり短期決戦には、レギュラーシーズンと異なる戦い方があるのではないか。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください! ↓
コメント
コメント一覧
私も見ていて全盛期の西武東尾みたいな起用法だと思っていました。
しかし、東尾については当時の広岡監督が一番いい投手を数多く登板させる方針であったのに対し、リンスカムは先発落第からの登板であったようですね。とはいえ、結果論ながら最高のパフォーマンスを発揮できていたのでは。見ていて久々かっこいいなと思いました。
確かめずに書いてしまいました。修正しました。ありがとうございます。
広尾さんからは、その「根拠」を出せと…
一般サラリーマンに時間の係る難問を投げつけられると
すみません…としか言えません。
また広尾さんからは真意を知らないで文句を言うなと。
こちらの真意を理解した上での発言でしょうか?
私には審判の記録には興味ないし、論点ズラそうとしか思えません。
様々な記録で、新たなヒーローを見つけられる貴殿のブログは、プロ野球ファンにとって大切なものです。
でも、
「この記録は誤審も含む」
と、注釈入れないと間違いになりますね。
データ論者からすれば誤審は取り扱い辛いものです。
まぁ記録に誤審なんて文字は無いですから、データ論者が根本的に誤審を無視したい気持ちは分かります。
私も野球に関しては素人です。その点では、何ら変わりはありません。
根拠が出せないとすれば、それは「妄言」になるでしょう。
図書館で新聞の縮刷版をあたるとか、努力をされる必要があるでしょう。
もう一つ。
野球の記録はもともと実力を正確に反映しているものではありません。
「誤審」も「まぐれ」も「ラッキー」も「不運」も、含んでいます。
ただし書きをするとすれば、それらを全部書かないと。
だから、数字の背景を読む必要がある。
だから、面白いわけです。
人間臭い数字だから、私は記録について語るわけです。