YAKYUJO.comさんによると、神宮球場は公称101mだが、実際には97.5mではないかという。

神宮球場の本塁打パークファクター(本塁打の出やすさの指数 1が標準)は、2011年1.64、2012年1.63。NPBでも屈指のヒッターズパークだ。
ある程度の被弾は織り込み済み。これがヤクルトの投手陣だ。その分、打線もよく打つので、投手陣には少々打ち込まれても、長い回数を投げることが求められる。
2011年は二人だった規定投球回数以上の投手は、2012年は5人に増えた。これはNPB最多。
とにかく、すぐには降板しない先発投手がいることが、ヤクルトの最大の強みだ。
また、救援陣は絶対的なクローザーだった林昌勇が働けなかったが、バーネットが見事に穴を埋めた。山本哲哉も見違えるようなセットアッパーに成長した。
ヤクルトは投手陣でも、良い外国人選手を獲得している。
ただ、今季は由規や、久古健太郎、松岡健一など昨年活躍した投手が戦線離脱した。投手陣の酷使も続いている。
投手陣各データのリーグ順位。

すべての数値が5位。打線の援護で持っている投手陣ではある。
既存の戦力をうまく使う小川采配は、この2年で評価が定まってきたが、同時に運が良かった面もあったと思う。
来季も同じような成績が残せる保証はない。広島が投手を中心にチーム力を充実させている中、ヤクルトもテコ入れをしていく必要がある。
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コメント
コメント一覧
ブルペン事情から先発を引っ張らざるを得なかった面もあるのではないでしょうか。
某巨大掲示板で『先発登板試合数が上位4人の先発での合計成績』をまとめたスレがありましたが、
ヤクルトは防御率と勝率で10位、QS率で11位となってました。
特にリリーフ左腕は実質的に日高しかおらず、
石川・村中・赤川とローテ左腕が並ぶのと何とも対照的でしたね。
いくら炎上するからって灯油人(投手陣)は凄まじい打ち間違いですよ。
申し訳ないですが、笑ってしまいました。
逆にドラゴンズなんかはERAは3点くらいに近づきますから、投手陣は下位ではなく、リーグ中位の実力でしょう。
山本哲也は敗戦処理から這い上がって、終盤戦からせっかくバーネットの前を任されるようになったのに、CSでは結局1打者しか投げませんでしたね。
第2戦で2イニングを投げたバーネットが第3戦で打たれて負けただけに、もっと信頼してやってもいいのに、と思って見ていました。