ソフトバンクのかつてのエース、斎藤和巳が現役復帰を目指すという。今の肩書きはリハビリ担当コーチ。自分のリハビリが仕事になっているということなのだろうか。
最後に投げたのが2007年。以後はファームでも登板していない。
キャリアSTATS

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2003年にエース格にのし上がり、4年間で64勝を挙げた。圧倒的なエースだったが、2007年4月に右肩痛で離脱。7月に復帰したものの7月2試合、8月3試合、9月2試合を投げたのを最後に姿を現していない。

2008年には渡米して断裂した右肩腱板の修復手術を受けた。この故障は、要するに右肩の使い過ぎによって発生する。数字を見る限り、酷使というほど投げているわけではないが、投げ方の問題もあったのだろう。しかし手術の甲斐なく、以後、復活していない。

斎藤のウェスタンリーグでの成績。

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斎藤は192cmという日本人離れした巨躯だったが、当初は荒れ球だった。97年のファームでの成績は四球が三振を上回っている。そして翌年は13試合で9被本塁打。制球力をつけるために試行錯誤をしていたことが分かる。

ここから出発してリーグを代表する投手に成長したのだ。その後も二段モーションを指摘されたりして、順風満帆とは言えない野球人生だった。

ただ、全盛期のダイエー、ソフトバンクをバックにしていただけに勝率は.775。最優秀勝率のタイトルを3度獲得している。

斎藤はWBCには出場していないが、その圧倒的な体力を考えると、故障さえなければMLBに挑戦して、ダルビッシュのような活躍をした可能性もあろう。

来季復活するとすれば6年ぶり。巨人の城之内邦雄が3年のブランクを経て74年にマウンドに上がったことがある。しかし5年ものブランクを経て一線級投手が復活するのは前代未聞ではないか。確か1979年頃、阪急コーチだった梶本隆夫が復帰する話があったが、実現しなかった。

今年、新垣渚が3年ぶりに復帰して78.2回を投げて6勝を挙げたことも励みになったのだろう。

斎藤が現役をあきらめていないことには、批判の声もあるようだ。杉内俊哉がソフトバンクを離れた一因だったともされる。

斎藤はすでに打撃練習にも登板している。チャンスは1度きりだと思う。無理をせず、頑張ってほしいと思う。


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