1年契約とはいえ、年俸425万ドルは救援投手としては高い評価だ。上原は再建中のボストン・レッドソックス=BOSで投げることになった。
ボルチモア・オリオールズ=BALにいたから、東地区はなじみがある。再建途上のBOSにしてみれば、セットアッパーとして起用するのだろう。

今朝、BOSの投手陣については紹介したばかりなので、こちらをご覧いただきたい。

もっとも気がかりなのは、BOSの本拠、フェンウェイパークが、際立って特殊なスタジアムだということだ。
MLB30球団のパークファクターを見てみる。ESPN調べ。

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上原はヒッターズパークで投げることには慣れている。今年のテキサス・レンジャーズ=TEXの本拠、アーリントン・パークも、フェンウェイと同じくらい打者有利な球場だったし、その前のボルチモア・オリオールズ=BALのキャムデン・ヤーズも同様だった。
そういう意味では気にすることは無いのだが、フェンウェイは安打や本塁打が出やすいことに加えて、二塁打がMLBでも際立って多いのだ。

これは、左翼後方に立つ巨大な壁、グリーンモンスターに各打者が当てに行くからだ。デービッド・オルティーズなどは犠飛でも打つような感覚で当てて二塁打を稼いでいる。
打ち取ったはずのあたりが、二塁打になってしまう可能性が極めて高いのだ。

ストライクを取る精度、四球を出さない精度ではMLBでも屈指の能力を有する上原だが、長打を食らいやすい傾向がある。

球場別の上原の成績。

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やはりフェンウェイでは、7試合で4二塁打と際立って高い数字が出ている。この本拠地ではとりわけ、左打者の外側への厳しい精度が求められそうだ。

ただ、投手の手綱さばきでは定評があるファレル監督は、上原をうまく使うのではないか。

華やかなチームでもあるし、田澤純一とコンビで救援陣を充実させる可能性もある。
来季の楽しみが一つ増えた。まずはシーズン通して投げられる体調を整備してほしい。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。今日は関本四十四。
Classic Stats


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