DeNAに断りを入れて、福留孝介は阪神を選んだ。仕方のないところだろう。DeNAには、中畑清の「気持ち」以外、何もないのだから。
ビジネスライクな一面のある福留は、3年15億を要求したとも言われる。しかし最終的には、年俸1.5億+出来高の3年契約で収まった。

昨年MLBでレギュラーを取れず、マイナー暮らしだった選手に対しては、それでも手厚すぎるとは思うが、阪神は金本、城島が引退し、FAの平野が放出されたため、資金的に余裕がある阪神には、大きな負担ではなかったのだろう。

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NPB時代の高打率を維持できなかったことが全てだ。内角攻めを克服できなかった。また、長丁場のレギュラーシーズンで、夏場以降に極端に成績を落とすのが常だった。

シカゴ・カブス=CHCの全盛時に移籍して、その凋落の中でレギュラーを務めた。
3年目以降は「不良資産」とみなされた。

福留にしてみれば、何とか汚名をすすぎたいと思っただろうか、昨年、今年は出場機会が限定され、レギュラーでこそ力を発揮するタイプの福留は、アピールできなかった。
特筆すべきは、四球による出塁率(IsoD)が1割を超えたこと。これはMLBでもトップクラスだった。

ソフトバンクからMLBに行った井口資仁は、千葉ロッテに復帰してから打撃に加えて選球眼で貢献しているが、同じようなパフォーマンスで、阪神の打線に貢献する可能性はあるだろう。ただ、統一球は未経験だから、打率は3割や20本塁打は難しいと思う。

力は残っていると見る。しかし、マスコミ報道のように「鳥谷3番、福留4番で優勝や」的な能天気な見方には与しない。

阪神はずっと生え抜きの選手を育ててこなかった。チーム力が落ちたら他球団から大物を連れてくるパターンが続いた。低迷の原因は、そこにあるのだ。

「福留は最長3年でいなくなる」前提でチーム作りをすべきだ。

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