勢いというものは、ひとたび好転すると、あらゆる分野を巻き込むもののようである。ワシントン・ナショナルズ=WASは、一気に強豪チームとなった。
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投手陣だけが目立つが、野手陣にもブライス・ハーパーという19歳のすごい新人が登場した。4月末にデビューすると、長打とはつらつとしたプレーでオールスターにも出場。文句なしの新人王となった。
今季は、中軸で活躍するだろう。

さらに内野はエスピノーザ、ジマーマン、デズモンドと20代の選手ががっちりとレギュラーを固めた。
これにアダム・ラローシュが安定した中軸の働き。
右翼のジェイソン・ワースは不良債権化しつつあるが、左翼のマイク・モースも荒っぽいながら元気なところを見せた。

外野にはベルナディーナも台頭しており、ワースのポジションは危うくなりつつある。
一昨年、広島でへたくそな守備を見せたチャド・トレーシーはここにいた。



打撃成績のリーグ順位

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リーグ下位から上位に急上昇した。

捕手はオークランド・アスレチックスから移籍したカート・スズキが精一を確保するのか。
ラローシュは移籍したが、一塁のポジションは外野から回せば埋まるのではないか。
今、30球団で最も魅力的な打撃陣だといえるのではないか。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。本日は斎藤雅樹

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