役者はそろってきたが、どんな芝居をするのかが分からないというところだ。
野手陣。えんじ色は規定打席以上。



ブランコは、長打力ではNPB屈指ではある。しかし少し前のタイロン・ウッズと同様徐々にパワーは下降気味だ。年齢は32歳と若いが調整に問題があるのではないかと思える。
ナイジャー・モーガンは既報。トラブルメーカーのうわさもあるが、活躍の可能性があるだろう。
さらにソフトバンクから多村。出戻りでモチベーションは維持できるのだろうか。
これに2000本間近のラミレスと中村紀洋がいる。
チーム作りというよりは、何としても今年結果を出したいという意欲を感じる。
しかし、中心打者に結果を出させるための出塁率の高いリードオフマンや、つなぐ打者は心許ない。生産性が低いままのような気がする。
荒波翔の成長が待たれる。
ドラフト1位の白崎浩之は、長打がある方ではなく、守備と巧打が売りのようだが、こういう選手が上がってこないと厳しいのではないか。
もう一人、現役最短身選手である内村に、しぶとい活躍を期待したいところだ。
個人記録の達成は可能だろうが、チーム力は上がるのだろうか。
全体の印象では、外国人が見ものではあるが、魅力的とは言えない打線である。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1969年の救援投手陣 パリーグ

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ブランコは、長打力ではNPB屈指ではある。しかし少し前のタイロン・ウッズと同様徐々にパワーは下降気味だ。年齢は32歳と若いが調整に問題があるのではないかと思える。
ナイジャー・モーガンは既報。トラブルメーカーのうわさもあるが、活躍の可能性があるだろう。
さらにソフトバンクから多村。出戻りでモチベーションは維持できるのだろうか。
これに2000本間近のラミレスと中村紀洋がいる。
チーム作りというよりは、何としても今年結果を出したいという意欲を感じる。
しかし、中心打者に結果を出させるための出塁率の高いリードオフマンや、つなぐ打者は心許ない。生産性が低いままのような気がする。
荒波翔の成長が待たれる。
ドラフト1位の白崎浩之は、長打がある方ではなく、守備と巧打が売りのようだが、こういう選手が上がってこないと厳しいのではないか。
もう一人、現役最短身選手である内村に、しぶとい活躍を期待したいところだ。
個人記録の達成は可能だろうが、チーム力は上がるのだろうか。
全体の印象では、外国人が見ものではあるが、魅力的とは言えない打線である。
クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1969年の救援投手陣 パリーグ

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コメント
コメント一覧
成長、奮起が楽しみな選手は結構いますが、それが打線として形になるかはまた別といった所ですかね。
モーガンが日本の野球に適応してくれればいいのですが…モーガン、ラミレス、ブランコのクリーンアップは面白そうではあります。
ただ、このチームの最大の問題点はセンターライン、特に二遊間が定まらない所ではないでしょうか。
生え抜きでチームリーダーのはずの石川が怪我がちの上にポカばかりするんですから。
よくないだろ!と言われるかもしれませんが、いいんです。
ただし、投手が抑えてるのに援護できずに負けるのはダメです。
なので、こういうチームになりました。
ブランコですが、本塁打率に限って言えば、衰えは見られません。数字の悪化は故障によるところが大きいです。
個人的には、狭いスタジアムを本拠としているので、こういう一発屋を軸にチームを作るのもアリではないかと思っています。それに元々連年最下位が続いており、少々のことをやってもかまわないのでは、と思っております。最も、他球団のファンなので気楽に言えるんですが……
ただホームラン多いだけの打者がいるだけでは勝てない、
ということを学んだのでしょう。
心配なのはブランコが昨年横浜スタジアムでの打撃成績がよろしくないとこですが
それはなんとかしてくれると信じたいものです。
このブログでは散々言われていることですが、ベイスターズの補強ポイントはリードオフマンだと思うんです。
2008年の横浜は3番内川が打率.378、4番村田が46本塁打、5番吉村が36本塁打と打ちまくりましたが、チーム得点は552でリーグ4位。チーム成績も94敗と沈みました。
この年の1番打者は主に石井琢郎、大西、石川の3人が務め、それぞれの出塁率は.327、.347、.262でした。2番打者はほぼ仁志敏久で固定しましたが、出塁率は.297と振るわず。
昨年も荒波23四球、中村50四球、ラミレス18四球、筒香51四球、金城26四球、石川24四球とさっぱりでした。特に石川は、長打もなく四球も少なく盗塁成功率も低い(7盗塁6盗塁死)のでは、なんのために打席に立つのか分かりません。
つまりこのチームには、伝統的に粘り強くボールを待ち、四球をもぎ取れるタイプの1・2番打者が育っていない。盗塁王も2000年の石井琢朗を最後にご無沙汰です(石川が2位になった年はありましたが)。
これだけ長期低迷していると、選手個々の問題ではないでしょう。スカウト時点でのチーム方針の徹底不足か、あるいはチーム方針がそもそも間違っている。あるいは育成段階でミスリードしてしまっている、などチーム全体の迷走が背景にあると考えられます。
まさに仰せの通りでございますが
>粘り強くボールを待ち、四球をもぎ取れるタイプの1・2番打者
って打者ってベイに限らず、少ないのではないでしょうか?
1,2番タイプは基本、大打者ではないので投手も
ストライクで勝負してくることが多いですから。
四球キングこと鳥谷あたりがそうかもしれませんが、
あれも生粋の1番打者という選手でもありませんし・・・。
左翼・ラミレス、中堅・荒波、右翼・モーガンと埋まる事で、古巣復帰した多村が押し出されます。
実動14年で規定打席到達4回の、怪我が多い選手を当てにし辛いのは解りますが。
石川と内村で二遊間を構成出来れば、打線のバリエーションも増えるのでしょうが、
共に遊撃守備が不安定で、何れかが控えに回るのは惜しいですね。
一方で遊撃は渡辺直人をバックアップに、白崎・梶谷らの成長を待つしかないでしょうか。
最も悩ましいのが、一塁・ブランコの固定により、筒香と中村の何れかが押し出される事ですね。
現状の力を優先すれば中村でしょうが、再編期のチーム事情を考えれば
三塁・筒香を固定で、中村は一塁・三塁のバックアップに回したい気もします。
筒香が殻を破り、実力でその状況に持ち込めれば勿論ベストですが。
あと藤江均が捕手として表に入ってますね。
鋭いご指摘、ありがとうございます。
鳥谷は今年も中軸での起用になるのでしょうし、昨年セリーグで50四球以上を記録した1・2番タイプは長野、井端の2名だけ。投手優位が進むなかで、リーグ全体としても四球数が減っている印象です。
まあいきなり長野、井端クラスの選手になれと言うのは無理な話です。
まずは46四球を記録した大島(中)、丸(広)、梵(広)のようなタイプを育てる、というのが現実的な選択でしょう。
石川や金城のような、打席での我慢強さのない選手を下げ、若手の中からそういうタイプを育てていくのがベストではないかと。
僕が疑問に感じたのは、おそらくリードオフマンとして獲得したであろうナイジャー・モーガンが、昨年の出塁率.302で四球数20という、選球眼の悪いタイプであったこと。まあ「獲れそうだったから」獲ったのでしょうが、ここにDeNAのチーム戦略の欠如を感じるわけです。
上記のように、長打のある中村、筒香以外のDeNA選手は、四球数で軒並みリーグ下位に低迷しています。
中日のように、強打でなくともチーム戦略によって四球数を稼いでいる球団もあるわけですから、DeNAが目指すべきはそこではないかと思うのですが、現実は逆の方向に突っ走っているようです。
セイバーメトリクスがアスレチックスで花開いたのは「貧者の戦略」として相応しかったからですが、DeNAは中途半端に資金力があるため、頭を使わずに金を使っている。これでは強くなるはずもないと思うわけです。