結局、メンタル面が大きいという印象だ。昨日、どういう形であれ勝ったこと。そしてオーダーを変えたことで気分が変わったのだ。1回、無造作に2点を取って、選手たちは「なぜ、こんなチームに苦戦をしたのだろう」と思ったのではないか。

オーストラリアの先発は、キャリアでは一番のローランド・スミス。シアトル・マリナーズでローテーションを張ったこともある投手だ。
しかし、調子が悪い。先頭の坂本が歩き、松井が送って内川のタイムリー。昨日、あれほど苦労した得点が、試合開始数分で手に入った。内川が盗塁し、長野にタイムリーが出て2点目が入った。
前田健太は順調な立ち上がり。緩急が利いていたが、3回にコントロールを乱した挙句にヒューズに一発を喰らった。この投手もまだ使用球になじんでいないか、それとも調整不足か。

しかし、不安感は全くなかった。
4回には中田、角中の連打の後、失策もあって2死満塁、ここで松井に三塁打が出た。満塁での三塁打は、すべての走者が全力疾走するから、血沸き肉躍る面白さがある。
これで逆転してからは、余裕だった。
松井稼は、成績を見れば代表ボーダーラインだが、絶対に残すべき選手だと思っていた。大舞台を踏んでいるし、恐らくは「やり残した感」があって、代表入りを望んでいるはずだからだ。
今日のタイムリーも凡打も、いずれも球にくらいつく迫力があった。左右の打席。


2009年のイチローのような役どころをするのではないか。
オーストラリアは、打線は相当なものだが、投手陣はおおざっぱである。ほとんどの投手が体を開いた同じようなフォームで投げる。コントロールもアバウトだし、配球も大まかだ。



守備面でも豪はエラー続出だったが、こんなチームでも勢いに任せて強豪を破ることがある。これが短期決戦の恐ろしさだ。
ブラジル戦の前に、「自縄自縛の壁」を破ることができたのは幸いだった。
今日、目についたのは中田翔の構えが堂々として、腰が入って素晴らしいスイングをしていた事。以前の窮屈なフォームとは見違えるようだ。


もう一つ、森福の小気味よさ。この投手は、豪の打者では打てまい、と思わせた。

攝津のマウンドも完ぺきだった。

次から次へと一線級の投手がマウンドに上がる。リードしていれば、これほど楽しい試合もない。少々長かったが、お客さんも大満足の一戦だった。

クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。1969年の救援投手陣 パリーグ
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コメント
コメント一覧
テレビで見ましたが、久しぶりにスッキリする試合でした。
角中、思ったよりいいですね。思い切りよく振れてる。
中田もブンブン振り回すのかと思いきや、予想外にヒットを狙って行く器用さを見せた…かな?
この二人と稲葉のうちの誰かを四番にして、シンノスケの負担を軽くできんかな?
内川はやはり三番。一二番が出たら帰す役目、いなければ自分が出てチャンスメイク。
長野も一番より五番だね。
途中出場の鳥谷もよかったし、本多も足を見せてくれた。
内野は本多、鳥谷、稼頭央と稲葉か中田で良さそうなんですが…本多打たせてもらえない(。-_-。)
マエケンは私が見る限り、球は走ってなかったですよ。キレも感じられなかった。打たれたのは当然に見えました。それまでがなんとかしのいでいるだけに見えた。
能見、攝津、杉内あたりで良さそうですけどね。
森福、あまりに長すぎて風呂はいって見損なった(ノ_<)良かったですか、そうですか、うむ、良かった。( ̄ー ̄)
きっちりつなぎができなければ日本打線は機能しませんね。
巨人嫌いのじゃがさんがおっしゃるとおり、阿部の4番は荷が重い。
阿部は7,8番で気楽に打たせたいですね。リードに手一杯って感じじゃないですか。
前田健太は今回も見る限りスライダーが(ベルトより上に抜ける状態だからウイニングショットとして)使えていないし、そもそも沢村は何を武器に選ばれたのか分からないレベルなのにここにきてWBC球に苦慮してる様では話にならない。
今後相手との戦略上の起用を考えても「投げるまで分からない」状態では相手に合わせた的確な投手カードが切れない。
投手陣の先発起用の序列を並べ直すタイミングじゃないでしょうか?
※例えば田中・前田・沢村は第三先発以降で準備してもらい、能見・摂津を第一・第二に上げる。
打撃陣では相手投手との兼ね合いなので一喜一憂しても仕方ないけど、やはり気になったのは坂本そして巨人トリオの『早打ち根性』はこのまま放置しておいたら球数制限の国際試合では後々悪影響を及ぼしかねないと感じるのは私だけでしょうか?
一戦目後に立浪コーチが「じっくり見て引きつけて打つ」といった趣旨のミーティングをしたらしいのですが、彼らには馬耳東風なのかなぁ。
それでなくてもこの日は実戦で国際審判のストライクゾーンを体感する最後の機会なのに…。
そんな中でもやはり内川、そして角中は頼りになると思いました。
内川の物怖じしない図太さ、角中の溌剌としたプレーはこの大会の鍵になるかもしれない。
個人的に微かに期待していたのは角中とバーランダーの対戦ですね。
独立上がりの選手が世界を代表する投手と対峙する姿が見れたらどんなに素晴らしいかっただろうかと…。
とにかくこれで打線は気分良くなりそうなので、後はTとGが余計な事をせずに調整役に徹してくれればいい。
「菅野、Japan相手にデビュー!」
とか余計な事しそうでやですわ。
マエケンはお話になりませんでしたね。オフの間遊んでたのでしょうか。あの被弾は悪い時の齊藤隆みたいな、スライダー(あれをスライダーと呼ぶのは好きではないのですが)がド真ん中に入ってくものでした。澤村については解説の桑田がいいことを言ってましたね。
「150km投げられない者からすると、大事な場面でのみ150投げればいいのにと思う。そこまでは抑えて投げればいいのに」と。
桑田も言ってましたが、恐らく、常に全力投球しかできないのでしょうね。4番打者にも8番打者にも同じ投球しかできない。物凄く悪い例えで澤村に失礼なのですが、殺人罪で服役中のロッテにいた小川を彷彿とさせるピッチングでした。
こうなるとだぶつき気味の二遊間のだれかを外すって事になりましょうね。
じゃがさんには悪いですが、松田か本多を外すべきでは?
前田、一発以外は抑えてるんですけど、それ以前に見ていて重々しい。すでに2011年から衰えが始まっているのか、隔年で成績が上下する現象になってしまったのか。いずれにせよ本番では不要です。
だからと言って、菅野代表入りとかは困りますが。
>巨人トリオの『早打ち根性』
彼らがクリーンアップを打つくらいだから日本のレベルはその程度のものです。
彼らが米国やドミニカのチームに入ったとしたらスタメンも無理でしょう?日本代表で6,7,8番くらいを打つようなら日本打線も期待できますが。
>沢村は厳しい
おっしゃるとおり。彼は脳まで筋トレしていますから。勘違いパワーピッチングには見ているほうもいらいらさせられます。NPBの打者相手には通用してもMLBレベルには・・・。
「AUSTRALIA」じゃないの?