アメリカもドミニカも「実務肌」のチームを組んできた。「大鑑巨砲」のベネズエラが敗退する中、両者ともにじわじわと力を発揮し始めた。
プエルトリコは国ではなく、アメリカの自治領だから、同国人同士の戦いである。

プエルトリコは投手が弱い。ほとんどはマイナー、FA、キャンプ招待選手。しかし、自国開催のラウンド1を勝ち抜いてきただけに、チームワークはよい。

アメリカは2戦続けて逆転勝ちで調子が上がりつつある。

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立ち上がりアメリカは2死からライアン・ブラウンが歩き、これをマウアーが二塁打で返した。

3回にはフィリップス、ブラウンの連打、マウアーの四球による満塁から、デビッド・ライトの遊ゴロの間に1点。

さらに5回にはロリンズの安打をフィリップスが送り、二死後、デビッド・ライトがタイムリー。

派手な長打攻勢ではなく、チャンスを確実にものにして渋く加点していく。プエルトリコは先発マイナー投手のマリオ・サンチャゴを5回1死まで引っ張ったが、他に投げる投手がいないのだから致し方ないところだった。



7回で4対0、圧勝という感じはしないが、打線がつながってじわじわと点差を広げていく。

8回、プエルトリコは、まだツインズのルーキーリーグにいるホセ・ベリオスをマウンドに上げた。
ベリオスにしてみれば、同じチームのマウアーをはじめ、雲の上の人たちに投げることになる。荷が重かったのは間違いない。1死を取る間に二人の打者を出した。続いてAAA級のハビア・セデノが上がるが、満塁でデビッド・ライトに走者一掃の二塁打を打たれて万事休す。

最終回、MLB最強のクローザーキンブレルが登場し、1安打を打たれたもののきちっとしめた。
デビッド・ライトは今日5打点、通算10打点で打点王に躍り出た。

豪快な野球を期待するファンには物足りないかもしれないが、白星という最良の薬を得て、アメリカはエンジンがかかりつつある。

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