オープン戦最終日、藤浪晋太郎は6回を投げた。5回までは1失点だったが、6回に連打を浴びて自責点5。打者との対戦を重ねるにつれてスタミナ不足と技術面での未熟さが露呈したが、それでも開幕ローテーションが確約されたという。
阪神はメッセンジャー、スタンリッジ、岩田、榎田、能見、そして藤浪がローテーションに入りそうだ。歳内の名前も挙がっていたが、外れたようだ。
今季はNPBの公式サイトがオープン戦の記録を公表していないので断片しかつかめないが、藤浪は3度登板し15回を投げて自責点7だったと記憶する。
なぜ、急いで藤浪を開幕からローテに上げる必要があるのだろうか。
ドラフト後、高卒1年目で5勝以上を挙げた投手+80回以上投げた投手。2年目の成績と通算勝利数をつけた。

結構いることはいる。堀内、松坂、江夏、森安、田中将、鈴木が二けた勝利。高卒1年目からエースの働きをして、そのままトップクラスに上り詰めた投手も少なくない。
しかしその反面、無理をして投げさせた挙句に大成せずに終わった投手も散見される。


問題は、藤浪がどちらなのか、ということだ。
堀内以下1年目で二けたを上げた投手に共通しているのは、背はそれほど高くなく、がっちりしたタイプか、敏捷なタイプだということ。
藤浪のように190cmを超える大型投手で1年目から投げたのはダルビッシュと仲根正広しかいない。
ダルは順調に成長したが、仲根は上手くいかず、のちに打者に転向している。
一般論だが、大型選手は体作りに時間がかかるとされている。
下半身をしっかり鍛えないと、故障をしやすいし、体のバランスを維持するのも難しいからだ。
藤浪は背は高いが、肉付きが良いとは言えず、いかにも細身だ。怪我や故障をしないかと懸念するのだが。
一方、日本ハムの大谷は打者としては壁にぶち当たっている。開幕一軍は微妙な状況だ。選手育成に定評のある日本ハムだけに無理はしないのではないか。もっとも両刀使いはいつまでさせるのか、という懸念はあるが。
しっかりした球団は、決して育成を急がない。
阪神は若手投手を酷使しては潰すことを繰り返してきた。超大物と言われる藤浪くらいは、もう少し慎重に育てるのかと思ったのだが。明確な育成プランはあるのだろうか。
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クラシックSTATS鑑賞もご覧ください。吉武真太郎

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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結構いることはいる。堀内、松坂、江夏、森安、田中将、鈴木が二けた勝利。高卒1年目からエースの働きをして、そのままトップクラスに上り詰めた投手も少なくない。
しかしその反面、無理をして投げさせた挙句に大成せずに終わった投手も散見される。
問題は、藤浪がどちらなのか、ということだ。
堀内以下1年目で二けたを上げた投手に共通しているのは、背はそれほど高くなく、がっちりしたタイプか、敏捷なタイプだということ。
藤浪のように190cmを超える大型投手で1年目から投げたのはダルビッシュと仲根正広しかいない。
ダルは順調に成長したが、仲根は上手くいかず、のちに打者に転向している。
一般論だが、大型選手は体作りに時間がかかるとされている。
下半身をしっかり鍛えないと、故障をしやすいし、体のバランスを維持するのも難しいからだ。
藤浪は背は高いが、肉付きが良いとは言えず、いかにも細身だ。怪我や故障をしないかと懸念するのだが。
一方、日本ハムの大谷は打者としては壁にぶち当たっている。開幕一軍は微妙な状況だ。選手育成に定評のある日本ハムだけに無理はしないのではないか。もっとも両刀使いはいつまでさせるのか、という懸念はあるが。
しっかりした球団は、決して育成を急がない。
阪神は若手投手を酷使しては潰すことを繰り返してきた。超大物と言われる藤浪くらいは、もう少し慎重に育てるのかと思ったのだが。明確な育成プランはあるのだろうか。
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コメント
コメント一覧
ただ、故障しないよう無理をさせないのは大前提ですが…
ナショナルズじゃないですけれども、大事に丁寧に育成して欲しいですね。
阪神は、昨季の不振によるものか、今季の補強(特にMLB帰りの2人?)に対する抗議なのか、シーズン券の売り上げが例年に比べて非常に悪いようです。営業サイドから現場に余計なプレッシャーがかかったのだとしたら、これほど不幸なことはありません。
特に高校生の場合は、成長が続いている可能性もあるので、体づくりはより慎重にしなければいけないはずですが、球団の宝になる可能性をもった選手に対して、現場はともかく、球団幹部はどう考えているんでしょうか。
大谷については、スポニチ、報知が「開幕スタメン」といい、一方でデイリーが「開幕2軍濃厚」と、全く別の見解が示されています。
昨日のサンデースポーツで、大谷について落合博満が珍しくポジティブなことを言っていました。曰く「規定投球回数と規定打席を同時に達成するような選手になったら、それはどんな数字だろうが凄いことだ」と。そして、本人に悔いを残させないために、バックアップを首脳陣がどうするかが肝心だ、とも言っていました。
その夢のある話もいきなり1軍では無理でしょうから、まずは2軍で1年間やるのではないかと思っています。打撃が色々言われているようですが、木製バットで打ち始めて間もないのに、オープン戦とはいえ1軍クラスの投手(ウチの山内ですが……)から本塁打を打つあたりは、才能の片鱗を感じます。
ありません(爆笑)。あるわけないじゃないですか。
秋山、岩本、歳内・・・あれだけいた若手有力投手が総崩れです。
かといって、あ~るさん御指摘の通り、二軍では球速を最低でも10km落とす魔改造が待ち受けています。どうやら、コントロール重視が理由のようです。
ましてや現在の二軍投手コーチは、岡田~真弓時代に無能の烙印を押された久保です。
スタミナに問題があることが判ったわけですから、一軍で中6日、5イニング限定で投げさせるしかないでしょう。
大体、2~3イニング投げるだけのオープン戦なんて無意味ですよ。
スタミナを問うのなら最低でも8イニングは投げさせないと
まあ、監督が娘と一緒にビールの売り子をしたほうがいいミスター暗黒ですから。
大事に育てるんやなかったんかいな。その結果が開幕ローテ入りとはちゃんちゃらおかしいです。初戦の神宮で炎上して即刻二軍送りにされる方が幸せかもしれません
ただ、二軍での魔改造は確かに怖いんですよねぇw
藤浪というスペシャル1を大きく育てる為にも育成に定評の有る
コーチを昨年中に招聘するべきでしたねー。
いいタイミングで適任者と思える小谷さんが巨人を去ったのに、勿体無い。
高卒すぐでプロに耐えられる体が出来ているわけないんですよ
その後ファームで調整を重ねつつ交流戦明けに一軍昇格を果たしその後シーズン終了までローテで投げ抜いてます
結果的に2,3か月ファームで過ごせたことが、その後の野球人生を良いものにしたのでしょう
MLBではプロスペクトの成長を楽しみに、成熟したプレーヤーが上でプレーすることが当たり前。まあ、多少ヤキモキもするわけですが、日本ではどうしても「早く見たい」が勝ってしまうんですかねえ。
もちろんイニング制限や球数制限は設けた上で、調子が悪くなればすぐローテから外すなど配慮はキチンとしなければならないでしょうけど。
阪神という球団において、若手をちゃんと使えるのか育てられるのかという点に疑問を抱くのは全く同感ですが。
「長身選手」の回にも書きましたが、藤波君は恐ろしく脚が長いんですよね・・・
横浜の加賀美などもそうなのですが、どうしても投げる際に不安定さを感じてしまいます。
個人的には、巨人は指名しない体型、だと思いました。
藤浪君がローテとして使わざるを得ない成績さえ上げるなら起用は止むなし。
しかし成績が伴わない際のパンダ起用は絶対に止めて欲しい。
怪我だけは…。
順風満帆なスタートを切ったストラスバーグにもまさかの怪我が起こってしまった。
慎重に育成しようが何が起こるかは誰にも分からない。
ならプロである限り成績で判断するしかない。
球団・首脳陣は各選手には「200イニング」など育成目標を設定して、その為の具体的なトレーニングプログラムを渡せばよい。
その上で現役選手として足りないもの、今後の課題点なんかは自分自身で見つけ出さないと本当のトレーニングにはならない。
阪神が育成に長けた環境じゃないなんて、藤浪君本人は百も承知だろうし、その中で自分が何をするべきか理解出来る選手になって欲しい。
10年後、メジャーで大谷君と投げ合いたいなら、阪神のヘボ育成なぞ吹き飛ばす図太いメンタルを身につけるべき。
>>日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手が打者として、西武との開幕戦で先発出場することが24日、確実になった。
どうも日ハムは打者として早く失格の烙印を押してから、投手として本格的に鍛えたい思惑でしょうね。
さて上手くいくのか?
開幕から打ちまくったらどう方向転換するのか?
問題なのは中途半端な成績で本人が納得しないまま打者失格も出せずにズルズル行く事。
まぁ私も希望としては落合氏が言う「規定打席・投球回」をクリアしてくれるのを楽しみにしています。
「八回まで右翼、九回に守護神として登場」
なんて面白いですからねぇ。
素材は良いみたいなのでリードする捕手、交代時期を判断する首脳陣次第で面白い成績が残るかもしれませんね
個人的には「打者・藤浪」にも期待しています
表中に宮崎期待の星の武田翔太さんの名前が無いですね
イニング数は少ないですが8勝してますのでこの表に掲載される資格有りですよね?
細かいですがタイトルが「藤波」になってます
あと、表中のヤクルトの川崎投手のところに成績下落の色がついています
修正しました。ありがとうございます。
実力は高いものを持ってるのは疑いようがないので、理想は去年の武田みたいな方法だと思うのですが。
まだまだ線が細いですから、一年は間違いなく持たないでしょう。
・・・やはり、最大の問題はあの阪神の首脳陣にそういう管理能力や理性があるのかというところに行き着きますか(笑)
魔改造、言い得て妙ですね(笑)
阪神で魔改造を受けて大成しなかった投手と言えば安達智次郎を思い出してしまいます…
逆に1、2年2軍でじっくり育てた高卒ルーキー投手は大成したんだろか。
藤田学とか・・・
80イニング以上という条件であれば、1983年ドラフトで日本ハム3位指名の津野浩さん(4勝8敗 81.1回)が抜けています
Yearは開幕年のようなので「1984」になりますね(加藤伸一さんや渡辺久信監督と同期)
と、表を見ていたら武田さん&釜田さんのYearが2011になってますね
2012ではないでしょうか?
NumberWebの氏原英明氏の野球善哉に藤浪さんが取り上げられてますね
二軍でストレートを磨く時間があってもいい、ということですが「魔改造」については何も書かれてません(笑)
気の小さいHNですね。ものかげからこそっと言っている感じ。全くそんなことないですよ。藤浪の心配は、これで増したと思います。