今日の黒田博樹の投球を見てみると、QS(先発6回以上投げて自責点3以下)が投手の最低限の責任というのは、よく実感できる。
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推測だが、黒田は体調がよかったのではないか。
過去4回の登板では立ち上がりからスプリッターやスライダーを多投して、かわそうとする投球が目立ったのだが、今日は、黒田が柱とする球であるシンカー(2シーム系)をしっかり投げようとしていた。
デービスにスライダーをはじかれて出塁されると、川崎にはシンカーを3球投げて二ゴロ併殺。

みなさん、カノの守備見ましたか!
川崎のゴロをすくいあげると二塁ベースを踏んで、まるで紙屑をごみ箱に捨てるようにスナップだけで一塁送球。川崎は2メートルくらい手前でアウトになった。
昔は粗っぽい選手だったが、今や名刀正宗の切れ味だ。

しかし黒田はバウティスタを歩かせる。エンカ―ナシオンは高めに入ったシンカーを狙い澄まして左翼に本塁打。
さらにメルキー・カブレラ、アレンシビアも連打。ラスムスは抑えたものの、前途多難を思わせた。

立ち上がりの黒田は全般的に球が浮いていた。2回、ロウリーもシンカーを一振。それほど良い当たりとは思えなかったが右翼席へ。
2死後川崎がシンカーを振りぬいて二塁打。しかしバウティスタを三振に切って取る。今年のバウティスタの不振は深刻だ。

3回以降は黒田は失策の走者を一人出しただけ。すっかり立ち直った。しかし、ロウリーが9球も粘るなど、球のキレは今一つだった。



味方がカノの3ランなど3本塁打で逆転してくれたこともあり、黒田は6回103球で降板。3勝目が付いた。
前回登板で黒田の白星を消してしまったロバートソンが好投。野球とはこういうものだ。
「悪くても試合を作る」という先発投手の責務を果たした黒田だった。



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