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MLBにいるころから、例の荒々しいパフォーマンスは日本で紹介されていた。この男が日本に来るのか、と思った記憶がある。
キャリアSTATS

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1978年、ビッグレッドマシンと言われた全盛期のシンシナティ・レッズに指名された。この年は6月のドラフトが2回行われ、その2回目の1順目。エリートではない。ちなみに1回目のドラフトいの一番はボブ・ホーナー、2位がロイド・モスビー。いずれも後年NPBに来ている。

出世は比較的早かった。

入団4年目の7月31日のサンディエゴ・パドレス戦ダブルヘッダーの第1戦、4-5で負けている試合に、トム・シーバー、ジョー・プライスに次ぐ3番手として登板。ジーン・リチャーズを1ゴロ、トニー・グィンを右飛、ゲイリー・テンプルトンに安打、盗塁され、シクスト・レズカーノを歩かせるもテリー・ケネディを3ゴロに仕留めている。レズカーノはのちに大洋に来た。

第2戦にも登板したが、この試合では失点。チームとしてはクローザーで固定したかったようだが、被安打、四球が多く、うまくいかなかった。

そのかわりに例のパフォーマンスが話題となり、珍プレーでたびたび取り上げられた。

阪急にやってきた時点ですでにアニマルは有名人だった。阪急にはブーマー・ウェルズがおり、2m近い2人が並んで立っていると、まるで壁のようだった。

大阪球場や西宮球場のブルペンで投げるのをよく見たが、球の勢いはNPBの選手とは全く違っていた。捕手のミットが「ぐしゃ!」「ばしゃ!」とものすごい音を立てるのだ。重たいボールを投げているのがわかった。ブルペンでは中島聡も受けていたのではないか。

しかしマウンドに上がると、よく安打を打たれたし、四球も出した。また故障も多かった。実際には小心な投手だったように思うが、それを空元気でカモフラージュしていたように思えた。

捕手の藤田浩雅をぼこぼこにどついているシーンが何度も流れた。日本でも珍プレーの常連だった。

まだ29歳で引退。日本で人気が出たのでタレントとして活躍した。

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強烈に印象に残っているのは、「探偵ナイトスクープ」の桂小枝との絡みである。突然現れて小枝をつかみあげ、投げ倒して口に土を押し込むのがお約束になっていた。小枝は本当に怖がっていたようで、しまいにはアニマルが現れただけで、自分から土を口に入れるようになった。

米に帰国してからは消息は分からなかったが、今回の訃報。日本での反響の大きさに、現役時代のインパクトの強さを見る思いがする。


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