人気チームで、昨年ポストシーズンをまさかの失速で逃したという点で、阪神タイガースとボストン・レッドソックスは状況が酷似している。ともに監督が交代したが、選手補強は全く対照的だった。投手陣。
HT-2012Pitch-1






両外国人が良い働きをしたこともあって契約を継続。

投手陣では下柳剛(43)、杉山直久(30)、桟原将司(29)、阿部健太(27)の4人に戦力外通告をした(育成枠を除く)。杉山、桟原は中継ぎで黙々と投げていただけに気の毒な気もする。
4人の中で昨年1軍で投げたのは下柳だけ。昨シーズン中に江草も移籍している。

そしてドラフトで3投手をとった以外、補強はしなかった。

マスコミは「血の入れ替えを断行」と書いたが、ただのリストラである。

統一球導入の影響もあって、昨年の投手成績は軒並み向上した。リリーフ陣も好調だった。しかし、既存の選手たちの底上げに期待するだけで、何ら手を打たなかったのだ。

特に、勤続疲労が著しい救援投手陣に補強は必要なかったのだろうか。

一般企業でいえば、リストラに大ナタを振るったが、新規採用だけ。縮小均衡に入ったというところだろう。

MLB的な見方をすればGMは仕事を全くしなかたっということになるだ。現場はともかく、フロント陣は昨年の反省をしていないということにならないか。

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