見慣れた4000打数以上の打者のリストも見方を変えるといろいろなものが発見できる。もう一つやりたかったのが、4000打数以上で「本塁打の少ない」リスト。40傑。

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赤星は、大相撲の舞の海秀平に近い存在だと思う。このお相撲さんは巨大化が進む大相撲にあって、全く違う勝利へのアプローチがあることを教えてくれた。小山のようなお相撲さんの突進を一瞬の眩惑で止めて見せた。
赤星も小さな体、非力なバッティングでも、相手投手に脅威を与えることが出来ると証明して見せた。打高投低時代に通算本塁打3本は勲章と言ってよいのではないか。ただ、彼が十分に機能したのは藤本敦士との1、2番コンビの時だったと思うがいかがか。

木村勉は1939年南海を皮切りに、松竹、大洋、広島、近鉄と弱いチームを渡り歩いた外野手。長打はないが足で売った選手だ。

意外なことに本塁打数が少ない打者の上位には、最近の選手が多い。体格も大きくなり、用具も良くなる中、こうした選手は打とうと思えば年間数本程度は打てるはずだ。彼らは打てないのではなく作戦上、「本塁打を期待されていない」選手だと思う。打者、野手の機能分化が進んだことが一因にあると思う。

昨日の低打率40傑とはかなりメンバーが違う。打率が.270を大きく超える選手も多い。また三振が少ない選手も多い。打撃が粗い選手はこのリストにはほとんどいない。そして敏捷性が高い選手が多い。
この顔ぶれを一言でいえば「手取り」だろう(相撲用語だが)。

36位にいる宮本慎也は今季、最も本塁打数が少ない2000本安打者になるはずだ。今のところ、2000本を打って100本塁打に届かなかったのは新井宏昌(88本塁打)だけだ。

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