山崎武司43歳、谷繁元信42歳、和田一浩40歳、中日野手の高齢化は、投手陣以上に深刻だ。リーグ最弱の打線は、ほとんど補強をせず、平均年齢を上げただけだ。


谷繁はあと119安打で2000本安打。捕手としては野村克也、古田敦也に次ぐ3人目の偉業だが、チームがこれを優先して起用し続けることがあれば問題だと思う。ポストシーズンで谷繁は記録となる23打数無安打を記録したが、守備、打撃で衰えが見えるときは代える勇気が必要だろう。
統一球に苦しんだ和田一浩は10月に.314をマークした。これで開眼したのかどうか。対照的に森野は10月も.170。この調子が続けば中軸は任せられない。
山崎、谷繁、和田だけでなく、森野、井端、荒木も30代半ば。昨年は23歳の平田良介が売り出したが、次のレギュラークラスが明確な形となって上がってこなければ、近い将来、中日はテールエンダーに沈むのではないか。
年俸総額は33.5億円のまま。優勝の原動力だった投手の年俸は上がったが、野手はベテランを放出したために圧縮されている。
好業績を上げた事業責任者を更迭して半ば引退していた年配者に事業を託すという組織改編は、一般企業の感覚ではほとんど理解できない。おそらく落合体制を一掃することに第一義があったのだろう。
そういう点で、今年はチーム立て直し元年と位置づけられているのだろうが、これで一気に成績が下落すれば、ファンにとってはいい面の皮だ。そのときには経営陣は責任をとる覚悟はあるのだろうか。
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谷繁はあと119安打で2000本安打。捕手としては野村克也、古田敦也に次ぐ3人目の偉業だが、チームがこれを優先して起用し続けることがあれば問題だと思う。ポストシーズンで谷繁は記録となる23打数無安打を記録したが、守備、打撃で衰えが見えるときは代える勇気が必要だろう。
統一球に苦しんだ和田一浩は10月に.314をマークした。これで開眼したのかどうか。対照的に森野は10月も.170。この調子が続けば中軸は任せられない。
山崎、谷繁、和田だけでなく、森野、井端、荒木も30代半ば。昨年は23歳の平田良介が売り出したが、次のレギュラークラスが明確な形となって上がってこなければ、近い将来、中日はテールエンダーに沈むのではないか。
年俸総額は33.5億円のまま。優勝の原動力だった投手の年俸は上がったが、野手はベテランを放出したために圧縮されている。
好業績を上げた事業責任者を更迭して半ば引退していた年配者に事業を託すという組織改編は、一般企業の感覚ではほとんど理解できない。おそらく落合体制を一掃することに第一義があったのだろう。
そういう点で、今年はチーム立て直し元年と位置づけられているのだろうが、これで一気に成績が下落すれば、ファンにとってはいい面の皮だ。そのときには経営陣は責任をとる覚悟はあるのだろうか。
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コメント
コメント一覧
落合監督が遺そうとした、一人一人が考える力というのが若い選手の中で根付いていれば、監督やコーチに関わらずある程度の結果を出してくれるのではないかと期待はしていますが…やっぱり不安も大きいですね。
うちの倅もそうです。合格して、おおっぴらにブログが楽しめるように頑張ってください!
堂上兄弟、福田、中田、両岩崎、揃いも揃って伸び悩んでいます。
まだ、谷繁の方は、小田、(仙台に帰ってしまいましたが)小山と使い分けていましたから、休ませる時は休ませるでしょう。
それと、高木さんが監督やってるのは、最も落合さんをかばってたからでしょう。落合憎しのOB連中では、マスコミの古手とつるんでろくなことになりません。
まあ、山崎は出戻り、現役時代のファンが来てくれると思ってるんでしょうね。
あのタイガースでも、暗黒時代はジャイアンツ戦でも三塁側両隣が空いていたなんてことがあったのに。
懐古趣味はこちらの方にも発揮されているようで……中日ファンの私にも理解不能です。投手の項でも触れた、中田賢や朝倉などをトレードに出せば、そこそこの野手を獲れそうなんですが、そういう発想も無いようです。
落合体制の一掃は、高騰した監督やコーチの人件費削減の意味も大きいようですね。つまり負けてもいいからリストラしたわけです。むろん、対外的にはそんなことは言いませんが。
若手が育っていないという声がありますが、落合監督は著書の中でご自身のキャリアを引き合いに出して「30歳くらいまでに一人前になってくれればいい」と思っていたようです。世間は認めてくれないでしょうけどね。
高木監督が監督を引き受けたのは、おそらく捨石になる覚悟があってのことだと思っています。本当はもっと若いOBにも監督のオファーをしているのでしょうが、落合監督の後任など誰もやりたがらなかったでしょうからね。
ここでボロボロになれば、次に引き受ける人がやりやすいでしょう。
ま、アンチ落合の人たちは、いかなる結果が出ようともガッツポーズをする義務があるわけですから、せいぜい頑張っていただきましょう。
クライマックスシリーズも全て無安打なので43打席(打数では不明)連続無安打です。
若手の抜擢をせずに岩瀬を使い倒して得た8年間の実績とも言えるわけで、投手起用に関してはあまり芸のない監督でした。
落合監督のこの負の遺産で高木監督は苦労しそうです。
高木監督は確かに高齢ですが、今どきの年寄りは元気ですよ。
少なくとも考え方や言動では落合氏よりも若さを感じますし、去年よりは明るく良いチームになりそうですから期待です。
ファンも名古屋ドームに戻ってくるのではないでしょうか。
と福留選手が言ってましたね