毎年次々と新しいスターが生まれてくるのを見ると、MLBは層が厚いとしみじみ思う。
ポール・ゴールドシュミットは190cm111kgの巨漢一塁手。2009年のドラフト8位、この年のいの一番はスティーブン・ストラスバーグ、二番はダスティン・アクリーだ。
大学時代からその打棒は群を抜いていたが、やや太り気味で守備が鈍重だったために8順目指名。右打者だったのも評価を下げた一因かもしれない。
大学時代からのキャリアSTATS TSUはテキサス州立大

Goldshmit


大学2年の時に長打力が開花したことがわかる。四球が非常に多いのは、相手投手が恐れていたからだろうが、選球眼も相当のものだったのだ。
2年、3年は試合数を大幅に上回る打点。まさにRBIマシーンだ。

ドラフト指名されてすぐにマイナーへ。今年の加藤豪将と同じ。
そこからとんとん拍子にレベルを上げて、3年目にはMLBに。エリート選手に多いが、AAからAAAを経ずに一気にメジャーに上がっている。

昨年早くもその片りんを見せたが、今年はすさまじいブレーク。65打点はフィラデルフィアのブランドン・フィリップに5点差をつけるトップ。19本塁打はコロラドのゴンザレスに2本差に迫る2位タイ。

鈍重とみられたが、昨年18盗塁。この選手は日々進化している。

ミゲル・カブレラ、エドウィン・エンカ―ナシオンをはじめ、最近右の強打者の活躍が目立つ。抜群の長打力に加え、やわらかい打撃もできる。右打者の不利を補って余りある能力があるといえよう。



ジョーイ・ボット、バスター・ポージーなどナリーグは最近、バランスのとれた好打者が次々と誕生しているが、ゴールドシュミットは一回りスケールが大きい。

オールスターも当確で、ホームランダービーに出る予定だという。

この選手が、ナリーグ、MLB最強打者にのし上がる日も近いだろう。A-ROD、プホルズなど少し前の大打者が色あせて見える。MLBの新陳代謝はまことに早い。


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