ニューヨーク・ヤンキースは弱い。しみじみそう思う。黒田が失点のたびに顔を曇らせるのは、それが分かっているからだろう。
ボルチモア・オリオールズは元気は良いが、強いチームとは思えない。早打ちで、走者を進める打撃はしない。しかし「振ったら入る」あっけなさがある。

kurodai-20130630


1回、黒田は制球がやや定まらない。売出し中のマチャードは高めに浮いたスライダーを左翼席に。他は三者凡退。

2回、表に味方が1点取ってくれる。
先頭のクリス・デービス(ただ今本塁打王)がまた左翼に。ゴルフの打ちっぱなしのようだ。制球が定まってきた。


3回、1死からマクラウスがカーブを右翼へ。これもゴルフのよう。マチャードには二塁打を打たれるが、後続を断つ。

4回、黒田は落ち着きを取り戻して、3三振。キレがある。

5回、いつもそうだが、この頃から黒田は腕の振りが良くなり、急速が増す。1安打されるも危なげなし。

6回、味方が1点差。カノの一発。黒田は緩いカーブを有効に使い、三者凡退。

7回、連打されたところで降板。99球、ローガンが犠飛を打たれて4点目の自責点。



調子は悪くなかった。しかし少しでも甘いと簡単にスタンドにもっていかれる。味方の援護も乏しい中で、黒田には気持ちのゆとりもなかったのだろう。

イチローは3連戦で1安打と調子を落とす。ヤンキースは本当にポストシーズン進出を失うかも知れない。


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