2年連続のオールスター選出が決まった。ダルビッシュは平然としているのだろうが。相棒はソト。
ヒューストンは初戦で「あと一人で完全」を演じたが、前回登板は勝ったものの自責点3。決してカモではない。

Dar-20130706


1回、例によって制球が乱れる。前の試合からダルはスライダーを決め球にしない。ウォーレスを歩かせたが、三者凡退。

2回、パレイデスに安打を打たれるも抑える。バーンズとドミンゲスを連続三振。2シームの小さな変化が有効だ。

3回、コントロールが定まってきた。ウォーレスに二塁打を打たれるもうるさいカストロをスライダーで仕留める。

4回、2死一塁で7番バーンズに一発を喰らう。甘く入った球を運ばれる。やや調子を落として対した印象。

5回、2死からウォーレスにカットボールを投げ続けるが、ストライクが入らなくなる。カストロの安打を挟んでペーニャも歩かせる。最近のダルは中盤からカッターを決め球にする傾向があるが、この球の精度が悪い。
満塁からクラウスが甘く入ったスライダーを右前へ、4失点。

6回、ダルはスライダーを決め球にして三者凡退。
この裏、ヒューストンのポーター監督は好投のクーヘルが走者を出すと降板させる。あとにろくな投手がいないのに、交替させる。この監督はこういう愚を何度も繰り返す。
果たしてソトに一発が出て同点に。拙攻が続いたテキサスだが、ダルの黒星を消した。

7回、ダルは勇躍マウンドに上がったがスプリッターが入らず四球。ここでワシントン監督がマウンドへ。交替。結果的にこれも「愚」だった。このところ失敗続きのロスがカストロに一発を浴びる。



この後両軍点を取り合ったが、情勢は変わらずダルに負けがつく。

結果論を言っても仕方がないが、点を取られるにしてもダルが7回を投げ切るべきだったと思う。


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