シアトル・マリナーズ=SEAのスプリングトレーニングが始まる。投手陣は今日から、野手陣も現地18日から。日本での開幕戦が3月28日になったために、他チームよりも早くなっている。
イチローや岩隈久志にとっては、調整の時期であり、トレーニングやエキシビションゲームを通じて体調をベストに持っていく時期だが、川崎宗則にとっては、開幕戦にベンチ入りできるかどうかを賭けた、過酷な戦いだ。

昨日時点で、SEAのスプリングトレーニングに招待された内野手は4人。
もちろん、メジャー契約の内野手も、外野手など他の打者もライバルではあるが、当面はこの4人の競争に勝たねばならない。数字は昨年の成績。川崎以外の3人はスイッチヒッター。

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ニック・フランクリンはMLBの経験はない。2009年のSEAドラフト1位であり、トッププロスペクトだ。昨年はルーキーリーグからA、AAとステップアップ。AAAを経験せずにMLBに挑戦することになった。ミートがうまく、マイナーでは長打も見せた。二塁と遊撃。川崎と完全に重なっている。チームとしては近い将来、二塁のダスティン・アックリーと二遊間を組ませたい選手だ。

SEAは1日にカルロス・ギーエンとマイナー契約。イチローがSEAにデビューしたころの正遊撃手。中距離打者で内外野を守り、オールスターに3度出場。歴としたスター選手だ。しかしここ4年は1000万ドル超もの年俸を取りながら、腰痛に悩まされデトロイト・タイガース=DETの不良資産化していた。FA後、オファーがなかったがここへきて、SEAが格安で契約したのだ。ブランドでいえば当確ではある。しかしまともに動けるかどうか。内野手登録だが、外野で使われる可能性もある。

ルイス・ロドリゲスは内野のユーティリティとしてMLB6年のキャリア。レギュラーになったことはないが、内野ならどこでも守ることが出来、堅実だ。しかも60万ドル前後と年俸は安い。

そして川崎。守備で見劣りしてはいけないのはもちろんだが、それ以上に打撃でいいところを見せなければならない。チームプレー以上に、目立つプレー。特に足を見せつけてほしい

川崎の背番号は52ではなく61。4人に与えられた背番号を見ると、MLBでは特別の場合を除き、背番号とステイタスはあまり関係がないことがわかる。

スターとして悠々と調整をしてきたソフトバンクのキャンプとは天地の隔たりがある。しかし自身が望んで進んだ道である。本当のライバルはニック・フランクリンになるだろうが、何が何でも勝ち抜いてほしい。怪我をしないのが第一だ。3月28日には元気に東京ドームに顔を見せてほしい。

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