ヨエニス・セスぺデスと言えば、WBCでは松坂から2安打(3/15)、キューバが手も足も出なかった岩隈から三塁打を打ったことが記憶に新しい(3/18)。ただ、この試合の4回、2死2,3塁から小笠原の飛球を落とし、先制点を許している。小柄、スプレーヒッターで足が速く、イチローに近い印象だった。
⇒報知新聞 蛭間豊章記者 記事
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WBCでは6試合24打数11安打2本塁打5打点.458。ベスト9に選ばれている。このときに24歳の若さ。
オークランド・アスレチックス=OAKは争奪戦の末にこのセスぺデスを4年3200万ドルで獲得した。
セスぺデスのキューバでの成績。Wikipediaに掲載されたデータを加工した。キューバのシーズンは年またぎになっている。



9シーズンで8度の3割。RC27は8に近い。WBCでも右左に安打を打ち分けていたが、ミートが非常に巧みなことが解る。また、年齢とともに長打力が身に付き、ついには2010年、打点、本塁打の2冠王になっている。四球が年々増えているのも注目される。
キューバではやることがなくなった、という感じで2011年シーズン終了後に亡命した。そして複数の球団の争奪戦の果てに、OAKと契約した。
キューバでは野球が国技になっている。選り抜きのスポーツエリートが集まって野球をしている。レベルは高いのだが、野球のスタイルは古臭い。投手は先発と救援を掛け持ちするケースが未だに見られる。力押しに押すタイプの投手が多い。またベテラン選手が幅を利かせ、30代半ばのおやじ選手が高打率を稼いでいる。その点、MLBのAAAにランクされているメキシカンリーグに似た部分がある。WBCで日本に2試合で11-0と相手にされなかったのは、野球の質が違ったからだ。ただ、素材の宝庫ではある。
キューバからのMLB入団と言えば、最近では松井秀喜と同時期にニューヨーク・ヤンキース=NYYに入団したホセ・コントレラス、一昨年、シンシナティ・レッズに入ったアロリディス・チャプマンが記憶に新しい。しかしコントレラスはMLBの野球になかなか適応できず、評価を大きく下げた。チャプマンは105マイルの速球で球場を沸かせているが、コントロールが悪く故障も多い。まだ本格的に稼働していない。
問題はMLBの野球への適応度だ。年を食った選手はキューバのスタイルからなかなか脱却できない。若いうちの移籍が望ましい。また、投手より野手の方が成功する可能性が高そうだ。
キューバ出身の最強打者は3020安打を打ったラファエル・パルメイロ。現役ではおなじみのユニエスキ・ベタンコートの925安打。アレスセイ・ラミレス、ユネル・エスコバーなどの若手もいる。セスぺデスは彼らよりも良い成績を上げるのではないか。
OAKはフランチャイズの移転が暗礁に乗り上げるなど、将来展望ができない状態だった。しかし先ごろ「マネーボール」のビリー・ビーンGMが2019年まで契約を延長。主力投手を放出するなど、リストラが進んでいたが、ここへきての大物獲得。何やら動きが慌ただしくなってきた。
これで、松井秀喜のOAK残留の目は完全になくなったのだろう。NYYもAJバーネットとの交換でDH要員の獲得を目指している。福留はかろうじて滑り込んだが、松井はいよいよマイナー契約の可能性が出てきた。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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オークランド・アスレチックス=OAKは争奪戦の末にこのセスぺデスを4年3200万ドルで獲得した。
セスぺデスのキューバでの成績。Wikipediaに掲載されたデータを加工した。キューバのシーズンは年またぎになっている。

9シーズンで8度の3割。RC27は8に近い。WBCでも右左に安打を打ち分けていたが、ミートが非常に巧みなことが解る。また、年齢とともに長打力が身に付き、ついには2010年、打点、本塁打の2冠王になっている。四球が年々増えているのも注目される。
キューバではやることがなくなった、という感じで2011年シーズン終了後に亡命した。そして複数の球団の争奪戦の果てに、OAKと契約した。
キューバでは野球が国技になっている。選り抜きのスポーツエリートが集まって野球をしている。レベルは高いのだが、野球のスタイルは古臭い。投手は先発と救援を掛け持ちするケースが未だに見られる。力押しに押すタイプの投手が多い。またベテラン選手が幅を利かせ、30代半ばのおやじ選手が高打率を稼いでいる。その点、MLBのAAAにランクされているメキシカンリーグに似た部分がある。WBCで日本に2試合で11-0と相手にされなかったのは、野球の質が違ったからだ。ただ、素材の宝庫ではある。
キューバからのMLB入団と言えば、最近では松井秀喜と同時期にニューヨーク・ヤンキース=NYYに入団したホセ・コントレラス、一昨年、シンシナティ・レッズに入ったアロリディス・チャプマンが記憶に新しい。しかしコントレラスはMLBの野球になかなか適応できず、評価を大きく下げた。チャプマンは105マイルの速球で球場を沸かせているが、コントロールが悪く故障も多い。まだ本格的に稼働していない。
問題はMLBの野球への適応度だ。年を食った選手はキューバのスタイルからなかなか脱却できない。若いうちの移籍が望ましい。また、投手より野手の方が成功する可能性が高そうだ。
キューバ出身の最強打者は3020安打を打ったラファエル・パルメイロ。現役ではおなじみのユニエスキ・ベタンコートの925安打。アレスセイ・ラミレス、ユネル・エスコバーなどの若手もいる。セスぺデスは彼らよりも良い成績を上げるのではないか。
OAKはフランチャイズの移転が暗礁に乗り上げるなど、将来展望ができない状態だった。しかし先ごろ「マネーボール」のビリー・ビーンGMが2019年まで契約を延長。主力投手を放出するなど、リストラが進んでいたが、ここへきての大物獲得。何やら動きが慌ただしくなってきた。
これで、松井秀喜のOAK残留の目は完全になくなったのだろう。NYYもAJバーネットとの交換でDH要員の獲得を目指している。福留はかろうじて滑り込んだが、松井はいよいよマイナー契約の可能性が出てきた。
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コメント
コメント一覧
過去のキューバ出身野手はトニー・ペレスやカンセコ等、大物打ちがいましたが、現在の選手は小粒ですね。強いてあげれば、ケンドリー・モラレスくらいでしょうか(マヌケな怪我が悔やまれます)。
今回の契約に関してはケチケチ球団が意外なほどの金額を提示しました。どういう風の吹き回しでしょう?
ところで、松井秀の就職浪人は当確のようですね。
まだキューバがカストロ政権下に入る前からMLBではキューバ出身の名プレーヤーが多く活躍していましたが、期待された割には対して活躍ができず、さびしく消えたプレーヤーも多くいるのです。
"若いうちの移籍が望ましい"、とありますが、元YankeesのOrlando Hernández投手のように32才になってからMLB入りして41才まで現役で通算90勝をあげたケースもあります。
一方 Liván Hernándezのように21才でデビューして通算174勝したようなケースもあります。
キューバ出身だからという理由であまりステレオタイプの評価はつけないほうがよいのでは、と個人的には思います。
http://weblog.hochi.co.jp/hiruma/2012/02/post-805b.html
WBCで日本に完敗したときは、こんなはずじゃないと思いましたが、
身体能力の高さだけは物凄いものがあります。
私はユリエスキー・グリエルのファンなんですが、
彼のプレーをMLBで観てみたいです。