これはだれの責任なのか、もはや責任論の領域に入りそうだ。ニューヨーク・ヤンキースは、アリーグ東地区4位、首位とは10ゲーム以上離され、5割割れ寸前。ポストシーズンは絶望的だ。
凋落の兆候はあるにはあった。ジーター、A-RODら中軸選手が高齢化し、衰えが目立ち始めた。また、タシェアラも故障がちだった。
働き盛りはカノくらい。あとは高給取りのベテランが幅を利かせている、という状態だった。
ヤンキースはここ数年、複数年契約の大物選手を基軸とし、そこにベテランだが評価の下がった選手をスポット的に起用して戦力を維持してきた
しかし今年は、肝心の大物選手が総崩れとなり、スポット的な選手だけでペナントレースを戦ってきた。しかし、スポット選手は所詮、下り坂の選手だ。イチローとガードナーを除く本来のレギュラー選手が復活しないまま、後半戦を迎え、気が付くと、他球団ではスタメン落ちしているようなロートル選手がラインナップに揃うようになった。
昨年と今年のヤンキース野手陣



今思えば、マーティンの引き留めに失敗したのも大きかった。一塁は数年前のトロントのキャプテン格だったオーバーベイ。しかし、もう終わった選手と思われてきた。
二塁のカノはやや昨年より成績が劣るが、これは他球団投手のマークが厳しいからだろう。
三塁は目も当てられない惨状。A-RODはともかく、ユーキリスが使えないとは。
遊撃は、もっと早く、ポストジーターを手当てすべきだったと言えよう。
外野ではスイッシャーの離脱も大きかった。イチロー、ガードナーの成績もややさえないが、この顔ぶれではまだましだと言えよう。
ヤンキースをお払い箱になったイバニェスがマリナーズに復帰して本塁打を量産、アンドリュー・ジョーンズ、ケイシー・マギーは楽天のオフェンスのエンジンになっている。さらにチャベスも今年は良い仕事をしている。
スポット補強を見ても、今季は不成績だったことがわかる。
これは、端的に言えばGM以下、フロントの責任なのではないか。複数年契約の大物選手の債権がかさむ中、贅沢税を恐れて積極的な補強をしなかった。さらに、若手の抜擢もないまま。フラッグシップディールでも、ソリアーノをとっただけ。
札束で横面を張って補強をするというヤンキース本来のやり方を中途半端にやめてしまったために、この球団はMLBでも最も魅力に乏しい球団になり下がりつつある。
ジラルディ監督に責任はない。彼は王道の采配を振るうのは得意だが、やりくりは下手なのだ。
A-ROD,タシェアラ、ジーターなど複数年契約の大物の「不良債権化」は進行するだろう。
しかしヤンキースは、タンパベイやワシントンの真似事はできない。やはり資金力にものを言わせて派手なチーム作りをすべきだろう。
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働き盛りはカノくらい。あとは高給取りのベテランが幅を利かせている、という状態だった。
ヤンキースはここ数年、複数年契約の大物選手を基軸とし、そこにベテランだが評価の下がった選手をスポット的に起用して戦力を維持してきた
しかし今年は、肝心の大物選手が総崩れとなり、スポット的な選手だけでペナントレースを戦ってきた。しかし、スポット選手は所詮、下り坂の選手だ。イチローとガードナーを除く本来のレギュラー選手が復活しないまま、後半戦を迎え、気が付くと、他球団ではスタメン落ちしているようなロートル選手がラインナップに揃うようになった。
昨年と今年のヤンキース野手陣

今思えば、マーティンの引き留めに失敗したのも大きかった。一塁は数年前のトロントのキャプテン格だったオーバーベイ。しかし、もう終わった選手と思われてきた。
二塁のカノはやや昨年より成績が劣るが、これは他球団投手のマークが厳しいからだろう。
三塁は目も当てられない惨状。A-RODはともかく、ユーキリスが使えないとは。
遊撃は、もっと早く、ポストジーターを手当てすべきだったと言えよう。
外野ではスイッシャーの離脱も大きかった。イチロー、ガードナーの成績もややさえないが、この顔ぶれではまだましだと言えよう。
ヤンキースをお払い箱になったイバニェスがマリナーズに復帰して本塁打を量産、アンドリュー・ジョーンズ、ケイシー・マギーは楽天のオフェンスのエンジンになっている。さらにチャベスも今年は良い仕事をしている。
スポット補強を見ても、今季は不成績だったことがわかる。
これは、端的に言えばGM以下、フロントの責任なのではないか。複数年契約の大物選手の債権がかさむ中、贅沢税を恐れて積極的な補強をしなかった。さらに、若手の抜擢もないまま。フラッグシップディールでも、ソリアーノをとっただけ。
札束で横面を張って補強をするというヤンキース本来のやり方を中途半端にやめてしまったために、この球団はMLBでも最も魅力に乏しい球団になり下がりつつある。
ジラルディ監督に責任はない。彼は王道の采配を振るうのは得意だが、やりくりは下手なのだ。
A-ROD,タシェアラ、ジーターなど複数年契約の大物の「不良債権化」は進行するだろう。
しかしヤンキースは、タンパベイやワシントンの真似事はできない。やはり資金力にものを言わせて派手なチーム作りをすべきだろう。
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コメント
コメント一覧
これで贅沢税回避は確定。
Aロッドのサラリー分を補強費に回せば、ローテーションピッチャー2人とレギュラークラスのサードくらい、十分補強できるでしょう。
あとは楽天・田中獲得に動くかどうか。ポスティングの入札金額は贅沢税の対象外ですから、本気で獲りにいくなら、こちらも十分狙えるはずです。
もちろん、土台となる、チームを背負っていく中心選手たちの高齢化は止め様がないので、いきなり強豪復活とはならないでしょうが、GMのキャッシュマンがお金の使い方さえ誤らなければ、来年はそこそこ持ち直すのではないかと個人的には思っているのですが。
スイッシャーはどうなんですかね?ムードメーカーとしては、いなくなったのは痛いですが。
如何せん、黒田一人しか頼れない先発、カノーしか期待できない打線ではそれ以前の問題で、このメンツで五割をキープしてることが、それこそジラルディの手腕かと。
それからやはりジーターの存在の大きさですね。ジーターがいなくなったらヤンキースは本当に低迷期になりそうです。
メッキがはがれるのは計算の内だったのでしょうが、怪我人の「復帰→再DL入り」の連続は計算外だったのでしょう。
誰の責任かと問われれば、「GM」ってことになるのでしょうが、与えられた条件下で人事は尽くしたように思えます。
今後もベテランコレクションを続ける予定ならば、コンディショニング面(怪我防止、パフォーマンス向上)でも最高の人材をそろえるべきでしょうね。(・・・その、現状をよく知らないのでえらそうなこと言えないのですが)
他の方も言及されていますが、「怪我人の『復帰→再DL入り』の連続」については、メディカルスタッフやトレーナーの責任を問う声はないんでしょうか。
不十分な状態でGOサインを出した挙句、再び怪我をして離脱、なんてことになったら、もうそれは監督やコーチはおろか、GMにもどうしようもありませんからね。
他の方もおっしゃってますが、やりくり上手の間違いではありませんか?
リーグで下から二番目の打線でありながらよく5割を保っていると思います。
勝つときは僅差で逃げ切るというやりくり上手の監督の面目躍如ではないでしょうか?
イチロー、オーバーベイ、ウェルズ、ハフナー、というポンコツ?を騙し騙し使いながら主力が戻る後半からの巻き返しを狙っていたと思いますが、その主力がなかなか戻って来なかったり、直ぐに怪我をしたりでこれではさすがのジラルディも苦しくなるでしょうね。
rWAR2.4、fWAR1.8。並みのレギュラー級より、青木より、スウィッシャーより、イバニェスよりずっと上の十分優秀な数字を出してるイチローがポンコツ?
2012 松井秀喜 .147 OPS.475 rWAR-1.3 fWAR-1.1
ポンコツっていうのはこういうのを言うんだよ、低脳くんw
やくざみたいに、人のブログでけんかをふっかけるのはやめていただきたい。
楽しかるべき野球談議を、小学生の喧嘩レベルに貶めるのは、野球ファンの所業ではない。
そういう見方もあるでしょうね。ただスタメンを引っ込めるのが遅かったりするので、私にはそういう印象がありました。
あっちに注意したらどうです?
事実関係ではなくて、物の言い方とか、相手へのリスペクトとか。そういうのがどうでもいいと思っているのなら、ここに書き込みしていただきたくない。
世の中にはそういうひともいるわけです。その意見も尊重されるわけです。許したうえで議論をしましょう。
ありがとうございます。以下のブログをお読みください。
http://baseballstats2011.jp/archives/12404154.html
また今シーズンについて言えば確かにスウィッシャー、マーチンを引き止めなかったのは痛いですが、中期的に見れば正解だと思っています。
投手に関しては頭数は揃っているし、外野、捕手には使えそうなプロスペクトがいるので、先行きには私はそれ程悲観していません。でもジーター、リベラ、A-RODの代わりになる選手なんてどこにいるのでしょう?
よくわかりました、ありがとうございます。
イチローをひたすら日々応援します。年齢を考えたら今の内容は充分立派と思います。費用対効果も相応と、ニューヨークの新聞にありました。
過去凄すぎると今がポンコツっていう感覚もありますよね、ファン以外の方は。理解しました。
どういうスパンで見るかで変わってきますね。NYYは低迷期を何度もクリアしていますから、長いスパンで見れば有望なのは同意。
どんな選手に対しても「ぽんこつ」というのは良くないでしょうね。
恐らく、選手生命晩年に近づき試合に出ずっぱりだと疲れが中々抜けずパフォーマンスが落ちやすい、といった"使い方に制限が多いベテラン選手たち"を騙し騙しやりくりしながら使っていると言いたかったんでしょうけれど。
さて今シーズンのNYYフロントの挙動についてですが、自分も長い目で見れば悪くは無いなと思うのですが、結局のところジーターの後釜がどうなるかですよね……
それもショートのレギュラーとしてのジーターとキャプテン
としてのジーター両方の。
年俸を抑えることに成功して「さぁ!補強の時間だ!」となり、スーパースター集団を作ったとして、果たしてまとめることはできるのか。
大補強でアクが強いスタープレイヤーだらけになっても、チームがギリギリの所でバラけなかったのは、怪我なくチームの顔として存在し続けたキャプテンの力が大きいように感じています。
カノーは……多分そういうタイプじゃないですよね?
それとも生え抜き集団に?
図星過ぎたかな?
恋は盲目と言いますが、イチローファンは特にその傾向が強いようで、「低能くん」などという上品な言葉を惜しげもなく使ってくれます。
私のようにイチローにはそれほど大きな思い入れのないMLBファンから見れば、客観的にみて3年前からイチローはポンコツですよ。
チャンスでランナーは返せない(27打点)、さりとて出塁率は低い。
守備だって肩はいいけど守備範囲はガードナーに及ばない。
今の打線からカノーが抜けたら大変だけど、イチローなら代わりはいくらでもいる・・・・というのがイチローファンにとっての辛い現実です。
それでもファンなら応援し続けなければいけないし、イチローもベストを尽くすでしょう。
どんな選手でも最後はポンコツになって去っていくんですよ、松井も野茂もそうでした。
ポンコツぶりを暖かく見守るのもいいんじゃないですか。
自分のようなMLBファンが客観的って自分で言いますか…。
優先してガードナーがここまでってくらい走り回って、取りまくってますけど、
イチローがセンターに入ってるときには、負けず劣らず同じようにイチローが走り回って、ワイドに守備してますよね…
「図星過ぎたかな」って(笑)
UZRもDRSも+10以上だし、打撃は衰えたけど守備走塁は依然トップレベルで総合的に見てもWARの通り標準以上っていうのが、間抜けの主観とは違う客観的な評価だろうね。
足りない頭で適当なこと言う前にもうちょっとデータ見た方がいいんじゃないの?
知識はあっても、あなたは野球ファンではないと思います。単に自己愛の強い議論好きかと。
選手や議論する相手にリスペクトすることなく、滔々と語っておられる。
ネットの中でしか生きることができない仮想の存在ですね。
当サイトを荒らさないでいただきたい。幼稚な言い合いは、どこか別のところで。
イチローはチャンスで打てないに反論できないのは、ファンとしては悔しいところです。
ジラルディは、ベテラン大物を使う手腕は長けていますよね^^
イチローが不調の時も使い続けてくれたし、ハフナーも不調時にもちゃんと使っていました。
lこれからも、ウエルズ他のベテランを腐らせないようバランスをとりながらうまく起用していくころでしょうね!
松井がワールドシリーズMVPになった頃には、カノ、ヒューズ、チェンバレンと、優秀な若手が台頭し、黄金期到来か?なって言ってたのに、うまくいなかいもんですね。
悪の帝国が崩壊してゆく最後の最後でのマイアミ狂想曲でチームイメージはドン底。
再び強豪への土台作りの妙手はマー君、しかないと思います。
このレベルの投手をいかに効率良く揃えるかが勝率に反映する中で
失効したポスティングをどう処理してマー君を釣り上げるのかヤンキースのお手並み拝見。
惜しむらくは落日の帝国にイチローが最後の一花を求めた事。
まさかジーターの骨折から始まった崩壊のスピードがこんなに早いとは、あの時前の回でサヨナラ勝ちしていればこんな事にならなかっただろうにと悔やんでしまう。
こうなって望むのは次の時代の礎にイチローの活躍が少しでも寄与する姿に期待。
どうやって立て直していくのか。ポストジーターがこれほど難しくなるとは。彼がレギュラー定着したときは各チーム毎年一人くらいの頻度で出現する好選手レベルと思っていました。
キャプテンシーに加え、毎年コンスタントに200安打プラス勝負強さ。このレベルは育てるというより育ってくるのを待たねばならないのでしょう。
ゲーリッグ、マンソン、マティングリーと時代が重なることはなかったのでしばらくは暗黒時代を覚悟せねば。
「ガードナーとイチローが出塁してカノーが返す。2イニング待って、また繰り返すんだ。」
記事の内容からは若干逸れますが、Facebookで知人が紹介していたNY Times紙のグラフィックを先ほどみて、広尾さんの本記事を思い出しました。ヒット数と年棒を軸にして、チーム平均および各チームの高額年棒選手上位10人をグラフに落とした図で、NYYの不良債権化(?)が読み取れます。他チームの選手データも載っており、比較しながらじっくりみると興味深いです。お時間のある時にでも御笑覧いただけたらと思います。
http://www.nytimes.com/interactive/2013/08/02/sports/baseball/bang-for-your-buck.html
コメントする機会が少なくて申し訳ありませんが、自宅・勤務先・出張中などアクセス場所を問わず、いつも楽しく読ませてもらっています。ぜひこれからも頑張って下さい。
コメントしたことをすっかり忘れていましたが、今久しぶりに見なおしてみると聞き捨てならない返信があることに気づき、超遅レスになりますが一言言っておきます。
この25のコメントは私のコメントに対する返信で間違いないでしょうか?
私はそれまでこの記事に2つしかコメントしてません、そこからどうして自己愛が強いとかネットの中でしか生き残れないとかわかるのでしょうか?
自分が何を書いたかわかっていますか?これは大変な侮辱です。
私のコメントは別に貴方を非難したものではないしそんな気もありません、ましてや貴方を中傷したり人格を傷つけるようなことも書いていません。
私のコメントに気に入らない部分があればそれに対する反論を書けばいいだけで、人格攻撃までする必要はないでしょう。
スポナビの第一回の記事から長く愛読させてもらってきた読者として、不愉快でショックを受けましたし、大変残念に思いました。