関西と関東を往復し、ときどき長野県や滋賀県などにも立ち寄って日々をすごしているが、骨身にしみるのは大都市圏の暑さだ。コンクリートの照り返しが酷暑の元凶なのだ。
恒例、オリックス・バファローズの「夏の陣」に行ってきた。前売り券は早々に売り切れ。赤紫色のユニフォームと同じデザインのTシャツがついていたからだろう。
そこで当日券売り場に並んだ。10時過ぎにいったら「11時半から売り出します」と窓口の女性がすまなさそうに言う。直射日光をさえぎるものとてない京セラドーム。熱中症で死者が出るぞ、とも思ったが、球場周辺ではチアガールが踊っていたりする。
そういう人は返って倒れたりしないのだ。

あまりの暑さに並ぶのを断念して、ドーム内のスペースでブログを書いて時間をすごす。オリックスはここ数年、満員になったことはない。それはわかっているのだが、今日は野球史を研究している大学生の齊藤亮太君を誘っているのだ。万が一でもチケットが取れなければ面目ない。
果たして11時30分になっても行列はほんのわずかで、すぐに買えた。
食事をしてドームに。さすがに冷房がよく利いている。甲子園ではかんかん照りのなか、みんなかんかんになって野球をしているが、猛暑の季節はやはりこういうところで野球をしたいし、見たいものだ。
レスリー・アニマルの死を悼んで息子が始球式。なかなか良い球を投げた。

対戦相手は西武。投手はオリが前田、西武が牧田。私はアンダースローが好きなので、牧田のフォームに注目する。


この試合ではっきり思ったのは、シーズン当初とは異なり、バットを思い切り振っている選手が多いこと。球に逆らわない、技あり的な安打ではなく、パンチショットのような低い弾道の鋭い当たりが多い。
オリックス、西武とも外野陣は優秀だから、ほとんどの打球は安打にならない。私たちは比較的グランドに近い席で見ていたのだが、鋭い打球が疾走するグラブに収まるのはなかなかの見ものだった。
反対に投手陣はさえない。前田は球数が無駄に多い。牧田は球が甘く、安打をよく打たれる。
統一球の「微調整」に端を発する打高投低の影響が出てきているな、と思う。
前日にNPBに復帰したフェルナンデスは、とにかく結果を出そうと振り回している。

オリは前田が4回で降りたあとに比嘉が上がる。これがなかなか小気味良い。2回を完全に抑えた。
牧田は7回1死まで投げたが、ここで石井一久が登板。あと1ヶ月で40歳になる。大きな背中だが、肉はだぶついている。焼肉の食べすぎではないか。球速は130km/hそこそこ。制球も悪く、2人を歩かせて1死でマウンドを降りる。何のためにあがったのかという感じ。

オリは佐藤達が150km/h超の快速球で西武打線を抑え込んだ。
西武は1点差で大石達也が上がったが、この投手が誤算。安達に一発を浴びるなど4失点。調子の悪い投手はマウンドで落ち着きがないし、無駄球も多い。
8回で決定的な差がついた。
9回は平野が上がったがこれも冴えず、1点を失った。
この試合で感じたのは、暑い季節にもかかわらず、選手の動きが非常によいということだ。守備でも打撃でもきびきびしたプレーが多かった。
オリックスは7回に、一塁と三塁の走者が呼応したダブルスチールを試みたが、この一瞬のプレーは実に見ごたえがあった(原拓也が負傷したが)。
相変わらず応援団がうるさかったが、それでも好プレーに場内がしばしば沸いた。
違和感があったのは、試合に出ていない坂口とT-岡田が、オリックスの顔としていろいろな告知で画面に出てくること。何とかすべきではないか。
明日の「野球好きニュース」では観客動員が増えていることが話題になるはずだが、その一因には好プレーが増えて、試合が引き締まってきたことをあげてもよいのかもしれない。
齊藤君も私も一度もトイレに立たず(昼、中ジョッキを飲んだのにもかかわらず)。
野球好き同士で試合を見ることで、より野球観戦は面白くなるものだ。
齊藤君、また行きましょう!
齊藤 亮太 職業野球があった
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/yoshiro/
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひ、コメントもお寄せください!
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そこで当日券売り場に並んだ。10時過ぎにいったら「11時半から売り出します」と窓口の女性がすまなさそうに言う。直射日光をさえぎるものとてない京セラドーム。熱中症で死者が出るぞ、とも思ったが、球場周辺ではチアガールが踊っていたりする。
そういう人は返って倒れたりしないのだ。

あまりの暑さに並ぶのを断念して、ドーム内のスペースでブログを書いて時間をすごす。オリックスはここ数年、満員になったことはない。それはわかっているのだが、今日は野球史を研究している大学生の齊藤亮太君を誘っているのだ。万が一でもチケットが取れなければ面目ない。
果たして11時30分になっても行列はほんのわずかで、すぐに買えた。
食事をしてドームに。さすがに冷房がよく利いている。甲子園ではかんかん照りのなか、みんなかんかんになって野球をしているが、猛暑の季節はやはりこういうところで野球をしたいし、見たいものだ。
レスリー・アニマルの死を悼んで息子が始球式。なかなか良い球を投げた。

対戦相手は西武。投手はオリが前田、西武が牧田。私はアンダースローが好きなので、牧田のフォームに注目する。


この試合ではっきり思ったのは、シーズン当初とは異なり、バットを思い切り振っている選手が多いこと。球に逆らわない、技あり的な安打ではなく、パンチショットのような低い弾道の鋭い当たりが多い。
オリックス、西武とも外野陣は優秀だから、ほとんどの打球は安打にならない。私たちは比較的グランドに近い席で見ていたのだが、鋭い打球が疾走するグラブに収まるのはなかなかの見ものだった。
反対に投手陣はさえない。前田は球数が無駄に多い。牧田は球が甘く、安打をよく打たれる。
統一球の「微調整」に端を発する打高投低の影響が出てきているな、と思う。
前日にNPBに復帰したフェルナンデスは、とにかく結果を出そうと振り回している。

オリは前田が4回で降りたあとに比嘉が上がる。これがなかなか小気味良い。2回を完全に抑えた。
牧田は7回1死まで投げたが、ここで石井一久が登板。あと1ヶ月で40歳になる。大きな背中だが、肉はだぶついている。焼肉の食べすぎではないか。球速は130km/hそこそこ。制球も悪く、2人を歩かせて1死でマウンドを降りる。何のためにあがったのかという感じ。

オリは佐藤達が150km/h超の快速球で西武打線を抑え込んだ。
西武は1点差で大石達也が上がったが、この投手が誤算。安達に一発を浴びるなど4失点。調子の悪い投手はマウンドで落ち着きがないし、無駄球も多い。
8回で決定的な差がついた。
9回は平野が上がったがこれも冴えず、1点を失った。
この試合で感じたのは、暑い季節にもかかわらず、選手の動きが非常によいということだ。守備でも打撃でもきびきびしたプレーが多かった。
オリックスは7回に、一塁と三塁の走者が呼応したダブルスチールを試みたが、この一瞬のプレーは実に見ごたえがあった(原拓也が負傷したが)。
相変わらず応援団がうるさかったが、それでも好プレーに場内がしばしば沸いた。
違和感があったのは、試合に出ていない坂口とT-岡田が、オリックスの顔としていろいろな告知で画面に出てくること。何とかすべきではないか。
明日の「野球好きニュース」では観客動員が増えていることが話題になるはずだが、その一因には好プレーが増えて、試合が引き締まってきたことをあげてもよいのかもしれない。
齊藤君も私も一度もトイレに立たず(昼、中ジョッキを飲んだのにもかかわらず)。
野球好き同士で試合を見ることで、より野球観戦は面白くなるものだ。
齊藤君、また行きましょう!
齊藤 亮太 職業野球があった
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コメント
コメント一覧
>坂口とT-岡田が、オリックスの顔としていろいろな告知で画面に出てくること
これはどの球団でも苦労するでしょうねえ・・・
オリの場合、他にパッと名前が出て認知されている選手といったら
イ・デホくらいでしょう。
とは言え何かの告知でしたら喋ってもらわないけませんし・・・
パンチ佐藤みたいな選手がいたら便利なのですがね(笑
実は私もこの日、友人と共に試合観戦に来ていました。
大石ちょっと厳しいですね。大学時代の輝きを取り戻せていないのでしょうか。